【7月5-8日開催】山口周氏、篠田真貴子氏他、海外のトップThinkerらが「五島、ひと夏の大学」に登壇決定!
世界最高峰の叡智が集う奇跡のサマープログラムが長崎県福江島で初開催
一般社団法人みつめる旅(代表理事:鈴木円香)は、2024年7月5日(金)〜8日(月)に、長崎県五島市の福江島にて世界最高峰の叡智が集まるサマープログラム「五島、ひと夏の大学」を開講し、本日より参加者の募集を開始いたします。
今回のプログラムでは、リンダ・グラットンやマルクス・ガブリエルの他、海外のトップThinkerが講師としてビデオ/来島生出演で登壇する他、その講義後の議論をリードするファシリテーターとして山口周氏や篠田真貴子氏ら国内トップThinker全員が来島。スタンフォード大学発の人気ワークショップも五島初上陸するなど、領域、組織、立場、地域、年齢、言語を超えた「学び」を深めていきます。
特設WEBサイト:
https://goto-summer-university.com/
「五島、ひと夏の大学」とは
「五島、ひと夏の大学」は、「Becoming good ancestors(未来のために「よき先祖」になろう。)」をコンセプトに、様々な領域の先駆者や海外大学の一流教授など世界のトップThinkerが集い、私たち一人ひとりが「よき先祖」になるために何ができるのかを考え、行動を起こすためのサマープログラムであり、知の祭典です。
西の離島で日常のノイズをリセットしながら「Inquire 探求する →Inspire ハッとする→Aspire 動きだす」のサイクルを回していただくプログラムをご用意しています。ビジネス、アカデミック、パブリック、アートの各領域。言語、地域、組織、年齢、立場。あらゆる垣根を超えてご参加いただける設計をしています。
なぜ、五島なのか
五島は、旅立ちの場所です。新たな知を求め遣唐使が命をかけて海を渡る前に、国内最後の時を過ごした場所が、五島です。
五島は、未来です。高齢化が進み、子どもが減り、廃校が増えている。そんな未来の縮図でもあります。
五島は、希望です。その不思議な魅力に惹きつけられ、全国でも異例の、人口社会増を記録している島です。
五島には、多くの歴史の転換点がある。だからこそ、数世代先の未来に想いを馳せるプログラムの開催地としてふさわしいと考えています。
プログラム内容
4日間の開催期間中、地域の方々(行政、中高生、民間事業者)も交えて、対面とオンラインのハイブリッド形式でさまざまなテーマの講義やワークショップを実施予定です。どの講義もファシリテーターと通訳が、日本語と英語でわかりやすく解説し、誰もが言語の壁を超えて自由に学べる環境を用意しています。
メインコンテンツはsession①〜④が開催される7/6-7の2日間
登壇予定者
各セッション、知の最先端をいく海外大学の教授や世界のトップThinker1名と、日本人ファシリテーター2名がセットで進行します。ビオリカ・マリアンさんはアメリカから五島に来島予定、他3名はビデオ登壇。
Session1.世代も言葉もーー「壁」をなくして学ぶこと
リンダ・グラットンさん
16歳から100歳のためのライフシフト
(ファシリテーター:小林美礼さん/篠田真貴子さん)
日時:7月6日(土)10:00-12:00
▶️海外ゲスト:リンダ・グラットン | Lynda Gratton
ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。リバプール大学にて心理学の博士号を取得。「年間最優秀教師」を受賞。担当する「フューチャー・オブ・ワーク」は同校で最も人気のある選択科目の一つ。「Thinkers50」世界のビジネス思想家トップ15に選出。安倍政権「人生100年時代構想会議」のアドバイザーに就任。ダボス会議を運営する世界経済フォーラム「新しい教育と仕事のアジェンダに関する評議会」の共同議長。日本で2013年ビジネス書大賞を受賞した『ワーク・シフト』、2016年に出版されたアンドリュー・スコット(ロンドン・ビジネススクール経済学部教授)との共著『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』など11作の著書は世界で100万部以上を売り上げ、20カ国語以上に翻訳されている。『16歳からのライフ・シフト』が2023年8月に刊行。
▶️国内ファシリテーター:篠田真貴子
エール株式会社 取締役。社外人材によるオンライン1on1を通じて、組織改革を進める企業を支援している。2020年3月のエール参画以前は、日本長期信用銀行、マッキンゼー、ノバルティス、 ネスレを経て、2008年〜2018年ほぼ日取締役CFO。退任後「ジョブレス」期間を約1年設けた。『LISTEN――知性豊かで 創造力がある人になれる』監訳。
