人の疲れが簡単に分かりチーム全体を一括管理
精神疲労・身体疲労の判定管理システムAQフリッカーテスター 2023年4月5日予約発売開始、99,000円(税込み、低価格)
コンピュータ計測制御装置のハードウェア、ソフトウェア開発で大阪ものづくり優良企業賞を受賞した有限会社サイバークラフト(大阪府寝屋川市/代表取締役:尾崎教仁)は学校法人常翔学園 摂南大学の人間工学研究室(大阪府寝屋川市/教授・副学長 川野常夫の研究成果である登録特許(下記)の実施許諾を受け、当社の機器・システム開発力を生かして「AQフリッカーテスター」を予約販売します。
本商品は、例えば運輸業や保健衛生業、製造業、病院、学校などにおいて、従業員の疲労管理、労務管理、教材などに利用することが考えられます。
特長は、従前のフリッカー検査器に比べ、下記特許技術の独自アルゴリズムを用いることで、意図的な虚偽の回答、恣意的な回答を排除し、非常に短時間(10秒以下)でフリッカー値を高精度に検査することが可能な点です。また操作も簡単で多人数(500人)の検査データ処理への対応も可能です。
【価 格】99,000円(税込み)先行予約販売価格、限定30台
【概 要】サイズ:W170×H110×D30mm 重量:380g
【仕様詳細サイト】
https://www.cycraft.co.jp/archives/47
【操作説明動画】
【利用特許】
特許第6534531号 「知覚閾値測定装置、知覚閾値測定方法及び知覚閾値測定プログラム」学校法人常翔学園
※ AQフリッカーテスターはHigh Accurate and Quick Flicker Tester の略称です。
【フリッカー検査器とは】
従前の代表的なフリッカー検査器では、赤色LEDを60Hzの点滅から周波数を徐々に下げていき、「ちらつき」を判別できるようになったときの周波数をフリッカー値として判別する方式を用いております。
一般的に人は疲労するとこのフリッカー値が下がり、例えば、仕事の前後などで測定することにより、相対的な「疲労」を数値化することができます。
しかし、意図的な虚偽の回答、恣意的な回答があり、正確な測定ができない場合があり、検査時間も長い(1~10分以上)ものとなっており、仕事の時間に支障をきたす場合がありました。
これらの課題を解決することを目的として、摂南大学では点滅周波数の異なる複数の点滅LED光を目で見て、点滅がわかるか、わからないかによってフリッカー値を特定し、疲労具合を調べる方法を用いた「AQフリッカー(プロトタイプ)」を2017年に開発しました(図1)
AQフリッカーで疲労度を測定すると、例えば、36Hzや38Hzといった結果が出ます。これらを「フリッカー値」と呼びます。フリッカー値は、小さいほど「疲れている」ことを意味します(表1)
フリッカー値は、人によっても、年齢によっても異なります。仕事によって疲労したかどうかは、仕事前後の差の大きさで判定します(表2)。したがって、仕事前と仕事後のそれぞれの測定が必要となります。
データが蓄積されて各自の平常値が定まれば、その値との比較で疲労が判定できます。 AQフリッカーでは、正確な疲労度を測定するために、点滅しているLEDの探索を3回繰り返すようになっています。
表1 フリッカー値と疲労度の関係
被検者の恣意性や虚偽性を排除する多点LED式フリッカー検査装置の開発
http://www.mobilergo.com/journal/openjournal/6-2/6-2-51.pdf
【他の疲労評価法に対する優位性】
有限会社サイバークラフト 代表取締役 尾崎教仁
弊社は以前から共同開発などで連携のある摂南大学様から「AQフリッカー(プロトタイプ)」特許の実施許諾を受け、さらに進化させた「AQフリッカーテスター」を開発し商品化しました。
従前の課題とされていた検査時間の短縮に加えて、小型、軽量のコンパクト設計で低価格に抑えることができました。
本商品のニーズは多数あると考えております。特に運送・運輸業においては昨今事故が多く発生し、ドライバーへの規則尊守が厳しくなる中で過重労働なども指摘されております。このような中で疲労度を事前に検査し、事故を未然に防ぐ事ができたら、ドライバー本人、経営者にとっても幸いです。
また、運送・運輸業者にとどまらず、労働者の過労問題を抱えている業界は多く、命に関わる事態になれば企業にとって大きなリスクになります。また、チームの疲労管理は企業の健康経営にも役立つものと考えています。
「AQフリッカーテスター」を通じ、弊社としても地域、社会貢献ができ、さらにSGDsに繋がる経営をしたいと考えております。
【発明者からのコメント】
摂南大学 理工学部 機械工学科 教授・副学長 川野常夫
