不忍池ほとりの路上に再びブックカフェ 地元と東大が連携した「ほこみち」の社会実験
11月末以降の6日間限定 歩道内の「三角広場」を活用
同研究会によるウォーカブルな不忍通りに向けたアクションとして「ほこみち社会実験『不忍通り"三角広場"日替りブックカフェ』」が開催されます。
東京都と警察の許可を得た公式な社会実験として、不忍通り歩道の余地となっている一角に、仮設の店舗と展示・滞留スペースが設置されます。2020年に創設されたばかりの新制度「歩行者利便増進道路(通称:ほこみち)」の指定を目指した取り組みとなります。
今回は、不忍通りの歩道上にある通称「三角広場」に着目。好評の「池のほとりの本のみち」シリーズ第2弾として、6日間限定で日替りブックカフェを営業します。オープン日は、2023/11/25(土)、26(日)、27(月)、12/2(土)、3(日)、4(月)の11〜17時を予定。ご来場の上、ぜひ一緒にお楽しみください。
■ 好評の「池のほとりの本のみち」シリーズ
不忍池とともにいきるまちづくりを掲げる「しのばずいけまち研究会」では、不忍池南側の広幅員道路・不忍通りを「クルマからヒトへ」の視点からリデザインできないかと考え、有志での調査・ビジョンづくりを進めています。研究会での議論を元に、2022年3月には「しのばずいけまち研究会コンセプトブック2021」が発行されました。
このコンセプトブックを踏まえたファーストアクションとして2023年10月に開催されたのが、不忍池ブックカフェ「池のほとりの本のみち」。週末の二日間、不忍通りの車線に一部交通規制をかけ、上野公園内のみならず不忍通りの車道上までを会場として初開催したイベント。森鴎外や池波正太郎ゆかりの地での文化的催しは大いに好評を博し、3,000人以上が来場するなど大きな手応えを得ました。
■ 第二弾は歩道上の「三角広場」活用社会実験
「池のほとりの本のみち」の第二弾は、第一回よりも小規模な形になるものの、道路管理者である東京都も巻き込んだ道路利活用推進の一環として、日常的に賑わいや文化情報発信できる小さな拠点をつくることを目指す社会実験となります。
歩道上の余地となっている「三角広場」を舞台に社会実験として日替りブックカフェを企画しています。期間中の土・日・月、ブックカフェ屋台がオープンし、池のほとりで温かいドリンクを飲みながら、日替わりで様々な読書を楽しむことができます。
地元は将来的にこの広場を、日常的に賑わいや文化情報発信の拠点としていくことを考えています。魅力あるパークサイド空間の実現に向けた、小さくて大きな第一歩となります。
■ 日替りで楽しめる青空ブックカフェ
本と雑貨と飲み物と、いろいろと。不忍池から最も近い古書店「古書ほうろう」さんや、花と植物、本を通して暮らしを豊かにがコンセプトの「SANT JORDI」さん、ご近所湯島でまもなく再オープン予定の「夜学バー」さんなどが日替わりでブックカフェを盛り上げてくださいます。
地元老舗のフードも特別にご提供予定。お近くの方は、出店者ごとの空間の使い方の違いも楽しみに、ぜひ覗きにお越しください。
■ 不忍通り"三角広場"日替りブックカフェ - 不忍通り「三角広場」におけるほこみち社会実験2023 -
<会期>
2023/11/25土,26日,27月、12/2土,3日,4月
<時間>
11:00-17:00
<場所>
不忍通り三角広場(十三や櫛店、伊豆榮本店前)
<公式URL>
https://www.ikenohata-nakacho.com/shinobazu-bookcafe-vol2
<備考>
※来場無料
※雨天および荒天時中止の場合あり
※本社会実験は東京都・警察の道路占用・使用許可を得て開催します
■ 主催者情報
主催:上野元黒門町会/しのばずいけまち研究会/池之端仲町商店会
協力:東京大学大学院都市デザイン研究室
後援:台東区
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