臨床情報分析支援プラットフォーム「SIMPRESEARCH®」導入 15施設を突破 -4DIN Research Networkにおける電子カルテデータ利活用を促進-
株式会社4DINは、臨床情報分析支援プラットフォーム「SIMPRESEARCH®︎」の導入施設数が15施設を突破したことをご報告いたします。
◆ SIMPRESEARCH®︎導入拡大の背景
医療現場では、日々の臨床業務と並行して研究活動を行う中で、医療情報の活用に多くの課題が存在しています。特に、個人情報の匿名化・仮名化の実施、ネットワークセキュリティへの対応、院内でのデータ利用申請や倫理審査委員会での承認手続き等、医療情報の利用申請から承認・提供までのプロセスと関係者間の調整に多くの時間を要しています。また、医師の働き方改革の進展に伴い研究時間の確保が課題となる中、効率的かつ安全に医療情報を活用できる仕組みへのニーズが高まっています。
医療情報の総合解析能力を備えたSIMPRESEARCH®を利用することで、電子カルテデータをはじめ、DPCデータやレジストリデータ等の利用目的に応じた医療情報を匿名化した上でセキュアなクラウド環境に格納し、簡単な操作で直感的にデータ分析を可能とし、統計解析ソフトウェアを用いて論文に引用する解析図表作成までのプロセスをワンストップで利用することができます。更に研究支援サービス「アカデミックサービス」を介し、同プラットフォームを活用してオンラインで研究業務のタスクシフトを可能にします。
研究者やライフサイエンス企業等のデータ利用者はいつでもデータを分析でき、迅速にリアルワールドエビデンスを生み出すことが可能になるため、学術論文の創出、新しい診断・治療方法の評価を通じた患者さんの予後改善・QOL向上への貢献が期待されます。
◆ 電子カルテデータ活用を加速:4DIN Research Network拡大の新たな展開
この度の施設数拡大に伴い、大学病院を中心とした導入医療機関とデータ利用者を結ぶネットワークである4DIN Research Networkでアクセス可能な患者数は数千万人規模となる見込みです。共同研究による論文作成、臨床試験・臨床研究のフィージビリティ調査、候補患者スクリーニング等、プロトコールの精緻化や実施期間の短縮への寄与が期待されます。
株式会社4DINについて
「ライフサイエンスデータを可視化し、最終受益者である患者への貢献を行う。」ことをミッションに掲げ、匿名化されたリアルワールドデータの分析環境を提供し、研究立案から論文化までの支援を行う会社です。
臨床情報分析支援プラットフォーム SIMPRESEARCH®︎について
SIMPRESEARCH®︎は、研究者やデータ利活用者のために開発されたクラウドベースの臨床情報分析支援プラットフォームです。医療ビッグデータを直感的に分析できるユーザーフレンドリーなインターフェースと、統計解析ソフトウェアを用いた高度な解析をクラウド内で実現します。
所在地:東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 805
設立:2003年6月
代表者:代表取締役 高橋 精彦
URL:https://4din.com
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