シンポジウム「戦争と人権、その先にあるもの」
ロシアのウクライナ侵攻開始から1年…愛媛県松山市にて、戦争と人権を考える集会を開催します。
一般社団法人ヒューマニタリアン・サポーツ(所在地:福島県二本松市 代表理事:木村 真三)は、2023年2月23日(木曜日・祝日)に愛媛県総合社会福祉会館(松山市)にて、シンポジウム「戦争と人権、その先にあるもの」を開催いたします。講師には国立重監房資料館部長で考古学者の黒尾 和久氏、名古屋大学名誉教授で宇宙物理学者の池内 了氏、愛媛大学名誉教授で教育研究者の山本 万喜雄氏の3名を迎え、ロシアのウクライナ侵攻開始から1年が経過した今、戦争と人権について語っていただきます。司会と進行は獨協医科大学准教授で放射線衛生学者の木村 真三が行います。当日はオンラインでも開催され参加費はいずれも無料。また福島県二本松市にサテライト会場を設置、同時視聴や質疑応答等での参加を可能と致しました。
ロシアのウクライナ侵攻開始から1年…
ロシアのウクライナ侵攻でウクライナの国権は踏み躙られましたが、国家主義化は第二次世界大戦当時の日本と重なってきます。昨年12月に二本松市で行ったシンポジウム「戦争と人権」では、国立のハンセン病資料館である重監房資料館の部長、黒尾和久先生と宇宙物理学者であり、科学技術社会論の第一人者である名古屋大学名誉教授の池内 了先生に講師をお願いし問題提起をいたしましたが、その解決策を提案しなければ、ただの絵に描いた餅となってしまいます。そこで今回は解決策を「教育」に見出し、新たな演者として地元愛媛で40年以上教育現場から市民とともに学びの場を作られてきた山本 万喜雄先生にも登壇していただき、3名の先生方のお話を中心に進めてまいります。後半には各講師がお話しされた内容について、フロアやZoomに参加された方々との質疑応答も予定しています。
- シンポジウム開催概要
イベント名:「戦争と人権、その先にあるもの」
開催日時:2023年2月23日(木曜日・祝日)13:30~16:00
開催形式:1.本会場(松山市)2.サテライト会場(二本松市)3.オンライン参加(zoom)を結んでのハイブリッド形式
開催会場:愛媛県総合社会福祉会館(多目的ホール)
会場住所:松山市持田町三丁目8番15号 TEL:089-921-5070
参加費:無料
定員:100名
主催:一般社団法人ヒューマニタリアン・サポーツ
サテライト会場(二本松市)について
※松山市での講演の様子を中継、大型スクリーンで視聴できます。
開催日時:本会場と同時刻に開催
開催会場:二本松市民交流センター 市民交流館2階 第二会議室
会場住所:福島県二本松市本町二丁目3番地1 TEL:0243-24-1215
参加費:無料
定員:30名
【zoom参加のお申し込み方法】
申込専用リンク(https://mail-to.link/m8/6wpgoy)
またはQRコードより必要事項を記入してお申し込みください。
ご登録いただいたメールアドレス宛に後日視聴用のURLをお送りします。
【お問い合わせ】
一般社団法人ヒューマニタリアン・サポーツ
ホームページ:https://fukushimacamp.com/
メールアドレス:support@fukushimacamp.com
- 【講師プロフィールと演題】
黒尾 和久(くろお かずひさ)先生 東京都大田区出身
国立重監房資料館部長。縄文時代の実証的集落研究。2000年に「旧石器遺跡ねつ造事件」が発覚。事件を契機に考古学史研究に着手し、考古学者の植民地支配・侵略戦争、国策との関わりを調査する過程で、同じ負の構造をもつハンセン病問題に出会う。現在、厚生労働省が「ハンセン病の患者であった者等及びその家族の名誉の回復を図るため」に設置した2館目の国立のハンセン病資料館である重監房資料館に勤務。
演題 「兵士は戦場へ、癩(らい)患者は療養所へ
池内 了(いけうち さとる)先生 兵庫県姫路市出身
天文学者、宇宙物理学者を経て、現在は科学技術社会論の専門家として、テレビ、新聞、雑誌等に登場する。名古屋大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。元日本学術会議会員として、菅義偉首相が、日本学術会議から推薦された会員候補者6人の任命を拒否する判断を下したことに対し、いち早く記者会見を行い学問への政治的介入に対し強く抗議。世界平和アピール七人委員会の委員、「九条科学者の会」呼びかけ人、新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会委員長。
演題 「国権と民権 そして日本国憲法の真髄」
山本万喜雄 (やまもと まきお)先生 愛媛県八幡浜市出身
