【今、この時】を見つめ、新しい自分と出会い、500年先へ受け継いでいく。『500年の学校』が、東京 町田「簗田寺」にて開講。
心がほどけ、ひらいていく「余白の時間」。多様な体験や対話、巡り合いから新しい自分を見つける。町田市谷戸の土地の自然を身体で感じ、育まれる心と感性で文化を創造しながら500年先の未来に手渡していく。
マザーディクショナリー × 簗田寺による『500年の学校』
アーティストとの多様なネットワークを持ち、幅広い世代へ向けた体験の提供と居場所づくりを通して"未来への種まき"をおこなう「株式会社マザーディクショナリー」が企画・制作する、YATO『500年の学校』が2024年11月、東京 町田市谷戸「簗田寺」にて開講します。
谷戸の地域に根ざし開かれた寺院として文化・社会事業も行う「簗田寺」が主催し、2017年から進める持続可能な交流の循環と賑わいの創出="500年続くcommon"を目指した「YATOプロジェクト」の核として『500年の学校』は、簗田寺内での多様な体験を通して、一人ひとりが 【今、この時】 を見つめ、より豊かで文化的な場所として簗田寺を500年先へと繋げる取り組みです。
北欧の「フォルケホイスコーレ」をモデルに
この『500年の学校』は、デンマーク発祥の「フォルケホイスコーレ」の考え方を取り入れていることが1つの大きな特徴です。
フォルケホイスコーレとは、 デンマークを中心に北欧で広がっている、すべての人のための学校のこと。個人の個性と感性を育み、尊重することが国の豊かさに繋がることを信じて作られた仕組みのひとつです。「人生の学校」とも呼ばれ、他者との対話 (ダイアローグ)を中心に、継続的なプログラムや自己と向き合う体験を重ね、成績や評価という価値観ではない、 人と社会にとっての豊かさについて考える場として根付き、日本でも関心が高まっています。
軸となるのは、「ダイアローグ」とお寺の概念
『500年の学校』では、双方がお互いを尊重しながら安心して話をすることで相互理解を深め、行動や意識の変化を目指す創造的なコミュニケーション方法である「ダイアローグ」の時間を大切にし、毎講座その時間を設けています。この対話(ダイアローグ)の中で自分の言葉や思考を共有し、同時に他者の話に耳をひらいていく。互いの意見を尊重し合い、時に視点が変化して、自他理解が深まっていきます。
また、毎回お寺や里山にまつわるさまざまな講話を、校長である副住職の齋藤紘良さんはじめ、簗田寺の関係者からしていただけるのも『500年の学校』ならではの特徴です。
日常から離れた自然豊かな環境で、芸術・哲学・食・ 自然・からだ・ものづくりなど簗田寺の持つさまざまな特性を生かして、対話(ダイアローグ)を重ねて1年かけておこなう全12回の『500年の学校』。
フォルケホイスコーレのように、ありのままの自分と他者も社会も大切にできる心を育み、YATOプロジェクトが目指す"500年続くcommon"を作り、そこに集う人たちによって、簗田寺を500年先へと受け継いでいきます。
校長・齋藤紘良の『500年の学校』に対する思い
学校とは学びを通じて自分とのゆかりが深くなるところです。 卒業してから戻って来れる場所にもなります。 受講した後は校舎である簗田寺が皆さんの大切な空間になっていくように願います、500 年をかけて。
『500年の学校』校長 齋藤紘良
『500年の学校』- 大人のためのフォルケホイスコーレ -
さまざまなジャンルの個性あふれる講師陣による、人生がふくよかになっていく多様な講座。
まずは18歳以上を対象にした「大人のためのフォルケホイスコーレ」を、2024年11月からスタートします。月に1度、芸術・哲学・食・自然・からだ・ものづくりなど、1年間全12回の体験を重ね、心や身体の広がりを感じていただく内容となっています。
『500年の学校』講師陣
- 写真 - 在本彌生 / フォトグラファー
- 身体表現 - 伊藤千枝子 / ダンサー、振付家
- 編む - 大脇千加子 / デザイナー、アーティスト
- 音 - 金沢健一 / 彫刻家
- 身体表現 - コムアイ / アーティスト
- 禅と死生観 - 齋藤紘良 / 簗田寺副住職、社会福祉法人理事長、音楽家
- お香 - 齋藤美和 /「しぜんの国保育園 small village」園長
- 人と自然 - 相良育弥 / 茅葺き職人
- 自然科学 - 佐々木有美 / アーティスト、科学館職員
