【現地法人で重要なローカルスタッフとの連携】マネジメント経験者の84.6%が、「言語の壁」に悩み「方針の浸透が難しい」などが課題に
〜9割以上が「多言語化・効率化ができる社内SNS」に興味〜
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調査サマリー
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調査概要
調査概要:海外駐在時の「ローカルスタッフのマネジメント」 に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年3月10日〜同年3月11日
有効回答:ローカルスタッフのマネジメント経験がある海外(ASEAN)駐在経験者111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
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海外駐在時のマネジメントにおいて、84.6%が「ローカルスタッフとの言語の壁に悩んだことがある」と回答
「Q1.あなたは、海外駐在時のマネジメントにおいて、ローカルスタッフとの「言語の壁」に悩んだことがありましたか。」(n=111)と質問したところ、「かなりあった」が35.1%、「ややあった」が49.5%という回答となりました。
・かなりあった:35.1%
・ややあった:49.5%
・あまりなかった:9.0%
・全くなかった:5.4%
・わからない/答えられない:0.9%
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ローカルスタッフとの「言語の壁」によって発生していたマネジメント課題、「ローカルスタッフへの方針の浸透が難しい」が69.1%で最多
Q1で「かなりあった」「ややあった」と回答した方に、「Q2.ローカルスタッフとの「言語の壁」によって、マネジメントにおいて発生していた課題があれば教えてください。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「ローカルスタッフへの方針の浸透が難しい」が69.1%、「ローカルスタッフが何をやっているのか把握が難しい」が42.6%、「ローカルスタッフからの報告・提案がない」が40.4%という回答となりました。
・ローカルスタッフへの方針の浸透が難しい:69.1%
・ローカルスタッフが何をやっているのか把握が難しい:42.6%
・ローカルスタッフからの報告・提案がない:40.4%
・気軽にコミュニケーションが取れない:38.3%
・関係性が構築できない:26.6%
・離職率が高い:7.4%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
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「意思伝達と価値観共有が難しい」や「真剣さが伝わらない」などの課題も
Q2で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、ローカルスタッフとの「言語の壁」によって、マネジメントにおいて発生していた課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=94)と質問したところ、「意思伝達と価値観共有が難しい」や「真剣さが伝わらない」など54の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・62歳:上下関係に加えて、現地での習慣や作法が違うため、言葉の壁を崩そうと思ってもなかなかお互いに分かり合えることがなかった。
・58歳:意思伝達と価値観共有が難しい。
・41歳:業務に支障が発生しそうな時に、なかなか事前に把握することが難しい。
・65歳:言葉というよりも、業界の知識、仕事上のニュアンス、価値観の違いなどいろいろ難しいことがあった。
・43歳:真剣さが伝わらない。
・40歳:ニュアンスが伝わらない。
・61歳:面接ができない。
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9割以上が「言語の壁によるエンゲージメントの低下」を実感
Q1で「かなりあった」「ややあった」と回答した方に、「Q4.言語の壁があることによって、ローカルスタッフとのコミュニケーションの量・質が不足し、エンゲージメントの低下に繋がったと感じていますか。」(n=94)と質問したところ、「かなりそう感じる」が29.8%、「ややそう感じる」が63.8%という回答となりました。
・かなりそう感じる:29.8%
・ややそう感じる:63.8%
・あまりそう感じない:4.3%
・全くそう感じない:0.0%
・わからない/答えられない:2.1%
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86.5%が「ローカルスタッフのマネジメントにおいて、業務以外の積極的な社内コミュニケーションが重要」と回答
「Q5.あなたは、ローカルスタッフのマネジメントにおいて、業務以外の積極的な社内コミュニケーションが重要であると思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が36.0%、「ややそう思う」が50.5%という回答となりました。
・非常にそう思う:36.0%
・ややそう思う:50.5%