サイバークラフト様は、寝屋川市や大阪府から優良企業の認定を受けた、専門性の高い 技術力と開発力を有した企業であります。特に、システム設計、ハードウェア、ソフトウェア開発、試作、量産、環境試験まで一貫してサポートできることから、回路ロジックが重要な要素となるAQフリッカー装置の商品化には最適な企業であると考え、本学登録特許の実施許諾先パートナーとして選定させていただきました。
同じ寝屋川市立地の「サイバークラフト」と「摂南大学」とが連携することで、地域産学連携成果としての「AQフリッカーテスター」の商品化と地域経済活性化にも貢献が可能と考えています。
【参考】
本商品の基本技術となる「フリッカー検査による疲労評価」の研究成果については、2016年にモバイル学会誌に投稿したほか、2017年には摂南大学融合科学研究所論文集に「人の疲労評価におけるAQフリッカーの有効性の検証」として掲載されています。
平成27年(2015年)~平成28年(2016年)には、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「研究成果展開事業 マッチングプランナープログラム」に採択され、AQフリッカー検査装置の原型モデルを用いて、運輸業に勤務するトラックドライバーなどを対象としてその実用性などについて検証しています。
人間の疲労測定に対するニーズは数多くあり、運輸業の他に、例えば、病院や介護・看護施設、建設作業現場等々、多岐にわたるものと推測されます。
これらのニーズに対して、AQフリッカーとしての製品やそれを用いたサービス事業として、どのような改良・機能付加や、開発展開の方向性が必要であるのかを探索研究してきました。これらの学術的知見と実使用時における客観的データから、疲労評価装置としてのAQフリッカー商品化の事業展開の可能性は大きいと考えています。
【詳細サイト】
人の疲労評価における AQ フリッカーの有効性の検証
https://setsunan.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=1027&file_id=22&file_no=1
【会社概要】
有限会社サイバークラフト
https://www.cycraft.co.jp
大阪府寝屋川市松屋町20-33
グランドリヴィエール5F
電話番号:072-802-5220
FAX番号: 072-802-5221
代表取締役 尾崎教仁
ozaki@cycraft.co.jp
設立:1999年6月
資本金:1,000万円
【事業内容(特徴)】
「ものづくり」分野においては、技術の高度化・イノベーションが図られており、製品ライフサイクルの短縮やそれに伴う製造設備の最新化が進められています。
この為、当社では「ものづくり企業」からの要望に応えるべく、コンピュータ計測制御装置開発、PC及び周辺機器ハードウェア、ソフトウェア開発、IoTシステムの開発、FPGA回路設計等を行っています。
企画、開発から、システム設計、ハードウェア、ソフトウェア開発、試作、量産、環境試験まで一貫してサポートしながら、無線による計測システム、4ch小型データロガー倉庫IoT、電力測定装置などの自社製品を商品化しております。
「AQフリッカーテスター」も自社製品として商品化を開始しております。これら自社商品は全て自社開発なのでカスタマイズが可能です。一方で、計測器、検査装置、設備装置、コントローラ、画像処理などのマイコン関連製品の受託開発も行っています。
第三者による評価として、強い技術力と対応力が評価され、所在地の寝屋川市から、優れた技術で市場から評価され、事業活性化の先進的な取組みを進める市内モノづくり企業として「寝屋川市モノづくり元気企業2008」に認定されております。
また、「高度な技術力」や「高品質・低コスト・短納期」などが評価され、府内の優れた「ものづくり中小企業」に授与される「大阪ものづくり優良企業賞2011匠」の認定も受けております。
「大阪ものづくり優良企業賞2011」受賞企業一覧
https://www.pref.osaka.lg.jp/keizaikoryu/monodzukuri/yuryokigyosyo_2011.html
【連絡先】
有限会社サイバークラフト
担当:尾崎教仁
ozaki@cycraft.co.jp
電話番号: 072-802-5220
FAX番号: 072-802-5221
https://www.cycraft.co.jp
〒572-0086
大阪府寝屋川市松屋町20-33
グランドリヴィエール5F
