写真家 山田耕熙の大規模個展が代官山ヒルサイドフォーラムにて開催
インド・ランタンボール国立公園に広がる豊かな生態系を舞台に、野生の虎の生息地保全と地球環境の未来を考える
2025年4月26日(土)-5月17日(土)まで、代官山ヒルサイドフォーラムにて
「Nahar − Ranthambhore(ナハール ランタンボール)」を開催いたします。
展覧会タイトル:Nahar − Ranthambhore
アーティスト:山田耕熙|Koki Yamada
会 期:2025年4月26日(土)-5月17日(土)
時 間:10:00‒20:00(最終日は17:00まで)
休館日:無休
入場料:無料
会 場:代官山ヒルサイドフォーラム
(150-0033 東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟1F)
アクセス:東急東横線「代官山」駅下車 徒歩3分
東急東横線・地下鉄日比谷線「中目黒」駅下車 徒歩7分
JR山手線・JR埼京線・地下鉄日比谷線「恵比寿」駅下車 徒歩10分
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◾️展覧会概要
山田耕熙の個展「Nahar − Ranthambhore(ナハール ランタンボール)」を代官山ヒルサイドフォーラムにて開催いたします。
本展は初の大規模個展であり、長年取り組んできたシリーズの集大成となるものです。また、展示作品も収録される初の大型写真集出版に向けて、制作が進行中。「人と野生動物たち、一緒に未来へ」と語る山田の言葉にもあるように、自然と人間の共存について深く問いかける内容となります。
展覧会の中心に据えられるのは、インド・ランタンボール国立公園で撮影された「野生の虎」の存在です。現地の人々が「Nahar(ナハール)」と呼ぶ食物連鎖の頂点に立つベンガルタイガーは、この地域において生態系の均衡を保つ象徴的な存在であり、同時に観光資源として地域住民の生活とも密接に関わっています。一方で、虎をめぐる問題は生態系の保全だけにとどまらず、増加する人口や観光地化による自然環境の変化、さらには保護区の維持に伴う課題など、現代社会が直面する複雑な環境問題をも同時に浮き彫りにしています。
ランタンボール国立公園は、かつてジャイプールのマハラジャの狩猟地でしたが、1955年に保護区、1980年に国立公園として指定されました。現在では、保護活動によって虎の個体数は回復しつつあるものの、人間との新たな問題も生じています。本展では、山田がランタンボールで撮影した写真や映像作品を通じ、虎を取り巻く環境とそこから見える様々な社会問題に焦点を当てて考察します。
また、本展が10世紀頃の要塞遺跡を包みこむように再生する森や、湖畔に生息する野生動物の豊かな生態系を提示すると同時に、偉大な捕食者である虎の生息地を守ることが、地球全体の環境保全や私たちの未来にどのように関わるかを考えるきっかけとなることを願います。
山田が撮影した、虎とその棲む世界の美しさ、儚さ、そして力強さが、私たちに自然との新たなつながりを見出すきっかけを与えることでしょう。
◾️オープニングレセプション
日 時:2025年4月26日(土)17:00‒20:00
会 場:代官山ヒルサイドフォーラム
◾️アーティストトーク
山田耕熙と作品制作に協力した表具師 井上雅博氏が、作品の前でその制作や裏話についてお話します。
* 本イベントは立ち見でのご参加となります
同日2回開催 各回約30分程度
日 時:2025年4月27日(日) ①14:00- ②17:00-
会 場:代官山ヒルサイドフォーラム
登壇者:山田耕熙(写真家)、井上雅博(表具師|井上光雅堂)
定 員:15名(事前予約優先)
参加費:無料
申込先:https://forms.gle/gA3JvNzCKStJFhNE7
◾️写真集出版記念トークイベント
山田耕熙の初となる大型写真集について、制作チームとともに写真集に対する思いや制作秘話を語ります。
日 時:2025年5月2日(金)19:30-20:30
会 場:ヒルサイドカフェ(代官山ヒルサイドフォーラム内)
登壇者:山田耕熙(写真家)、中島雄太(アートディレクター/グラフィックデザイナー|YUTA Design Studio)新庄清二(編集|青幻舎)、築山万里子(Printing Designer|アサヒ精版)
定 員:30名(事前予約優先)
参加費:無料
申込先:https://forms.gle/xQaR4Fy6axuwrvvr5
◾️ギャラリーツアー
会期中、作家在廊時にはギャラリーツアーを実施いたします。
詳細はアーティストのWebをご確認ください。https://kokiyamada.jp/
◾️アーティスト
山田耕熙|Koki Yamada
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1979年生まれ。これまでに南極、北極、アラスカ、アフリカ、ガラパゴス諸島などで様々な生き物たちを撮影。「人と野生動物たち、一緒に未来へ」をテーマに、現在はインド・ランタンボール国立公園で野生の虎の姿を追い続けている。
主な展覧会に「The Land of Tigers」富士フイルムフォトサロン東京ミッドタウン・大阪・札幌巡回(2022年)、個展「ロイヤルベンガルタイガー-フラジャイルな存在-」富士フイルムフォトサロン東京ミッドタウン・大阪・名古屋・福岡巡回(2019年)などがある。「第8回 日経ナショナルジオグラフィック写真賞 ネイチャー部門」最優秀賞(2020年)受賞。時計ブランドIWC ウェブメディア「IWC THE JOURNAL」へ「人と野生動物たち、一緒に未来へ」Part 1 & Part 2(2021年)を寄稿。
主な出版物に、Photo Folio『The Land of Tigers』(2022年)、大型写真集『Nahar − Ranthambhore』(2025年)を出版予定。
Webサイト:https://kokiyamada.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/koki_yamada_photography/
◾️グッズ販売
会場ではエコバックやTシャツなどのオリジナルグッズを販売。
展覧会開催を記念した新作グッズも展開予定。
◾️大型写真集の販売
本展展示作品が収録された、作家初となる大型写真集を会期中に発売予定。
インド・ランタンボールで撮影した全約600点の作品を掲載。
購入方法は決まり次第、アーティストのWebサイトでお知らせします。
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