【クリニック提携】医療レベルの脳波測定を基にした「公認心理師による日本睡眠改善カウンセリング」がスタート

第32回日本睡眠環境学会奨励賞受賞

SleepLIVE株式会社

「良質な睡眠で社会を健康に」がポリシーの睡眠関連事業を行う、SleepLIVE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:小林麻利子)は、2023年冬、心理職の国家資格者である公認心理師による、JCSP日本睡眠改善カウンセリングをスタート。客観評価は、医療レベルの精度の脳波測定を取り入れ、スタートいたします。


  • 立ち上げの経緯

 睡眠は、我々の健康を維持する上で必要不可欠なものであるが、令和元年国民健康・栄養調査報告1)によると、睡眠で休養が十分にとれていない者の割合は、男性で37.5%、女性で40.6%であることがわかっている。
 こうした背景により、現在睡眠改善のためのツールとしてウェアラブル端末2)や音楽3)、香り4)の援用、健康補助食品5)等が提案されているが、これらはあくまでも睡眠をサポートするものであり、長期的な視点からの睡眠改善に繋がるとは言い難い。

 また睡眠障害がある方へは、一般的なクリニックでは投薬等の治療が中心であり、生活習慣そのものを改善するためのサポートが十分にできていない。

 さらに、米国睡眠学会および米国国立衛生研究所では、慢性不眠の認知行動療法(以下、CBT−I)は、安全性と長期にわたる効果により、薬物療法に優るとされているが6)高度な専門性が必要なため、日本では実践が進んでおらず、7)日本で活用されていても、クライエント自身の生活に沿った具体的な支援まで踏み込めないケースが多く、より生活に根付いた具体的なサポートが必要であると考えられる。


 そこで我々は、2012年より行ってきた、対面で行う睡眠改善のカウンセリングに、上記の課題解決と、さらに効果的・効率的な支援を行うための脳波測定を取り入れ、公認心理師が支援を行う、JCSP日本睡眠改善カウンセリングを開発し、スタートすることとなった。

  • 「JCSP日本睡眠改善カウンセリング」 とは

 「JCSP日本睡眠改善カウンセリング」とは、SleepLIVE(株)が提供する、心理職の国家資格者である公認心理師が行う、良質な睡眠に導くための睡眠改善カウンセリングである。CBT-Iを土台に、「①改善意欲のない方でも適用可能なカリキュラム」「②入浴・食事・運動、寝具等生活習慣改善全般」を加え構成している。

 また、客観的評価として、医療レベルの精度の(株)S’UIMINの脳波測定器を使用。

  • JCSP日本睡眠改善カウンセリング」 のポイント

1.カウンセラーは心理職唯一の国家資格者「公認心理師」
カウンセラーが、心理職の国家資格である公認心理師であることから、クライエントの意志を尊重しながらも、行動変容や動機付け等を行い、改善意欲のない方へも適切な支援を行うことが可能。


2.薬物療法に優るとされているCBT-Iをベースに、12年以上の睡眠個人指導で培った技術を加え開発
米国では不眠症の治療として薬物療法に優るとされている、認知行動療法をベースに、12年以上の睡眠個人指導で効果が高かった手法のみを加え、当社SleeplIVE(株)が開発。

3.短時間のカウンセリング
CBT-Iは通常約60分のカウンセリングを2,3か月かけてゆっくりと行うが、JCSP日本睡眠改善カウンセリングのカリキュラムでは、睡眠衛生指導(動画)と、4回のカウンセリングで完結。クライエントの負担なく、効率的に改善に導くことが可能。

4.クライエント自ら判断し行動に移せる支援
睡眠不足の原因となっている考えや信念などを伺い、クライエントの課題に合わせた生活習慣を計画。そして、クライエント自身が主体的に考え、行動できる支援を実施。