▶️国内ファシリテーター:小林美礼
日本女子大学院家政学研究科修士(家政学)。国立大学法人筑波大学附属中学校に勤務し、女性初の管理職。日本教育大学協会中学校部会会長、全国国立大学附属学校連盟副校長部会会長などに従事。全国家庭科教育協会常任理事。専門は家庭科教育。よりよい生活と未来について考え、本物の社会の課題を本気で考える授業を目指す。
Session2.心に「哲学と詩」を忘れないこと
マルクス・ガブリエルさん
結局、「よい資本主義」は実現できるのか
(ファシリテーター:山口周さん/Coming soon)
日時:7月6日(土)13:30-15:30
▶︎海外ゲスト:マルクス・ガブリエル | Markus Gabriel
哲学者、大学教授。1980年生まれ。2009年にわずか29歳でドイツ史上最年少の哲学正教授に就任以降、ボン大学で認識論、近現代哲学講座を担当し、国際哲学センターの所長を務めている。現代の最も差し迫った問題に対し、生産的で持続可能な解決策を見つけるため、哲学と自然科学の学際的な意見交換を追求するCenter for Science and Thought(ボン大学科学思想センター)の所長をはじめ、さまざまな分野で新しい研究所を立ち上げる。著書に『なぜ世界は存在しないのか』『「私」は脳ではない――21世紀のための精神の哲学』などがあり、日本、アルゼンチン、ブラジル、チリ、ドイツ、フランス、イギリス、韓国、メキシコ、米国など、多くの国で出版されている。
▶️国内ファシリテーター:山口周
1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す 』他、著書多数。
Session3.テクノロジーを「長い目」で捉えること
ミチオ・カクさん
量子コンピューターが未来に起こすこと
(ファシリテーター:浅井誠さん/宇都宮聖子さん)
日時:7月6日(土)16:00-18:00
▶️海外ゲスト:ミチオ・カク | Michio Kaku
理論物理学者、ニューヨーク市立大学理論物理学教授。1947年、カリフォルニア州生まれ。ハーバード大学卒業後、カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得。「弦の場の理論」提唱者の一人。『神の方程式』、『人類、宇宙に住む』、『パラレルワールド』『フューチャー・オブ・マインド』など多数の著書がベストセラーとなっている。最新作『QUANTUM SUPREMACY』の邦訳版も刊行予定あり。科学解説者として、NHK「ニューヨーク白熱教室」、「NHKスペシャル NEXT WORLD 私たちの未来」、BBC やディスカバリー・チャンネルなど数々のテレビ科学番組に出演。最新の科学をわかりやすい語り口で伝える力量に定評がある。科学の普及啓発活動に情熱をそそぐ。世界で最も名を知られる物理学者の一人。
▶️国内ファシリテーター:浅井誠
2009年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了。博士(工学)。米国コロンビア大学で研究生活を送る。2021年より慶應義塾最年少級の特任教授として就任。専門はソフトマターの自己組織化。コロンビア大学時代に若手研究者の会を運営し、世界中に広がる研究者ネットワークを作る。日本のアカデミアに強い危機感を持ち、新しい産学連携の仕組みづくりを目指して株式会社アークレブを創業。
▶️国内ファシリテーター:宇都宮聖子
2008年、東京大学大学院にて光半導体物性の量子シミュレーション研究で博士号(情報理工学)を取得。2008〜2017年 国立情報学研究所にて助教〜准教授として、光半導体物性を用いた量子情報・量子コンピュータ研究に従事。現在はAWSにてプリンシパルスペシャリストアーキテクトに従事、AI・機械学習と量子コンピュータ分野の技術担当。
Session4.人間の「変わらない本質」を知ること(仮)
ビオリカ・マリアンさん
AI時代に外国語を学ぶ本当の意味
(ファシリテーター:広瀬友紀さん/Coming soon)
日時:7月7日(日)13:00-16:00
▶︎海外ゲスト:ビオリカ・マリアン | Viorica Marian
心理言語学者、認知科学者、心理学者。言語、バイリンガリズム、多言語主義の著名な研究者。ノースウェスタン大学Ralph and Jean Sundin寄附教授(コミュニケーション科学およびコミュニケーション障害学)および心理学教授、バイリンガリズム・心理言語学研究室主任研究員などを務める。コーネル大学で心理学の博士号、エモリー大学およびコーネル大学で修士号、アラスカ大学で学士号を取得。心理科学協会のフェローであり、ノースウェスタン大学での優れた教育活動および指導に対してクラレンス・サイモン賞、アラスカ大学同窓会優秀賞、およびスピーチ・言語・聴覚研究ジャーナル(Journal of Speech, Language, and Hearing Research)で最も優秀な論文に贈られる編集者賞を受賞。著書には『言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?』がある。