- 伝承文化 - 下中菜穂 / 造形作家 暮らしの手仕事、伝承行事研究
- パーマカルチャー - ソーヤー海 / 共生革命家
- 哲学 - 永井玲衣 / 哲学者
- 食 - 野村友里 / 料理人
- ダイアローグ - 宮田尚幸 / 風と地と木合同会社代表、ソーシャルデザイナー
- 書 - 安田有吾 / 書楽家
…and more
※都合により一部変更になる可能性がございます。
講座 1日の流れ
【午前】里山・畑の手入れや坐禅など、身体と心をほぐし自分を見つめるプログラム
【昼食】季節の野菜や精進料理、時には里山で火を囲みながら
【午後】芸術、哲学、食、自然など、その道のプロフェッショナルな講師による多様な講座
【ダイアローグ】学びを深める対話の時間
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YATO『500年の学校』
- おとなのためのフォルケホイスコーレ -
1年間プログラム(第一期)
期 間|2024年11月~ 2025年10月
日 程|全 12 回/毎月第 1 日曜日 ※1月のみ、第2日曜日
時 間|10:00~16:00(昼食付き)
募集人数|25名(先着順)
対 象|18歳以上
受講料|月額22,000 円 ×12回(通年コースのみ)
会 場|簗田寺(東京都町田市忠生2丁目5-33)
アクセス|小田急線または横浜線「町田駅」下車。町田バスセンター 3番乗り場、神奈中バス「下山崎」行にて「山崎小学校前」下車。または「小山田桜台」行にて、「忠生二丁目」下車。徒歩5分ほど。
募集期間|2024年6月1日~ ※定員に達し次第受付終了
お申し込み|https://business.form-mailer.jp/fms/58764eb6235281
主 催|簗田寺
企画・制作|株式会社マザーディクショナリー
協 力|合同会社めて
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ABOUT
簗田寺について
東京都町田・忠生にある「簗田寺」。江戸時代に建立され、閑静な森と、豊かな湧き水に恵まれた寺院です。広々とした境内には、寺を建立した簗田家の墓所や、開創にまつわる伝説のある龍王ヶ池などが点在し、花や鳥、虫たちが季節の移ろいを知らせてくれます。
日々の暮らしに向き合い、開かれた寺院であるために地域に根ざした寺院として、文化・社会事業も積極的に行っています。寺院の周りは、ぐるりと里山が囲み、日々手入れをしながら、うつろう自然と共生しています。
簗田寺
〒194-0035 東京都町田市忠生2丁目5−33
YATOプロジェクトについて
「谷戸」と呼ばれる、丘陵地が侵食されて形成された谷状の地形を持つ町田市忠生地域。「すべて、こども中心」を理念とする「しぜんの国保育園」や寺院を取り巻く里山一帯を舞台に、地域について学びながら、500年間続く人と場のあり方(=common)を考えるアートプロジェクト。アーティストや音楽家、自然環境や歴史などの専門家や地域の団体と連携し、次世代を担うこどもと大人が一緒に取り組む企画を行っています。
マザーディクショナリーについて
私たちの取り組みは、人と文化と自然、それらをつなぐ場づくりと、未来に伝え残すべき技や想いのバトンを繋ぐ"未来への種まき"です。「かぞくのアトリエ」、「代官山ティーンズ・クリエイティブ」、「景丘の家」をはじめとする居場所づくりにまつわるノウハウ、「TRACING THE ROOTS」などのイベントや、ワークショップの企画、アーティストのマネジメントを通して、人と文化のつながりをさまざまな形でサポートしています。
会社概要
社名|株式会社マザーディクショナリー
本社所在地|東京都中央区⽇本橋⼩⾈町14-7 SOIL Nihonbashi 2F
設立年月日|2013年4月1日
代表取締役|尾見紀佐子
HP|https://motherdictionary.com/
Instagram|https://www.instagram.com/motherdictionary/
Facebook|https://www.facebook.com/motherdic
本プレスリリースのお問合せ先| yato@ryoudenji.net
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