じゃんけんの表現をもっと自由に!三すくみをユニバーサルデザインする特許技術をボードゲーム作家が無償開放
三すくみ、五すくみが伝わる補助的デザインをゲームクリエイターが無償で利用できるように。
ガイドラインは下記WEBページに掲載しています。
https://hotdog.hungry.jp/patent-guidelines/
特許について
本特許は一言で言えば、グーチョキパーを使わずにじゃんけん(三すくみ)を成立させるカードデザイン手法です。
石・ハサミ・紙といった定番のじゃんけんモチーフ、火・水・森といった自然モチーフを使用せずに力関係を表現できるため、ゲームクリエイターが自由な発想で三すくみの世界観を構築することが可能に、また、五すくみなどの複雑な力関係も直感的に表現することが可能となりました。
ガイドラインについて
Hot Dogが所有する三すくみを実現するカードデザインの特許技術を、他のゲームクリエイターが無償で利用するためのルールを定めたものが今回のガイドラインです。ガイドラインの適用範囲内であれば、ゲームクリエイターは本特許のカードデザインを無償で利用することができます。
ガイドラインは主に、Hot Dogと同じような個人ゲームクリエイター・サークルに対してフォーカスした内容であり、企業等はガイドラインの適用範囲外となります。ガイドラインの適用範囲外の場合は、Hot Dogに別途ご連絡いただく必要があります。
ガイドラインの目的
本特許を広く利用してもらうことでHot Dogが考案した三すくみデザインを社会に周知させたい狙いがあります。
ゲームクリエイターの方々の、
「ゲームの世界観が独特すぎて、三すくみのモチーフが直感的ではない」
「ゲームシステム上の複雑な力関係を表現しきれない」
「カードの情報量が多すぎる」
などのデザイン上での課題の手助けになれば幸いです。
例えば・・・
◇三すくみのモチーフが直感的ではない、を改善
じゃんけんの古くはカエル・ヘビ・ナメクジで表現していたとされています。しかし現代においては、これらの力関係は直感的ではありません。馴染みのない世界観で伝わらない三すくみも、本特許のカードデザインを補助として利用することで伝わるようになる改善例を以下に示します。
◇五すくみなどの複雑な力関係を表現しきれない、を改善
五すくみなど複雑な力関係はプレイヤーが覚えられないという問題があります。本特許のカードデザインを用いることで視覚的にプレイヤーに力関係を伝えることが可能になるという改善例を以下に示します。
◇カードの情報量が多すぎる、を改善
情報量の削減についての一例として、本特許の要となるカードデザインを前面に押し出したHot Dog作の対戦カードゲーム「three」をご紹介します。世界観やモチーフを一切用いることなく、配色のみで三すくみを成立させる非常にシンプルなカードデザインに落とし込んでいます。詳細なルール説明、購入方法は下記WEBページに記載しております。
https://hotdog.hungry.jp/get-the-three/
ご案内
【ガイドライン】
ガイドラインは下記WEBページに掲載しております。
https://hotdog.hungry.jp/patent-guidelines/
【特許概要】
特許番号:特許第7201185号
発明の名称:遊戯媒体
特許登録日:2022年12月26日
(特許権者、発明者はHot Dogのメンバー2人の名義です。)
【サークル概要】
Hot Dogは2人で構成される、シンプルを目指すボードゲーム創作サークルです。
2021年11月リリースの「three」の開発のため発足。ゲームイベントなどでthreeの展示・販売をしています。
【本件に関するお問い合わせ】
Hot DogのWEBサイトのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
URL:https://hotdog.hungry.jp
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