▶️国内ファシリテーター:広瀬友紀
大阪府出身。東京大学総合文化研究科教授。専門は心理言語学、特に、人間のリアルタイムな言語理解・処理の研究。言語発達過程の子どもにも関心を寄せる。著書に『ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密』『ことばと算数 その間違いにはワケがある』(ともに岩波書店)、『子どもに学ぶ言葉の認知科学』(ちくま書房)。
スタンフォード大学発人気ワークショップも
米国スタンフォード大学デザイン・プログラムのエグゼクティブ・ディレクター、ビル・バーネット、デイヴ・エヴァンスの2人によって開発された「Designing Your Life(デザイン・ユア・ライフ)公式ワークショップ」は、のべ15,000人以上が受講したスタンフォード大学の人気講座発のプログラム。 「五島、ひと夏の大学」では、この「Designing Your Life」を7月8日(月) 9:00〜17:00に定員40名で実施します。
デザイン思考の方法論を取り入れて「最高の人生設計」をするこのワークショップは、人生のあらゆるライフステージに立つ10代~80代以上までの幅広い年代の方が受講し、世界中で200以上の企業・団体が体験しています。今回のワークショップでは、日本人の公認講師が特別に日本語で実施します。
参加費用:【特別版】16万5000円(税込)/【通常版】11万円(税込)
アフターセッション付きの「特別版」も今回は特別に実施
チケット購入について
チケットはイベントサイトpeatixで購入可能です。Studentチケットは小学4年生から大学院生までが対象。11名以上の団体チケットも各種対応可能です。
チケット購入サイト:https://goto-summer-university.peatix.com/
イベント概要
◆開催予定期間
2024年7月5日(金)〜8日(月)
※メインコンテンツは6日(土)-7日(日)の2日間
◆開催予定場所
福江島(五島市)の市街地中心
・メイン会場:福江文化会館
・前夜祭:魚津ケ崎公園(雨天の場合は変更の可能性あり)
※福江島の五島つばき空港までは長崎か福岡経由で羽田から最短3時間で到着します。
◆主催:一般社団法人みつめる旅
◆後援:長崎県、五島市、新上五島町、小値賀町、佐世保市
◆協賛:株式会社日本たばこ産業(JT)/n'estate(ネステート)by 三井不動産レジデンシャル株式会社/双日株式会社(2024年1月現在)
福江島について
五島列島南西部にある五島市最大の島。美しい砂浜などの自然景観と文化的歴史的資産が豊かな観光地です。福江島を含む五島市の観光客(年間25万人)はコロナ前までは増加傾向にあり、移住者も20代、30代を中心に毎年200人を超えるなど、UIターン先としても注目されています。また2018年に列島内の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録されたことに伴い、テレビの露出も増えています。
・人口:約3万3000人
・面積:約326平方キロメートル(名古屋市とほぼ同じ面積)
・アクセス:東京から最短3時間。福岡・長崎から飛行機の直行便あり。
主催者:一般社団法人みつめる旅について
首都圏在住のビジネスパーソンが複業として運営する長崎県・五島市所在の法人。様々な地域課題を抱えつつも若い世代の価値観を惹きつけ始めている五島と、「お金はあってそこそこ幸せだけど、満たされない」とライフスタイルに行き詰まりを感じている都市部。両者の交流促進し、内面からの地方創生、ひいては日本全体の社会課題解決に繋げるため東京と五島を行き来しながら日々活動しています。2019年の設立以来、都市部のビジネスパーソンを集めたワーケーションイベントなどこれまで6件の企画を運営。
本件に関する問い合わせ先
一般社団法人みつめる旅
「五島、ひと夏の大学」事務局
〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷1-7-12
jimukyoku@goto-2024su-university.com
担当:加藤、天野、河東
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