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NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ
会社概要

【岡山不登校セミナー】「不登校からの社会参加に向けて」 開催レポート

不登校後の社会復帰は、学校に戻ることよりも大切なこと。子どもたちが身につけたい4つの力と、それを育むために保護者ができることは何か?

ファミラボ

NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ(所在地:大阪市天王寺区、代表者:鈴木典子)は、2023年7月1日(土)岡山市にて、不登校状態を来している子の保護者を対象に、「社会参加に向けて必要な4つの力とその育み方」のセミナーを開催しました。
講師は、当法人相談役の谷田ひろみ(臨床心理士・公認心理師)が登壇。50名の参加者が、和やかでアットホームな雰囲気の中、不登校中の今親ができることを実践的に学びました。
【イベント詳細】https://fami-lab.com/npo/news/11749



  • 不登校後の社会復帰するために

不登校の現状とその後

文科省の2021年度の調査によれば、小中学校における不登校の児童生徒数は24万人超と過去最高となり、不登校状態にある子どもたちの数は、9年連続で増え続けています。

そして、中学3年時、不登校状態であった子どもの2割が、5年後に非就労・非就学の状態になるともいわれています。


子どもたちが身につけたい4つの力とは

不登校を来した子どもたちの社会参加に向けて育みたい4つの力は、以下の4つがあげられます。

・目標達成スキル

・実行機能スキル

・感情調整スキル

・社会性スキル


この力を育むために、家庭での親子のかかわり方や有効な働きかけ、注意すべき点がありますが、まずは、保護者が学んだり、実践することが必要だと考えています。



  • 学校復帰という短期目標ではなく、社会復帰や社会参加という長中期目標を

今回のセミナーでは、不登校の三次予防(再発防止)を活動目的としている、NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ 相談役である、臨床心理士/公認心理師の谷田ひろみが、学校復帰という短期目標ではなく、社会復帰や社会参加という長中期目標に焦点を当て、不登校対応を解説しました。


講師の谷田はいいます。

「不登校はただ待っているだけでいいものではない。

待っている間に子ども達に合わせて、親ができる事をしておいてあげると、不登校の後が全然違ってくる。」


第一部では、具体的な親にできることを、ワークを通して実践的に学び、第二部では、参加者からの質問、先輩ママの体験談、不登校に悩む保護者同士での会話の時間が設けられました。


参加者からは、どれも実践的、具体的で、親ができることばかりの内容で、耳の痛い話もありましたが、すぐに実践してみたいという声が多数聞かれました。

また、不登校は親子共々孤独を感じることが多くありますが、仲間がいる、ひとりじゃない、という安心感が大きく生まれた会でもありました。



  • 参加者の声

・セミナーの内容は、私自身にとって、大変役立つ内容でした。「自分にできない事は子には教えられない。」やはり自分自身の課題に、こつこつと取り組むことを頑張ろうと、心が決まりました。

丁寧にわかりやすく方法を教えていただけたことが本当にありがたいです。

生きづらさを抱える我が子達にとって、希望と安心のモデリングになれるよう、頑張りたいです。

ひとりでは難しいことですが、たくさんの仲間の皆さんと、思いを分かち合えたことがとても嬉しかったです。また参加したいです。


・セミナーで学んだ就労に必要な4つの力の中でも「感情調整スキル」私はこれが一番苦手だと感じました。

情動調律が出来るようになるには、やはり黙ることが大切ですね。

つい気が緩む時がありますが、日々忘れないように気をつけようと改めて思いました。



  • 岡山不登校ママの会「Listen Momo」のコメント

岡山でのセミナーは2016年から行っており、今回で6回目の開催となります。岡山不登校ママの会「Listen Momo」がセミナー事務局として、企画運営を行っています。


岡山セミナーでは、定員を50名と小規模開催としており、参加者同士との距離が近いので、初めての参加でも話しやすく、仲良くなりやすい特徴があります。

そのため講師への質問も気軽にでき、講師の名回答に笑いが起こるようなリラックスした雰囲気です。


参加者から、参加してよかった、お世話役の皆さんが明るく柔らかな雰囲気で居心地が良い等の感想をいただけることが、なによりも嬉しく思います。


岡山不登校ママの会「Listen Momo」について

2017年に岡山、広島のママが集まって会を発足。岡山市にて月1回活動しています。(奇数月:傾聴勉強会、偶数月:おしゃべり会)

お世話役としてボランティアで活動するのは、全員、不登校の経験を持つ子どものママ。現在は5人で活動中。同じ悩みを持つ母親同士、気軽で安心して参加できる場を提供しています。



  • 講師:谷田ひろみのコメント

育ては焦る必要はありません。3年がかりぐらいの気持ちで取り組んでいただけたらいいと考えています。何もしないでは、お家生活の子どもはなかなか成長する事はできません。少しずつ、でも着実に着手していただけると必ず成果は出てくるので、頑張ってみて欲しいなと考えています。


谷田ひろみについて

臨床心理士/公認心理師/産業カウンセラー/(一財)生涯学習開発財団認定コーチ資格取得

不登校対症療法「母親ノート法」点検者/共感的コミュニケーション(非暴力コミュニケーション:NVC)実践者・共有者

F-NVC協会代表理事 NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ相談役

2006年に我が子の不登校をきっかけにコミュニケーションを学び始める。大学院に進学し、より深く実践的な心理学を学び、臨床心理士、公認心理師資格を取得。

不登校、発達障害、引きこもりに関わる相談件数は延べ500件以上。コミュトレ修了生は200人を超す。

現在は、個別面談とNVC(非暴力コミュニケ―ション)の勉強会を開催。また、子どもの不登校は、大人の休職状態にも通じるものがあると、それらを学ぶために週に2回、休職者向けのリワークプログラム研究実施機関に勤め、未来の視点から、現在の子ども達にどう対応するかを日々模索している。

谷田ひろみについて詳しくはこちらhttps://fami-lab.com/profile



  • NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボについて

NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ、通称「ファミ・ラボ」は、不登校の正しい理解の普及と、不登校児童を持つ保護者を支援する、同じ立場の保護者たちによるピアサポートグループです。

学習型親の会として、不登校のその後、子ども達の未来を大丈夫にするために、不登校期間中に親ができることは何か、をみんなで一緒に学んだり、考えたりしています。

オンラインを含む13会場で、各会場1か月~2か月に1度程度、傾聴勉強会やお茶会、交流会を開催しています。

※2023年4月 第3回キラッと輝く!OSAKA 市民活動グランプリ 優秀賞 受賞


ホームページ:https://fami-lab.com/npo/

メール:familab.info@fami-lab.com

電話番号:07052611115

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種類
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ビジネスカテゴリ
出産・育児学校・大学
位置情報
岡山県岡山市イベント会場
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https://fami-lab.com/npo/news/11749
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会社概要

NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボRSS
URL
https://fami-lab.com/npo/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪市天王寺区上本町9-1-12-401
電話番号
070-5261-1115
代表者名
鈴木典子
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2015年07月
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