・あまりそう思わない:9.0%
・全くそう思わない:2.7%
・わからない/答えられない:1.8%
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業務以外の積極的な社内コミュニケーションが重要な理由、「文化や宗教などお互いのことを知る必要があると思うから」が59.4%で最多
Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q6.ローカルスタッフのマネジメントにおいて、業務以外の積極的な社内コミュニケーションが重要であると思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=96)と質問したところ、「文化や宗教などお互いのことを知る必要があると思うから」が59.4%、「ローカルスタッフの帰属意識につながると思うから」が51.0%、「ビジョンの浸透につながると思うから」が42.7%という回答となりました。
・文化や宗教などお互いのことを知る必要があると思うから:59.4%
・ローカルスタッフの帰属意識につながると思うから:51.0%
・ビジョンの浸透につながると思うから:42.7%
・組織全体の雰囲気が良くなると思うから:36.5%
・業務遂行に欠かせないことだと思うから:11.5%
・その他:1.0%
・わからない/答えられない:0.0%
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「パフォーマンス向上」や「連携が取れる」などなどの理由も
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、現地法人でローカルスタッフをマネジメントする上で、積極的なコミュニケーションが重要だと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=96)と質問したところ、「パフォーマンス向上」や「連携が取れる」など58の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・43歳:できるだけ、相手の人間性などがわかるようにしたいから。
・41歳:人として信頼されなければ業務でも言う事を聞いて貰えなくなるから。
・36歳:パフォーマンス向上に必須。
・41歳:仲が良いに越した事はない。
・62歳:基本的に価値観や倫理観が違うのだから、コミュニケーションが取れないと相互理解ができないから。
・34歳:しっかりした連携が取れる。
・56歳:業務精度が上がる。
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多言語対応の社内SNSに、9割以上が「課題解決につながる」と回答
Q1で「かなりあった」「ややあった」と回答した方に、「Q8.あなたは、ローカルスタッフと効率的に、リアルタイムなコミュニケーションをとることができる、多言語対応の社内SNSがあったら、海外駐在時のローカルスタッフのマネジメントにおける課題解決につながったと思いますか。」(n=94)と質問したところ、「非常にそう思う」が40.4%、「ややそう思う」が53.2%という回答となりました。
・非常にそう思う:40.4%
・ややそう思う:53.2%
・あまりそう思わない:3.2%
・全くそう思わない:2.1%
・わからない/答えられない:1.1%
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まとめ
今回は、ローカルスタッフのマネジメント経験がある海外(ASEAN)駐在経験者111名を対象に、海外駐在時の「ローカルスタッフのマネジメント」 に関する実態調査を実施しました。
まず、海外駐在時のマネジメントにおいて、84.6%が「ローカルスタッフとの言語の壁に悩んだことがある」と回答し、「言語の壁」があることによって、方針が浸透しない、ローカルスタッフの実務状況が把握できないなど、様々な課題を抱えていることが分かりました。また、課題を抱えるだけでなく、コミュニケーションが円滑に進まないため、エンゲージメントの低下も実感していることが明らかとなりました。
今回の調査では、ローカルスタッフとの「言語の壁」に阻まれ、思うように業務を遂行できていない現実を受けて、業務以外でも積極的にコミュニケーションを図るなど、マネジメント側から関係性を構築するために歩み寄る姿勢の重要性が浮き彫りになりました。昨今では、様々なテクノロジーが進化し、SNSでは多言語でリアルタイムなコミュニケーションをとることができるようになりつつあります。。回答者の9割以上が「多言語対応の社内SNSがあればローカルスタッフのマネジメントにおける課題解決につながった」と回答していることからも分かる通り、多言語で円滑にやり取りができるツールを取り入れることによって、ひいてはエンゲージメントの向上にも繋がると言えるでしょう。
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会社概要
会社名 :WS PARTNERS PTE LTD
設立 :2015年12月1日
Managing Director:加藤 健太
所在地 :1 Marina Boulevard, #20-46, Singapore 018989
事業内容 :日系大手・中堅企業のASEAN諸国の現地法人・海外グループ企業向けコンサルティングと教育サービス提供
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