ICT技術を駆使したスマート農業で、MIKO JAPAN初の「国産オリジナルキウイフルーツYanoon7」を初収穫!

MIKO JAPAN株式会社

『MIKO JAPAN国産キウイプロジェクト(https://www.mikojapan.co.jp/madeinjapan)』では、2023年10月より、日本国内向けに開発された「オリジナルキウイフルーツ品種Yanoon7」の初収穫を迎えました。プロジェクト初の提携農園「狭山ベリーランド(埼玉県狭山市)」で収穫されたオリジナルキウイは、2023年10月10日より、公式オンラインストア及び店頭にて順次販売を開始いたします。


■関東最大規模80,000㎡の敷地を要する「狭山ベリーランド」が取り組んだ、初めてのオリジナルキウイ栽培

『MIKO JAPAN国産キウイプロジェクト』は、埼玉県狭山市に位置する観光農園「狭山ベリーランド(https://www.sayama-sb.com/)」と提携を結び、国内に適応する品種として選出された「出願品種名称Yanoon7(ヤヌーン7)/品種FS-112」の栽培に取り組んでまいりました。また、MIKO JAPANでは、キウイ栽培専用アプリの導入支援を実施。これにより、葉量や着果量の計測、剪定作業の数値提示といった複雑なデータ管理の簡略化を図りました。


↑キウイ栽培専用アプリによる、収量予測の様子


↑着果の様子



■「大規模選果機を不要とする選果を実施」生産環境をより効率的に

収穫後の出荷・販売に向けて欠かせないのが、等級ごとに分別を行う「選果」です。必要不可欠な作業にも関わらず、重量や形状を選別する選果機を保有している地域や企業は限定的で、大規模選果を行うにも横持ちの配送が発生するため非効率です。


しかし、MIKO推奨の小型選果機なら場所を選ばずに設置が可能。土や汚れを落とすブラッシング、大きさを大中小とざっくり分けるという簡易的な選果ですが、これら作業は大掛かりな選果機を必要としないので、選果にかかるコストも相場の半額以下で済ませることができます。また、収穫後はなるべく早く選果を行い、適した環境で保管することで、品質維持とキウイの貯蔵性を活かした長期販売が可能となります。


MIKOでは「農家が作り続けられる環境を提供すること」を重要視しており、MIKOの使命でもあると考えています。だからこそ、庭先で済む簡易選果を採用しています。選果にかける時間の短縮とコストカットを心がけることで、高品質なキウイの安定生産やお客様が手に取りやすい販売価格の維持、農家の手取り収入引き上げを実現してまいります。


↑選果の様子



■『MIKO JAPAN国産キウイプロジェクト』の選果基準

手作業や目視で、傷やシミ、付着物の大きさ、深さ、色の濃淡などを確認します。こういった果実の外観状況に応じて「CLASS1(一級品)」「CLASS2(良品)」「CLASS3(格外品)」という3段階で分別されます。

↑CLASS2例/品種:Yanoon7(FS-112)/判断理由:かさぶたのような擦れ


例えば、幼果実の段階で、強風により葉と果実が擦れたものが“かさぶた”のようになる場合がありますが、この傷は食味には全く影響がありません。SDGsの観点から、品質に全く影響のない果実は極力「CLASS1」として量販店にて販売します。また、傷や擦れといった汚れが比較的大きい「CLASS2」も同様に美味しく食べて頂けるため、2023年10月10日(火)10:00より、MIKO JAPANの公式オンラインストアにて「CLASS2」キウイの予約販売(数量限定)を開始しました。詳細は、公式オンラインストアをご確認ください。



■生産農家の声

この度、Yanoon7の栽培責任者である森田さん(狭山ベリーランド)にもお話を伺いました。


「今回、MIKO JAPANと国産キウイプロジェクトに取り組んだ理由は、新品種でありながら優良な品質の”Yanoon7”を栽培できると知ったからです。現状、国産の既存品種はまだまだ優良なものが少ないので、これを機に是非栽培してみたいと思いました。また、栽培指導から販売まで、トータルでサポートしていただけるとのことで、栽培に集中できる環境が整っていたことも決め手の1つです。