愛媛大学名誉教授。1946年、愛媛県に生まれる。健康教育学専攻。都立高校(定時制)教諭を経て、1974年より2012年まで愛媛大学教育学部に勤務。この間4年にわたって教育学部附属養護学校校長を併任。朗読の会、ゆとろぎ会、まじめな会、農村健康問題懇談会など地域に根ざした健康教育、子育て支援活動に関わっている。
演題 地域に根ざした平和への微小行動、教育から「戦争と人権」を考える
- 【司会と進行】
木村 真三(きむら しんぞう) 愛媛県鬼北町出身
放射線衛生学者。科学技術庁放射線医学総合研究所、厚生労働省所管の労働安全衛生総合研究所を経て、獨協医科大学国際疫学研究室福島分室長・准教授。ハンセン病患者遺族として人権問題に関わることにより、通底する様々な問題を支え合う団体として人道支援団体を立ち上げる。
・主催団体、一般社団法人ヒューマニタリアン・サポーツ代表理事
・愛媛新聞「福島通信」隔月連載中
- 「一般社団法人ヒューマニタリアン・サポーツ」について
昨年2月、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、前身団体『ウクライナ難民支援基金ふくしまキャンプ』を設立。避難民の保護や日本語教育等、生活のすべてをサポート、同時にウクライナ本国へ防護マスクなどを送る活動を行う。2022年末の法人化後も医療器具や発電機を現地へ贈る等、積極的にウクライナ支援をしている。
ヒューマニタリアンとは人道(じんどう)すなわち人として守るべき道のこと、サポーツはサポート(助ける・支援する)の複数形です。私たちは、様々な困難を抱えた人たちを助けながら、共に活動するすることを目指します。
【団体概要】
法人名:一般社団法人ヒューマニタリアン・サポーツ
所在地:福島県二本松市太田字西勝内67番地
代表理事:木村真三
設立:2022年11月1日
ホームページ:https://fukushimacamp.com/
メールアドレス:support@fukushimacamp.com
【活動指針】
(1)人権の擁護と平和を推進する社会貢献活動
(2)難民・避難民や戦争孤児への生活援助及び自立支援活動
(3)原子力発電所事故による被害者への医療及び人的支援活動
(4)障がい者や社会的被差別者への自立支援及び雇用促進活動
(5)上記の目的を達成するために必要な事業活動(農業や農産物加工食品の製造販売事業)
【これまでの活動内容と実績】
昨年2月、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、ウクライナ避難民の受け入れ決意、3月に前身の任意団体『ウクライナ難民支援基金ふくしまキャンプ』を設立。資金調達の為、募金窓口を『NPO法人チェルノブイリ医療支援ネットワーク』(福岡県福岡市)に設置。避難民受け入れ住宅として福島県二本松市の農家住宅を借り受ける。4月5日に政府専用機で来日したウクライナ避難民女性の身元保証人となり、本人の希望による農業をしながらの暮らしや日本語教育等、生活のすべてをサポートした。この他にも福島県国見町に避難民として来日した高齢のウクライナ人女性には、金銭的サポートを現在も続けている。
昨年はウクライナ国立公衆衛生研究所へ防護マスクを送るため、現地のNPO法人を通して50万円を送金、10月に無事防護マスクが届き感謝状を賜る。今年1月には医療器具や発電機の購入費を現地へ届けるなど、精力的に活動を行っている。ウクライナ避難民受け入れのために、二本松市内に住宅2棟と市営住宅を2室、愛媛県にも1棟を確保、『出入国在留管理庁』に避難民の受け入れを昨年中に申請済。法人化後もウクライナ避難民支援を軸に、住居の提供をはじめ、農業を通しての就業支援や自立支援、日本語教育等の活動を行う。今後はウクライナに限定しない難民支援や障がい者支援も活動内容に盛り込み、幅広く人道支援活動を行う事とした。
- 団体へのご寄付について
お寄せいただいた大切なご寄付は難民支援をはじめとした社会貢献活動に限定して使用され、使途は公表されます。
銀行からのお振り込み
銀行名 大東銀行 支店名 二本松支店(支店番号 045)
預金科目 普通預金 口座番号 3011586
口座名義 シャ) ヒューマニタリアン サポーツ
ネット銀行からのお振込み
銀行名 住信SBIネット銀行(金融機関コード0038) 支店名 法人第一支店(支店コード106)
預金科目 普通預金 口座番号 1962759
口座名義 シヤ)ヒユ‐マニタリアンサポ‐ツ
皆さまの温かいご支援、ご協力をお願いいたします。
SNSでも情報発信中!
Twitter(ツィッター):https://twitter.com/fukushimacampInstagram(インスタグラム):https://www.instagram.com/fukushimacamp/
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