この度PlowDays株式会社はビオファーミング(⾃然栽培)で社会課題の解決を図る「ビオソーシャルプラットフォーム」を構築し、そのビジネスモデルに関する特許を取得致しました。

ビオソーシャルプラットフォーム〜⾃然栽培の普及に関する経済活動を通じた社会課題の解決〜

PlowDays株式会社

この度PlowDays株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:平⽥静⼦)は、ビオファーミング(⾃然栽培)を軸として社会課題の解決を図る「ビオソーシャルプラットフォーム」を構築し、そのビジネスモデルに関する特許を取得しましたのでご報告いたします。
  • ビオソーシャルプラットフォーム構築の背景
 2050年の脱炭素社会に向け温室効果ガスの削減が世界的に求められています。全排出量の約12%は農業分野が占めているとの分析があり、特に農薬肥料が与える環境への影響が⼤きな問題とされています。これに対する各国の取組みとして、2019年EUのFarm to Fork戦略では農薬使⽤を50%低減、2021年⽇本のみどりの食料システム戦略では農薬使⽤50%・化学肥料30%低減などが宣⾔されました。⼀⽅経済⾯の着⽬すべき社会課題として、相対的貧困層の増加や⽣涯賃⾦の減少があります。これらの問題は 今後さらに深刻化すると予測されます。これらの社会課題を解決するには、環境配慮型の農業と今後⼤きく伸びる市場でのキャリア形成の仕組みが鍵であると考えます。そこで、環境配慮型の農法であるビオファーミングの普及に関連する経済活動を通じてこれらの社会課題を解決するプラットフォームを構築しました。この度、そのビジネスモデルに関する特許の取得に至りました。

 
  • 本特許の概要
特許番号 第7198543号
登録日 令和4(2022)年 12⽉ 21⽇

 

 
  • ビオソーシャルプラットフォームとは



●ビオカスタマー:ビオファーミング関連商品の購⼊や講座などのサービスを受けることができる消費者
●ビオパートナー:ビオファーミング(⾃然栽培)の普及につながる経済活動を仕事として行い本プラットフォームの拡⼤に寄与するパートナー
●ビオファーマー:ビオファーミングで⽣産する農家
●ビオモール  :ビオファーミング関連商品を取り扱うECサイト

 これらを1つのプラットフォームにのせることで、それぞれが相乗効果で拡⼤する仕組みを実現しました。この仕組みをビオソーシャルプラットフォームと呼びます。
ビオソーシャルプラットフォームの活性化によって自然栽培の普及が進むので、農薬や肥料に起因する環境問題の解決につながります。また、ビオパートナーという制度は、今後大きな発展が予測される市場での社会課題解決型の仕事をコスト無しで始められる仕組みであり、将来性の高いキャリア形成の場を提供します。それによって、先述した経済面の問題の解決に寄与します。つまり、ビオソーシャルプラットフォームの拡⼤が、上に述べたような環境問題と経済問題という2つの大きな社会課題の解決につながります。
 
  • 現状と成果
 ビオパートナー向けに実施しているキャリアアップ研修では毎回数百名が全国から参加します(今月2月は4日~5日で1泊研修を実施)。研修による育成と活性化によって、ビオパートナーの活動で増えるビオカスタマーが年20%の増加率で拡⼤しています。ビオファーミングの認知と理解を深めるべく、ビオカスタマーには、毎月複数の地域で消費者教育を実施しています。認知度が低く農家⾃体を増やすのが難しいというビオファーミングの課題に対し、ビオパートナーやビオカスタマーから就農する流れを作り幾⼈ものビオファーマーを輩出しました。また就農⽀援や流通網確保などにより経済的に⾃⽴できるビオファーマーを育成しています。
 
  • PlowDays株式会社
 2018年設⽴。代表取締役社⻑ 平⽥静⼦。「全ての生命が輝く社会の実現」を目指し、環境問題や経済問題が特に重要な社会課題として注⽬されている現代においてこれらの解決を⼈材育成というアプローチで取組む会社です。社会課題を解決する起業家であるソーシャルアントレプレナーを輩出をしています。

▶PlowDays株式会社についてはこちらをご覧ください
https://plowdays.com/

すべての画像


会社概要

PlowDays株式会社

1フォロワー

RSS
URL
-
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都港区海岸2-6-31 日建ビル7階
電話番号
03-6809-5416
代表者名
平田静子
上場
未上場
資本金
-
設立
-