特長は、従前のフリッカー検査器に比べ、下記特許技術の独自アルゴリズムを用いることで、意図的な虚偽の回答、恣意的な回答を排除し、非常に短時間(10秒以下)でフリッカー値を高精度に検査することが可能な点です。また操作も簡単で多人数(500人)の検査データ処理への対応も可能です。
【商品名】AQフリッカーテスター
【価 格】99,000円(税込み)先行予約販売価格、限定30台
【概 要】サイズ:W170×H110×D30mm 重量:380g
【仕様詳細サイト】
https://www.cycraft.co.jp/archives/47
【操作説明動画】
【利用特許】
特許第6534531号 「知覚閾値測定装置、知覚閾値測定方法及び知覚閾値測定プログラム」学校法人常翔学園
※ AQフリッカーテスターはHigh Accurate and Quick Flicker Tester の略称です。
【フリッカー検査器とは】
従前の代表的なフリッカー検査器では、赤色LEDを60Hzの点滅から周波数を徐々に下げていき、「ちらつき」を判別できるようになったときの周波数をフリッカー値として判別する方式を用いております。
一般的に人は疲労するとこのフリッカー値が下がり、例えば、仕事の前後などで測定することにより、相対的な「疲労」を数値化することができます。
しかし、意図的な虚偽の回答、恣意的な回答があり、正確な測定ができない場合があり、検査時間も長い(1~10分以上)ものとなっており、仕事の時間に支障をきたす場合がありました。
これらの課題を解決することを目的として、摂南大学では点滅周波数の異なる複数の点滅LED光を目で見て、点滅がわかるか、わからないかによってフリッカー値を特定し、疲労具合を調べる方法を用いた「AQフリッカー(プロトタイプ)」を2017年に開発しました(図1)
AQフリッカーで疲労度を測定すると、例えば、36Hzや38Hzといった結果が出ます。これらを「フリッカー値」と呼びます。フリッカー値は、小さいほど「疲れている」ことを意味します(表1)
フリッカー値は、人によっても、年齢によっても異なります。仕事によって疲労したかどうかは、仕事前後の差の大きさで判定します(表2)。したがって、仕事前と仕事後のそれぞれの測定が必要となります。
データが蓄積されて各自の平常値が定まれば、その値との比較で疲労が判定できます。 AQフリッカーでは、正確な疲労度を測定するために、点滅しているLEDの探索を3回繰り返すようになっています。
図1 AQフリッカー(プロトタイプ)による疲労度の検査
表1 フリッカー値と疲労度の関係
フリッカー値 | 小さい ⇔ 大きい |
疲労度 | 疲れている ⇔ 疲れていない |
表2 仕事前後のフリッカー値の差と疲労の変化
仕事後のフリッカー値 - 仕事前のフリッカー値 | 仕事による疲労の変化 |
-(マイナス) | 疲労した |
+(プラス) | 疲労していない |
【詳細サイト】
被検者の恣意性や虚偽性を排除する多点LED式フリッカー検査装置の開発
http://www.mobilergo.com/journal/openjournal/6-2/6-2-51.pdf
【他の疲労評価法に対する優位性】
従前のフリッカーによる検査 | 主観的判断を伴うため、恣意性、虚偽性などの問題があり、 公的な指標地として利用できない |
心電図・筋電図による検査 | センサーを装着する必要があり、検査時間もかかり、 職場や作業現場での評価には不向きである |
唾液アミラーゼによる検査 | 専用のチップが必要であり、ランニングコストがかかる |
【商品開発者の思い】
有限会社サイバークラフト 代表取締役 尾崎教仁
弊社は以前から共同開発などで連携のある摂南大学様から「AQフリッカー(プロトタイプ)」特許の実施許諾を受け、さらに進化させた「AQフリッカーテスター」を開発し商品化しました。
従前の課題とされていた検査時間の短縮に加えて、小型、軽量のコンパクト設計で低価格に抑えることができました。
本商品のニーズは多数あると考えております。特に運送・運輸業においては昨今事故が多く発生し、ドライバーへの規則尊守が厳しくなる中で過重労働なども指摘されております。このような中で疲労度を事前に検査し、事故を未然に防ぐ事ができたら、ドライバー本人、経営者にとっても幸いです。
また、運送・運輸業者にとどまらず、労働者の過労問題を抱えている業界は多く、命に関わる事態になれば企業にとって大きなリスクになります。また、チームの疲労管理は企業の健康経営にも役立つものと考えています。
「AQフリッカーテスター」を通じ、弊社としても地域、社会貢献ができ、さらにSGDsに繋がる経営をしたいと考えております。
【発明者からのコメント】
摂南大学 理工学部 機械工学科 教授・副学長 川野常夫