  • JCSP日本睡眠改善カウンセリングのメソッド

 運動や食事、入浴等、あらゆる日常の生活習慣改善を、徹底的に支援。さらに、マッサージ以上のリラックスが期待できる、科学的根拠のある呼吸法や心理療法を導入。

✓習慣化の徹底サポート
あなただけの最善案を生活に定着するまでしっかり支援。
✓生活も考え方も全部ケア
入浴、食事、運動、呼吸、心、あなたを丸ごとお任せ。

  • 医療レベルの精度である脳波測定を使用し、アセスメント

 適切な睡眠改善カウンセリングを行うために、客観評価として脳波測定を導入。医療レベルの精度の(株)S’UIMINの脳波測定器を使用し、その結果を元に効果的な睡眠改善カウンセリングを実施。

  • 第32回日本睡眠環境学会奨励賞受賞

 2023年、第32回日本睡眠環境学会学術大会にて、代表取締役の小林麻利子が当事業について発表を行い、実践・現場報告奨励賞を受賞。タイトル「睡眠課題者への半構造化面接の2例 ―睡眠教育と生活習慣改善―」

  • クリニックと提携

 まずは東京都内のクリニックと提携。今後、全国の睡眠クリニック、内科、小児科等と連携し、JCSP日本睡眠改善カウンセリング導入のクリニックを増加予定。

オトコノクリニック秋葉原院
〒101-0025東京都千代田区神田佐久間町2-18秋葉原STNフロント9F












  • 監修者:小林麻利子


SleepLIVE株式会社代表取締役社長
公認心理師(登録番号:第35879号)
日本睡眠環境学会・日本睡眠改善協議会正会員、睡眠改善インストラクター
 
科学的根拠のある最新データや研究を基に、生活に合った無理のない実践的な指導が人気を呼び、2012年以降4000名以上の悩みを解決。多くの書籍を出版し『初耳学』『アッコにおまかせ』『王様のブランチ』などテレビ、雑誌、ラジオのメディアなどで活躍。企業向けには、睡眠関連事業のアドバイザリー業務、睡眠関連商品の研究・開発コンサルティング等を行う。





引用文献
1)厚生労働省.令和元年国民健康・栄養調査結果の概要,2020.
2)澤谷 知佳子, 大西 基喜, 建設会社従業員への睡眠支援の有効性に関する一考察:睡眠教育とウェアラブル端末を用いた比較研究, 日本公衆衛生雑誌,2023
3) 山里 亜未 , 沖野 成紀, 山本 賢司, 今改めて音楽療法のエビデンスを問う 睡眠障害と音楽療法, 音楽医療研究/15 巻,2022
4) 武田 ひとみ, アロマテラピーの嗅覚刺激と触刺激が睡眠の質に及ぼす影響, アロマテラピー学雑誌/17 巻,2016
5) 矢島 潤平, 津田 彰, 三原 健吾, 健康補助食品の現状と健康心理学の研究法を用いた効果検証のアプローチ, Journal of Health Psychology R /30 巻,2017
6) Morin CM, Hauri PJ, Espie CA, Spielman AJ, Buysse DJ, Bootzin RR. Nonpharmacologic treatment of chronic insomnia. An American
Academy of Sleep Medicine Review. Sleep 22: 1134–56,1999
7) Perlis ML, Smith MT. How can we make CBT−I and other BSM services widely available? Journal of Clinical Sleep Medicine; 4: 1113.2008

  • 会社概要

社名:SleepLIVE株式会社
本社所在地:〒150−0001 東京都渋谷区神宮前6−23−4 桑野ビル2階
代表取締役:小林麻利子
事業内容:睡眠事業支援、睡眠改善指導、睡眠研究等
設立: 2021年1月8日
創業:2012年12月1日
HP:https://sleeplive.jp

事業概要:SleepLIVE株式会社は、「良質な睡眠で社会を健康に」がポリシーの、睡眠関連サービスを提供する会社です。個人に対する睡眠改善のカウンセリング業務をはじめ、睡眠関連事業のアドバイザリー業務、睡眠関連商品のエビデンス取得のための研究・開発コンサルティング等を行っています。

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会社概要

SleepLIVE株式会社

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URL
https://sleeplive.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
電話番号
-
代表者名
小林麻利子
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2021年01月