実際の取り組みで印象的だったのは、”ストリンギング”という主にニュージーランドで主流の栽培方法を採用したことです。”ストリンギング”は、翌年に実をつける予定の枝を選定し、棚上方に吊り上げておくことで、効率的な光合成を促します。今年の収穫量を維持しつつ、来年の収穫量の安定にもつながる非常に有効な栽培方法です。


↑ストリンギングの様子


一方、苦労したのは、霜害や仕上がりのばらつき(軟果・色見・糖度等)、受粉のタイミング(オスとメスの開花時期の差)です。ただ、こういった自然の影響を受ける課題は農業にはつきものなので、続けていくことでコツを掴んでいきたいです。


そして、初収穫を終えた今あらためて感じているのは、キウイの第一人者である末澤先生(Orchard&Technology株式会社)が構築した、マニュアル化された栽培方法はさすがだなということです。この栽培・管理方法なら、高齢者の方でも栽培ができますし、栽培の大規模化や異常気象にも対応できるはずです。


また、このプロジェクトは新規の生産者が参入しやすい環境が整っているので、新たな雇用創出や地域貢献にもつながると思います。私自身も、より多くの消費者にキウイをお届けできるよう、生産者や収穫量を増やす工夫を見つけていきたいです。」



■収穫品種の概要

・品種名:Yanoon7

・産地:埼玉県(狭山ベリーランド)

・成熟期:9月下旬〜10月初旬

・果形:長楕円形

・サイズ:70g〜80g

・果肉色:薄緑〜黄色(収穫や出荷のタイミングで果肉色は黄色みが強くなります)

・糖度:17-19%程度

・食味:酸は少なく独特の芳香があり、ハチミツのようにとろける甘さが特徴です。



■「Yanoon7」の販売について

<店頭>

・販売品種:Yanoon7 ※CLASS1

2023年10月13日(金)〜 販売開始


<公式オンラインストア>

・販売品種:Yanoon7 ※CLASS2

2023年10月10日(火)10:00〜 公式オンラインストアにて予約販売開始
2023年10月18日(水)〜 順次商品発送


その他の詳細につきましては、MIKO JAPAN公式サイト(https://www.mikojapan.co.jp/)やMIKO JAPAN公式オンラインストア(https://mikojapan.base.shop/)、公式Instagram(https://www.instagram.com/mikojapan_inc/)をご確認ください。



■「MIKO JAPAN国産キウイプロジェクト」とは


2021年に立ち上がった『MIKO JAPAN国産キウイプロジェクト』。本プロジェクトの発端は、キウイ需要の高まりに比べて、日本国内の生産が追いついていないこと。そもそもキウイ栽培は、剪定作業に熟練の技と勘に頼る場面が多く、未経験者には手を出しづらいものでした。


そこで、国内生産に適した品種の提供や最新テクノロジー・ICT技術を駆使したスマート農業指導プログラムを開発。栽培作業を標準化・マニュアル化することで、新規参入のハードル下げました。また、これまでの知見やネットワークをもとに、栽培後の販売支援サポート体制を構築。生産者の皆さまが、安心して栽培に集中できる環境を整えました。


「エブリデイキウイ」をスローガンに掲げているMIKO JAPANは、この国産キウイプロジェクトを通じて、これまで以上に、お客さまが「毎日おいしいキウイを食べられる」未来を目指します。



■インフォメーション

国産キウイプロジェクトサイト

URL:https://www.mikojapan.co.jp/madeinjapan


MIKO JAPAN株式会社

2014年設立。社名の由来は、オーナーの孫娘「ミコちゃん」からきている。子どもから大人まで、安心安全に毎日おいしいキウイを食べてもらうことをモットーに、チリ産キウイの輸入販売や国産オリジナルキウイの生産・販売などを手がける。


MIKO JAPAN株式会社

公式サイト:https://www.mikojapan.co.jp/

公式オンラインストア:https://mikojapan.base.shop/

公式Instagram:https://www.instagram.com/mikojapan_inc/


お問い合わせ

MIKO JAPAN株式会社 石川

E-mail:info@mikojapan.co.jp

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ビジネスカテゴリ
食品・お菓子EC・通販
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会社概要

MIKO JAPAN 株式会社

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URL
https://www.mikojapan.co.jp
業種
水産・農林業
本社所在地
東京都新宿区西新宿1-4-11
電話番号
-
代表者名
石川 真理子
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年03月