サイバークラフト様は、寝屋川市や大阪府から優良企業の認定を受けた、専門性の高い 技術力と開発力を有した企業であります。特に、システム設計、ハードウェア、ソフトウェア開発、試作、量産、環境試験まで一貫してサポートできることから、回路ロジックが重要な要素となるAQフリッカー装置の商品化には最適な企業であると考え、本学登録特許の実施許諾先パートナーとして選定させていただきました。
同じ寝屋川市立地の「サイバークラフト」と「摂南大学」とが連携することで、地域産学連携成果としての「AQフリッカーテスター」の商品化と地域経済活性化にも貢献が可能と考えています。
【参考】
本商品の基本技術となる「フリッカー検査による疲労評価」の研究成果については、2016年にモバイル学会誌に投稿したほか、2017年には摂南大学融合科学研究所論文集に「人の疲労評価におけるAQフリッカーの有効性の検証」として掲載されています。
平成27年(2015年)~平成28年(2016年)には、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「研究成果展開事業 マッチングプランナープログラム」に採択され、AQフリッカー検査装置の原型モデルを用いて、運輸業に勤務するトラックドライバーなどを対象としてその実用性などについて検証しています。
人間の疲労測定に対するニーズは数多くあり、運輸業の他に、例えば、病院や介護・看護施設、建設作業現場等々、多岐にわたるものと推測されます。
これらのニーズに対して、AQフリッカーとしての製品やそれを用いたサービス事業として、どのような改良・機能付加や、開発展開の方向性が必要であるのかを探索研究してきました。これらの学術的知見と実使用時における客観的データから、疲労評価装置としてのAQフリッカー商品化の事業展開の可能性は大きいと考えています。
【詳細サイト】
人の疲労評価における AQ フリッカーの有効性の検証
https://setsunan.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=1027&file_id=22&file_no=1
【会社概要】
有限会社サイバークラフト
https://www.cycraft.co.jp
〒572-0086
大阪府寝屋川市松屋町20-33
グランドリヴィエール5F
電話番号:072-802-5220
FAX番号: 072-802-5221
代表取締役 尾崎教仁
ozaki@cycraft.co.jp
設立:1999年6月
資本金:1,000万円
【事業内容(特徴)】
「ものづくり」分野においては、技術の高度化・イノベーションが図られており、製品ライフサイクルの短縮やそれに伴う製造設備の最新化が進められています。
この為、当社では「ものづくり企業」からの要望に応えるべく、コンピュータ計測制御装置開発、PC及び周辺機器ハードウェア、ソフトウェア開発、IoTシステムの開発、FPGA回路設計等を行っています。
企画、開発から、システム設計、ハードウェア、ソフトウェア開発、試作、量産、環境試験まで一貫してサポートしながら、無線による計測システム、4ch小型データロガー倉庫IoT、電力測定装置などの自社製品を商品化しております。
「AQフリッカーテスター」も自社製品として商品化を開始しております。これら自社商品は全て自社開発なのでカスタマイズが可能です。一方で、計測器、検査装置、設備装置、コントローラ、画像処理などのマイコン関連製品の受託開発も行っています。
第三者による評価として、強い技術力と対応力が評価され、所在地の寝屋川市から、優れた技術で市場から評価され、事業活性化の先進的な取組みを進める市内モノづくり企業として「寝屋川市モノづくり元気企業2008」に認定されております。
また、「高度な技術力」や「高品質・低コスト・短納期」などが評価され、府内の優れた「ものづくり中小企業」に授与される「大阪ものづくり優良企業賞2011匠」の認定も受けております。
「大阪ものづくり優良企業賞2011」受賞企業一覧
https://www.pref.osaka.lg.jp/keizaikoryu/monodzukuri/yuryokigyosyo_2011.html
【連絡先】
有限会社サイバークラフト
担当:尾崎教仁
ozaki@cycraft.co.jp
電話番号: 072-802-5220
FAX番号: 072-802-5221
https://www.cycraft.co.jp
〒572-0086
大阪府寝屋川市松屋町20-33
グランドリヴィエール5F
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