車窓XR開発の株式会社DUAL MOVE、2.3億円の資金調達を実施

株式会社DUAL MOVE

株式会社DUAL MOVE(代表取締役:佐藤塁、以下「DUAL MOVE」)は、TPR株式会社(代表取締役社長兼COO:矢野 和美、以下「TPR」)および、アルバクロス1号投資事業有限責任組合(運営者:アルバクロス株式会社、代表取締役 パートナー:鈴木 亮太、以下「アルバクロス」)を引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行により総額2.34億円の資金調達を実施することをお知らせいたします(※1)。DUAL MOVEは、今回の資金調達により、透過型ディスプレイを応用した独自のXR(※2)システム(tXRディスプレイ)のさらなる開発を進めるとともに、自動車等の車窓への実装と量産化に向けた開発パートナーの探索、ならびに、車窓以外の領域への応用展開を進めます。

◆会社紹介

 DUAL MOVEは、自動車等の車窓への映像表示を可能にし、車窓越しに見える実際の景色に重ね合わせるXRコンテンツ(車窓XR)を表示するための技術を開発するスタートアップ企業です。これまでに透明パネルに裸眼3D映像を表示する装置であるtXRディスプレイの開発に成功し、自動運転技術が普及した先の車窓への実装を目指した取り組みを進めています。車窓XR技術の普及の先には、自動車の車室内空間において利用者の五感を高度に刺激する、インフォテインメント等の多様なデジタルコンテンツの提供が期待できます。車窓XRを用いた臨場感の高いコンテンツが提供される車載コンテンツ市場を立上げ、開拓し、人々の移動体験をより豊かで価値あるものにします。

◆tXRディスプレイ

映像を表示するとともにディスプレイの奥の景色が見通せる透過型のディスプレイは、国内外の大手メーカーより販売され、デジタルサイネージとしての利用を中心に普及が進んでいます。また、特殊なグラスやゴーグルをかけることで映像を立体的に飛び出させて見せる3D映像の仕組みは、すでにアミューズメント施設や映画館などで一般的に使用されていますが、昨今はグラスやゴーグルをかけずとも裸眼のまま3D映像を体験できる裸眼3Dディスプレイも登場し、徐々に認知度が広がっています。当社は、透過型ディスプレイと裸眼3Dディスプレイの技術を掛け合わせた仕組みを独自に考案し、昨年、世界初の透過型裸眼3Dディスプレイの開発に成功しました。これをtransparent(透明な)、true(真の)、three-dimensional(3次元の)のそれぞれの頭文字である”t”を用いて、“tXRディスプレイ”と名付け、車窓への実装を介した事業化と、自動車産業以外の領域も含む社会実装に向けて取り組んでいます。

当社と当社技術のご紹介は下記サイトにて動画でもご確認いただけます。

https://youtu.be/A6hUdot_XzI?si=jQXnJvGLVtwfDEqv

※1 契約締結を完了。5月31日までに払込完了予定。

※2 XR:

XR(クロスリアリティ)とは、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)など、現実世界と仮想世界を融合して、新しい体験を作り出す技術の総称です。

会社名:株式会社DUAL MOVE

所在地:東京都千代田区東神田3-3-8TKS東神田ビルB1階

代表者:代表取締役 佐藤塁

設立:2023年1月30日

資本金等:3億3,097万円(資本準備金を含む)

事業:車載用XRのプラットフォーム開発

URL:https://www.dualmove.co.jp/

問い合わせ先:info@dualmove.co.jp

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会社概要

株式会社DUAL MOVE

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区東神田3-3-8 TKS東神田ビルB1F
電話番号
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代表者名
佐藤 塁
上場
未上場
資本金
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設立
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