宇宙空間からの撮影を実現する超小型人工衛星『EYE』の打ち上げ日が決定
~宇宙を身近に感じられる世界初※1の撮影体験 2023年春頃提供開始~
ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、宇宙から地球や星々を撮影できる超小型人工衛星『EYE』(アイ)が米国東部時間2023年1月3日に米国・フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍施設にて打ち上げが行われることを発表します。本衛星は、ソニーが国立大学法人東京大学(以下、東京大学)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)とともに推進する「STAR SPHERE」プロジェクトのもと、開発を進めてきました。また、2023年春頃から世界初※1となる宇宙からの撮影体験の提供を開始する予定です。
※1:ユーザーが人工衛星及び搭載されたカメラを操作できるサービスとして。(2022年12月31日 広報発表時点)
※1:ユーザーが人工衛星及び搭載されたカメラを操作できるサービスとして。(2022年12月31日 広報発表時点)
- 超小型人工衛星『EYE』について
これまで、数々の人工衛星が、科学的知見の獲得や社会の安心・安全、利便性向上を目的に打ち上げられてきました。『EYE』は、新たなアプローチとして、宇宙から自分で撮影する体験を提供することにより、多くの人々の心を豊かにする目的で打ち上げられる人工衛星です。STAR SPHEREが打ち上げる人工衛星は、宇宙から地球や星々を見つめ、新たな気づきを得られる視点となることを願い『EYE』と命名しました。
- 撮影サービスついて
宇宙撮影ツアー
著名人などの特別ゲストやソニーがおすすめの衛星軌道をツアー形式で案内するサービスです。特定の衛星軌道の魅力や見どころなどの説明を含め、コンテンツ毎のシナリオに沿って、宇宙旅行に参加しているような体験を提供します。撮影条件となる衛星軌道やカメラワークは予め決められており、ユーザーはそのうち10分間程度の中から好きなタイミングでシャッターを押すことにより静止画を撮影することができます。ユーザーは、任意の日付やゲストを基にツアーを選択することが可能です。
宇宙撮影プレミアム
『EYE』が地球を一周する約95分間の中から任意の10分間、カメラワークを全てユーザーが指定し、静止画や動画を撮影できるサービスです。ユーザーは、被写体、カメラワーク、カメラ設定を自由に設定することが可能です。
このほか、撮影体験を活用した、現代芸術作家杉本博司氏を始めとした国内外のアーティストやクリエイターとの「宇宙視点の芸術」の創作活動や様々な企業との協業に取り組むことで、新たな価値観や感動体験の創出をさらに拡大していきます。
- 人工衛星EYE 打ち上げライブ配信
打ち上げの様子の他、これまでのプロジェクトの軌跡や今後の展望など紹介します。
日時:2023年1月3日23:15~
配信先:STAR SPHERE公式YouTubeチャンネル
URL:https://www.youtube.com/watch?v=6VbG-P9j438
※配信開始時間は変更になる可能性がございます
- STAR SPHEREとは
ソニーがJAXAの協力のもと、東京大学とともに開発した超小型人工衛星『EYE』はソニー製カメラを搭載し、操作シミュレータを用いることで、ユーザーが意図したカメラワークで地球や星々を撮影することができます。今後は撮影体験を一般向けサービスとして提供するほか、撮影体験を活用した、アーティストやクリエイターとの「宇宙視点の芸術」の創作活動や様々な企業との協業に取り組みます。本プロジェクトは、「宇宙の視点」を発見することを通して、新たな価値観や感動体験の創出を目指すとともに、地球・環境について学ぶ機会を提供します。
- 関連URL
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/starsphere/
STAR SPHERE公式Twitter
https://twitter.com/STARSPHERE_Sony
STAR SPHERE公式YouTube
https://www.youtube.com/@sonystarsphere643
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