JUMP for The Earth PROJECT 活動第三弾実施報告 髙梨沙羅 × 藤女子高等学校 FIS女子ジャンプW杯2024札幌大会にて脱プラスチックを目指してマイボトルバーを開設
髙梨沙羅と高校生のアイデアがカタチに!300名以上がマイボトルを持参
スキージャンプ髙梨沙羅が発起人となり、雪山の自然環境を守りスノースポーツを次世代に残していくために2023年5月に立ち上げたJUMP for The Earth PROJECTの活動第三弾として、FIS女子ジャンプワールドカップ2024札幌大会にて1月14日(日)にマイボトルバーを開設し、マイボトルを持参した方にホットドリンクを無料で提供しました。マイボトルバーには300名以上の方がマイボトルを持参し、気候変動の一因となる使い捨てペットボトルの削減につながりました。
JUMP for The Earth PROJECT 活動第三弾「マイボトルバー」の様子
今回のマイボトルバーは、2023年10月19日に開催された「髙梨沙羅 × 藤女子高等学校 ワークショップ」にて、髙梨沙羅と藤女子高等学校の1年生が「スポーツイベントでできる、環境問題解決のためのアクション」について意見交換する中から生まれたアイデアを実現したものです。
当日は藤女子高等学校の生徒たち24名がマイボトルバーを設置し、マイボトルを持参した方にフェアトレードコーヒーやコーン茶、オニオンスープを無料で配布しました。ブースにはオープン前から行列ができ、3時間半の間に300名以上の方がマイボトルをホットドリンクで満たしました。参加した藤女子高等学校の生徒たちは、「思った以上にたくさんの方が来てくれて嬉しかった」「自分自身も今後マイボトルを使おうと思った」と笑顔で語っていました。
また、競技を終えた髙梨沙羅もマイボトルバーに立ち寄り、ブースを見学しました。藤女子高等学校の生徒たちが用意したワークショップや手書きの看板を見て感激。マイボトルバーが盛況だった様子を聞いて手応えを感じながら、イベントを一緒に成功させてくれた生徒たちを労いつつ感謝を伝えていました。
<髙梨沙羅 × 藤女子高等学校 FIS女子ジャンプワールドカップ2024札幌大会 マイボトルバー概要>
■日時 :2024年1月14日(日) 9:30-13:00
■会場 :大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市中央区)
■内容 :
・マイボトルをお持ちいただいた方にホットドリンクを無料提供
・髙梨沙羅撮影のフォトパネル展示
・くるみボタンづくりワークショップ など
■後援 :札幌市環境局
髙梨沙羅コメント
素敵なマイボトルバーが実現していてびっくりしました!寒い中ブースを運営してくれた藤女子高等学校の生徒のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。あたたかい飲み物があればジャンプ観戦がもっと楽しくなるのかなと思いながら今までこういったブースがありませんでした。これを機に、自然や雪に触れる楽しさを感じていただきつつ、多くの方がマイボトルを持参することを習慣にしていただけたらいいなと思います。かわいい装飾やわかりやすい展示で、小さなお子さんなど次世代の方にも雪の中で楽しむ大切さを知ってもらえたのではないかと思います。今後もこういったイベントを発展させていきたいです。私は競技者なので自然に触れる機会が多く、守っていかなくてはいかない立場と考えています。これからもカジュアルに自然について学ぶ機会をつくっていければと思います。
髙梨 沙羅~Takanashi Sara~
小学2年生からジャンプを始め、2011年2月のコンチネンタルカップにて国際スキー連盟公
認国際ジャンプ大会での女子選手史上最年少優勝を果たす。その後、FISワールドカップに
おける4度の総合優勝などを経て、18年平昌冬季五輪では銅メダルを獲得。FISワールド
カップでは男女を通じて歴代最多の63勝、また男女歴代最多115回目の表彰台に立つ偉業を
成し遂げた。
JUMP for The Earth PROJECTの背景と狙い
気候変動がこのまま進むと、温暖化を原因とした雪不足により、スキージャンプを含めウィンタースポーツを楽しめる場所は将来的にはごくわずかになってしまう可能性があります。スキージャンプやウインタースポーツの楽しさを多くの人に知ってもらい、次世代に引き継いでいくために、日本のスキージャンプ界を牽引してきた髙梨沙羅を中心として、 JUMP for The Earth PROJECTが立ち上がりました。
JUMP for The Earth PROJECTでは、「自然とふれあう」「自然からまなぶ」「自然をまもる」を行動指針として、様々な活動を展開してまいります。例えば、気候変動の現在地について学ぶ動画コンテンツの発信や、雪山を守るアクション/イベント開催なども実施していく予定です。
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