AIキャラクター開発のEuphoPia、シードラウンドにて3700万円調達
EuphoPia株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:丹野 海、以下:EuphoPia)は、EastVentures、HAKOBUNEより合計3700万円の資金調達を実施しました。
資金調達の目的
EuphoPiaは、没入的な対話体験を至上とし、創業から約1年、AIキャラクターの表現や行動制御など、様々な検証を行ってきました。
ChatGPTの大衆化を皮切りに、AIキャラクターが急速にトレンドになりつつある現状で、EuphoPiaは今回の資金調達を以て蓄えてきた知見、技術を活かし、 当初より目標としてきたAIキャラクターのクロスプラットフォーム展開を実現するべく、それぞれAIキャラクターを主軸に据えた
・3DCG(VR)ゲーム
・モバイルアプリ
・AITuber
の並列展開を行います。
今後の展望
AIキャラクターは、人と比較した大きな特性として
「ユーザー一人一人との会話や出来事を漏れなく記憶する能力」
「任意の時点での分裂、収縮能力」
を備えます。
この能力は、クロスプラットフォーム展開において、初めの接点・登場がいずれにしろ、
キャラクターが必要に応じて特定の環境下に縛られることなく、個別のユーザーとの関係の継続的な発展を可能にします。
対話機会の多さによる関係発展の促進、その効果による相互理解の高度化とAI由来の課題解決能力が融合すれば、AIキャラクターはついに人以上に人に寄り添い、魅力的な体験を与えてくれると考えております。
今後提供されるサービスやコンテンツでは、このような実利や体験を実感していただき、全く新しい世界観を構築していきます。
代表取締役 丹野海 コメント
この度は、私及び弊社の目指す未来へ、確かな一歩を踏むことができたことを大変喜ばしく思っております。
当時、明確にトレンドになってはいなかったにもかかわらず、 年齢・経験共に浅い私の語る言葉を否定せず、投資を決定してくださったEast Ventures
Project Ivyのローンチ後いち早く目を付けてくださり、私の見据える未来に確かな理解と共感を以て投資を決断していただいた、HAKOBUNEの木村さん、栗島さん
には、ここで改めて感謝申し上げます。
頂いた資金は、魅力的な世界の実現のために限りなく有益に活用させていただきたく思います。
また、この発表を読んでいただいている方々にも是非とも、今後提供されるサービスにはご期待いただけると幸いです。
投資家からのコメント
HAKOBUNE 木村マサヒロ氏
Project Ivyを見て話を聞いてみようという軽い気持ちでしたが、丹野さんには良い意味で期待を裏切られました。ChatGPTやmidjourneyなどの生成AIをめぐる最近の進歩は目を見張るものがありますが、例えば22世紀から来たネコ型ロボットのようなある種の未来のエージェント像を知りすぎていると、そこに埋めることのできない差を感じた人も少なくないのではないかと思います。AIキャラクターの開発にかける丹野さんの熱は計り知れないものを感じました。こうした理解し難い熱が、AGI (汎用AI)あるいは人間と共存するバーチャルエージェントの開発には必要なのではないかと思っています。 エージェントがいる未来の実現に向けて頑張ってください! HAKOBUNEとして丹野さんのチャレンジを応援できることを嬉しく思っています。
EastVentures 村上雄也氏
AIがトレンドになる前から自らの創業前のサービス経験と、創りたい未来から現在に巻き戻した上でAITuberに取り組まれていて、なんとかその未来を社会に実装したいという丹野さんの強いエネルギーに惹かれ出資させていただきました。強烈な未来も語られる一方、創業前のサービスではスモールながら着実にキャッシュを稼がれており、稼ぐ感覚も一定持たれている方です。その感覚も活かし未来と現実の狭間で適切な接点を見つけ、AIキャラクターと楽しく時間を過ごす日が近づくこと期待しています。
すべての画像