InnovMetricが製造企業向けのPolyWorks® 2023 3D計測デジタルエコシステムをリリース

寸法管理プロセスを改善し、3D計測コストを削減

PolyWorks Japan 株式会社

製造企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現

PolyWorks 2023 3D計測デジタルエコシステムPolyWorks 2023 3D計測デジタルエコシステム

あらゆる規模の製造企業における3D計測プロセスのデジタルトランスフォーメーションを支援する独立系ソフトウェア開発企業InnovMetric社は、PolyWorks 2023のリリースを発表いたします。この新たなリリースはPolyWorksのユニバーサル3D計測プラットフォームを拡張するもので、製造企業の製品設計、プロセス設計、品質管理、製造の4つの段階における寸法管理プロセスに統合されるデジタルエコシステムを提供します。

PolyWorks 2023はユニバーサルプラットフォームの機能を強化して3D計測チームの作業効率を最大限に高めるとともに、3D計測のコストを3つの方法によって削減します:
  • モデルベース定義(MBD)ソリューションと測定システム解析(MSA)のデジタルワークフローを改善します。製造企業は寸法管理プロセス用のソフトウェアの数を減らすことができます。
  • PolyWorksのデータ管理ソリューションをクラウド上に15分以内に展開し、企業のIdentityServerに接続できます。
  • 製品品質に影響する諸要因を自動的に特定できる、新しい根本原因分析ツールがデータ管理ソリューションに組み込まれています。
「この10年間、弊社はデジタル技術に多額の投資をしてきました。その結果、お客様は3D計測データをより有効に活用しながら、運用コストを削減できるようになったのです。その秘訣は、お客様のCAD、PLM、PolyWorksやMicrosoftソリューションなどのプラットフォームが相互にデジタル接続できる点にあります。以前は3~4種類のソフトウェアが必要だったビジネスプロセスを簡単にご提供できるようになりました。生産ライン上の問題にもリアルタイムに対応し、現物に即した3D計測データに基づく意思決定を行えます。さらに、お客様は弊社のデータ管理ソリューションを15分以内で導入できます。これは中小企業にとって画期的なメリットとなります。まだデジタルトランスフォーメーションに対して疑問をお持ちの製造企業の皆様は、これからは、なぜ?ではなく、いつから?をご検討ください。」と、InnovMetricの代表取締役社長、マーク・スーシは述べています。

製品・プロセス設計段階
PolyWorks|Inspector™ソリューションは、製品・プロセス設計のあらゆる段階において3D寸法の測定、管理、分析を通してリードタイムを短縮します。PolyWorks|Inspector 2023では、3D計測スペシャリストはより効率よく測定テンプレートを設定し、3D計測を実施できます。:
  •  ステップをキーワード検索し、エラーや警告などの種類別に表示することで、大規模な測定シーケンスもスピーディに分析・編集することができます。
  • 従属フィーチャーの元オブジェクトを置換し、すべての関連オブジェクト、データ位置合わせ、フィーチャーから作成されたレポートを更新できます。
  • ポリゴンモデル上で、フィーチャー作成に必要な領域を選択することで、カーブベースフィーチャー(円、長穴など)を作成できるようになりました。これにより、CADデータなしでもスピーディに検査を行えます。
複合現実テクノロジーはオペレーターの手を煩わせることなく、ローカライズされたビジュアルガイド、測定フィードバック、検査機能へのアクセスを提供します。PolyWorks|AR™ 2023の複合現実アプリには、レーザースキャンガイド、検査結果の確認、組織内での連携を可能にする新しいパワフルなツールを備えています。:
  •  PolyWorks|Inspectorの3Dシーンウィンドウ内のホログラムをオペレーターの視界内で位置合わせすることで、スキャンの進行を確認し、データ品質が低い領域でのスキャンを追加し、フィーチャーをスキャンすべき箇所を正確に特定できます。
  • スキャンしたデータでフィーチャーの偏差とカラーマップを直接確認できます。
  • Microsoft Teamsで社内メンバーと連携しながら検査結果を確認し、製造上の問題を効率的に協議できます。
PolyWorks|PMI+Loop™のモデルベース定義ソリューションにより、製造企業は設計・製造チームが定義したすべての寸法管理項目をネイティブCADプラットフォーム内で管理できます。寸法管理項目をCADソフトウェア内でCADデータに関連付けると、CADモデルが修正された際、管理項目も自動更新されるので、CADの設計変更を検査プロジェクトにスピーディに反映させるために必要なデジタル・トレーサビリティを確保できます。2023バージョンではMBDソリューションの処理速度が飛躍的に向上し、CADファイルのサイズが大幅に縮小されました。PolyWorks|PMI+LoopはSiemens NX、PTC Creo、DS SolidWorksのCADプラットフォームでご利用になれます。

品質管理段階
製造ツールを認定するのに先立って3D計測プロセスの工程能力を保証するには、測定システム解析(MSA)ツールが不可欠です。2021バージョン以降、ユーザーは繰り返し性やゲージR&Rの分析をPolyWorks|Inspectorから直接実行できるようになりました。必要なプローブ、スキャン、ゲージのデータをガイド下で取得し、結果を検査プロジェクトにリンクされた更新可能なExcelシートで確認できます。PolyWorks 2023ではExcelへのデータ転送がさらに高速化され、寸法管理項目数、反復回数、測定ピース数、オペレーター数の制限もなくなりました。

製造段階
PolyWorks 2023では、製造ラインから取得したデータの管理とスピーディな問題解決のための機能が大きく進化しています。:
  • 1つの検査プロジェクトには、製造ラインからのサンプルピースを100万個まで保存できます。
  • オペレーターはPolyWorks|DataLoop™ Webインターフェースに何百ものチャートを同時に表示し、瞬時に製造における寸法の傾向を把握できます。
  • PolyWorks|DataLoopでは問題の根本原因の発見も自動化されました。関連性の統計的分析により、製品品質に影響している諸要因が自動的に特定されると、結果が簡単な用語と明確な図表で表示されます。
データ管理
PolyWorks|DataLoopのデータ管理ソリューションは3D計測データを中央サーバーに保存し、3D計測情報を収集する人々とそれらにアクセスする人々すべてを相互にデジタル接続します。2023バージョンではPolyWorks|DataLoopの導入手順がさらに簡易化されました。
  •  InnovMetricが提供するテンプレートを使用すれば、Microsoft AzureやAmazon AWSのクラウドサービス上でのデータ管理ソリューションのインストール、設定、起動までが15分以内で完了します。
  • 新しいPolyWorks|DataLoopは企業のIdentityServerとの接続に、Azure Active Directory(AD)とSAML 2.0の認証プロトコルもサポートしています。
PolyWorks Japan
PolyWorks Japanは、あらゆる規模の製造企業の3D計測プロセスのデジタルトランスフォーメーションと3D計測データの価値の最大活用を支援しています。PolyWorks Japanは東京を拠点とし、PolyWorks® スマート3D計測ソフトウェアソリューションおよびテクニカルサポート、トレーニング、計測プロセス関連のコンサルティング、ソフトウェアのカスタマイズといった技術サービスを日本国内の製造企業各社に向けて提供しています。PolyWorks JapanはInnovMetricのグループ企業です。InnovMetricはカナダに本社を置き、500名超の社員が企業の製造プロセスの核となる3D計測データソリューションを提供する多国籍企業です。

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会社概要

PolyWorks Japan 株式会社

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URL
https://www.polyworksjapan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー14F
電話番号
03-6433-3161
代表者名
遠藤 隆志
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年07月