福島県「地域復興実用化開発等促進事業費補助金」にバイオマスガス化発電システムの開発を行う『ZEエナジー』が採択決定
2023年9月7日、福島県浜通り地域におけるエネルギー・環境・リサイクル分野で採択
【公式ウェブサイト】http://www.ze-energy.net/
「地域復興実用化開発等促進事業費補助金」の採択について
ZEエナジーが開発する「バイオマスガス化発電装置」は過去5年間にわたり、装置の改良を行なっており、500kwの電力を長期安定的・高効率に発電する「大容量・完全乾式モデル」として被災地での復興に貢献する目的で導入されます。
今回採択された地域復興実用化開発等促進事業費補助金では、福島県内の木材を活用した地域内電力の生産を行い、持続可能なエネルギーの確保と森林再生を行えることが評価されています。
【株式会社ZEエナジー 代表取締役 松下 康平 コメント】
当施設の立地予定地である富岡町でバイオマス発電を計画しています。当社が取り組む実用化開発はこのビジョン達成に貢献できると共に、共同でのPR活動、新規発電施設での雇用機会の創出、地域での調達や関連事業の活性化に貢献できると考えています。
また、福島県は原発事故発生以来、豊富な森林資源が汚染され現在まで手つかずで放置されています。当事業は、事業化5年後を目途に放置された木々を間伐・伐採し、バイオマス発電の燃料(木材チップ)として利用するなど地域内発電を行う計画です。ガス発電所でガス化した際に発生する(線量が低い)炭は、近隣の農地でのバイオ炭として土壌改良材に利用していただきCO2削減にも貢献していくなど、多面的に産業復興に寄与していきたいと考えています。
「地域復興実用化開発等促進事業費補助金」とは
福島県の浜通り地域等の15市町村の早期産業復興を実現するため、福島イノベーション・コースト構想において重点的に取り組む分野について、地元企業等又は地元企業等と連携して行う実用化開発等を支援する補助金制度です。
福島イノベーション・コースト構想は、東日本大震災と原子力災害によって失われた産業を回復する国家プロジェクトであり、浜通り地域を中心に、産業集積や人材育成、交流人口の拡大等に取り組む。
【福島県庁産業振興課 地域復興実用化開発等促進事業費補助金 公式ページ】
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/jitsuyoka/
地球にある資源を最大限に活かす「バイオマスガス化発電システム」
「バイオマスガス化発電システム」は、これまで廃棄物として処理していたバイオマスを発電の熱源として活用することで、廃棄処分コストや燃料コストの削減にもつながる発電システムです。
地球温暖化防止、エネルギーの安定供給、廃棄物の処理コスト・燃料コストの削減など、複数の社会や企業の課題を同時に解決することのできる画期的な施策として、バイオマスガス化発電に世界中から注目が集まっています。
【ZEエナジー バイオマスガス化発電の特徴】
・特徴世界最高効率(最大80%)のバイオマス発電
・コンパクトな設計で、省スペースと低コストを実現
・さまざまなバイオマス燃料に対応
詳細:http://www.ze-energy.net/product/system/system.html
株式会社ZEエナジーについて
バイオマスを通して未来の環境を創造する環境コンサルティンググループです。
「ゼロエミッション」を経営理念に掲げ、1987年の創業から「炭による地質改良」の研究に取り組み、資源の循環利用などの環境課題に取り組んでおります。
【会社概要】
社名:株式会社 ZEエナジー (英語表記 ZE Energy Inc.)
本社所在地:東京都中央区日本橋茅場町1丁目11-7 大成ビル 6階
代表取締役:松下 康平
事業内容:
バイオマス発電施設の運営管理
売電事業
バイオマス燃料の製造販売
バイオマス発電システムの製造販売
炭化装置・半炭化装置の製造・販売
環境関連装置の製造販売
環境コンサルティング
リサイクルシステム研究・調査・分析サービス
その他上記に付随する業務全般
設立:平成20年8月13日
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