”すべてのお母さん、お父さんに支援を” 流産や死産を経験したお母さんお父さんのサポートのためクラウドファンディングを実施。目標金額を達成し、ネクストゴールへ挑戦
年間約2万人以上の赤ちゃんが亡くなる一方、公的なサポートがない中で精神的、身体的、金銭的なサポートを予定
一般社団法人BECAME(所在地:群馬県、以下:BECAME)は、「化学流産/中絶/流産/死産/新生児死/乳児死などを経験したすべてのお母さん、お父さんに支援を」を目的に、2023年9月8日(金)から開始したクラウドファンディングの目標金額150万円を達成しました。より多くの方に取り組みや活動を知っていただくため、ネクストゴールとして新たに250万円を設定し、新しい挑戦をはじめました。いただいたご寄付は運営維持費・制作費・広告宣伝費等の資金として使用いたします。
クラウドファンディング詳細・支援はこちら:https://readyfor.jp/projects/ish-became
《赤ちゃんとのお別れをした後の公的サポートがない現状。クラウドファンディング実施の背景》
2022年度に亡くなった赤ちゃんは1万9,670人であり、こちらの人数には12週未満の赤ちゃんは含まれないため、実際にはもっと多くの赤ちゃんが亡くなっています。年間約2万人の赤ちゃんが亡くなり、辛さや苦しさを抱えて生きているお母さん、お父さん。産後のフォローアップや取得できるはずだった育休などもなくなり、公的なサポートがないのが現状です。毎年多くの赤ちゃんが亡くなっており、毎年毎年我が子とのお別れを経験するお母さん、お父さんが増えています。
出典元:令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai22/index.html
課題1:公的なサポートがない現状
本来であれば産後は、地域の健康センターなどから産後のフォローアップや育休取得などの制度が利用可能です。
ですが、子供を亡くしたお母さん、お父さんは産後のフォローアップや育休などの制度がありません。
働いていたお母さんは産後休暇の8週間しかお休みがもらえず、産後休暇が終わると復職(または休職/退職)しなければいけません。また、初期流産や後期流産(妊娠4カ月未満)の場合は産後休暇もないため、辛い気持ちを抱えたまま仕事をすることになり、休職や退職を選択する方が多くいるのが現状です。無理をして働いてしまうと鬱状態や、精神的、身体的な負担も出てきます。また、退職を選んだ場合は、産後8週のお休みが終わると年金や国民健康保険などの支払いが発生し金銭的な負担も出てきます。
我が子を亡くした後の精神的、身体的、金銭的な負担を解決する手段がないのが現状です。
課題2:亡くなる赤ちゃんが年間2万人以上いるという社会的な認知度の低さ
医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産と言われているのはご存じでしょうか。
妊娠した女性の約40%が流産しているとの報告もあり、多くの女性が流産を経験しております。
また妊娠12週未満の早い時期での流産が8割以上であり、お母さんお父さんになった喜びを感じたあとすぐに悲しい経験をしている方がたくさんいます。
年間2万人以上赤ちゃんが亡くなる現状、そして妊娠出産は奇跡という事を多くの方に認知していただくことが必要です。
出典元:流産・切迫流産(公益社団法人 日本産科婦人科学会)
https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=4
我が子とのお別れ後のサポート不足、お母さん、お父さんの身体的・精神的・金銭的負担の軽減の解決策がない現状は課題です。
《”すべてのお母さん、お父さんに支援を” クラウドファンディングネクストゴールへの挑戦》
今回のクラウドファンディングでは1人でも多くの方に社会課題を知っていただく、そして社会課題に対して取り組みを行っている団体があるという認知を広めていくことを目的としています。
皆さまからの温かいご支援のおかげで2023年9月8日(金)から開始したクラウドファンディングの目標金額150万円を達成し、より多くの方に取り組みや活動を知っていただくため、ネクストゴールとして新たに250万円を設定し、新しい挑戦をはじめました。
いただいた支援金は、我が子とのお別れ後に、どういったことが必要か、どうやってお別れの時まで過ごせるかなどを記載したガイドブックの制作・印刷を行い全国の病院へ寄付、また小さい赤ちゃんのために特別なサイズの産着の制作などの活動に大切に使わせていただきます。
クラウドファンディング概要
期間:2023年9月8日(金)~2023年11月6日(月)
目標金額:250万円
支援金使用目的:運営維持費・制作費・広告宣伝費等
クラウドファンディング詳細・支援はこちらから:
https://readyfor.jp/projects/ish-became
一般社団法人BECAME 代表:渡邉恵理
自身も2022年に一卵性の双子の女の子を亡くし、その後不妊治療の末新しい命を授かりましたが9週の稽留流産となりました。
妊娠出産を経験するまで、当たり前に妊娠出産が出来ると思っていましたが、我が子の喪失を3度も経験し、改めて命は奇跡なんだと実感しました。
我が子とのお別れを経験し、喪失後の生きづらさを感じ少しでも解決の一歩となれるよう一般社団法人BECAMEを設立しました。心のケア(個人/法人向けサービス)、就労支援、産着の制作・寄付をメインに活動します。
《社名の由来》
化学流産 / 中絶 / 流産 / 死産 / 新生児死 / 乳児死など様々な我が子との別れの形があります。ですが、どんな形でもお母さん、お父さんになったよ(Became Mum and Dad)の意味を込めてBECAMEと名付けました。
賛同しご支援いただける企業様もぜひお待ちしております。コラボイベントの開催や講演会など、ご興味ありましたらご連絡いただけますと幸いです。また、就労支援の紹介先企業様も合わせて募集をしておりますので、ご興味ありましたらぜひご連絡お待ちしております。
ご質問・ご相談はお気軽にお問い合わせください。
《一般社団法人BECAME今後のビジョン》
今回のクラウドファンディングに終わらせず、一般社団法人BECAMEはこれからも「すべてのお母さん、お父さんに支援を」をミッションに取り組みを全国に広げ、一人でも我が子とのお別れを経験したお母さん、お父さんたちの頼れる居場所になります。
BECAMEではいつでもそばにいる存在、いつでも頼れる存在を目指しています。
【団体概要】
団体名:一般社団法人BECAME
代表: 渡邉恵理
設立: 2023年6月1日
事業内容: 心のケア / 就労支援 / 産着の制作・寄付
HP:https://became.or.jp
【問い合わせ先】
一般社団法人BECAME 担当:渡邉恵理
TEL:070-3967-8660 MAIL:inquiry@became.or.jp
【報道関係問い合わせ先】
一般社団法人BECAME 担当:渡邉恵理
TEL:070-3967-8660 MAIL:inquiry@became.or.jp
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