AIを活用した睡眠解析技術を持つAsleepとスリープテック領域で協業
~日本向けのヘルスケア関連のソリューションを共同で開発・提供~
リアライズ・イノベーションズは、国内の企業向けにAsleepが提供するソリューションを販売するとともに、Asleepの技術支援を受けてヘルスケア関連のソリューションの開発などを行います。具体的には、Asleepの法人向けサービス「Sleeptrack Platform」※2とコンシューマー向けサービス「Sleep Routine」※3に連携するソリューションの開発を行い、さまざまなお客さまに提供していく予定です。
昨今、日本の成人の5人に1人が慢性的な不眠を抱えているという調査結果(厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告」)があり、睡眠に関する悩みを持つ人は少なくありません。また、経済協力開発機構(OECD)の21年版調査(「Gender Data Portal 2021」)によると日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、OECDに加盟する30カ国で最下位となっています。こうした背景から、日本の睡眠関連の産業と市場は年々成長しています。
リアライズ・イノベーションズは、AI技術を活用したソリューションの提供を進めており、近年はスリープテックに関するソリューションのラインアップを拡充するとともに、さまざまな企業との提携を進めています。Asleepは、スマホなどのマイクを通して収集した睡眠時の呼吸音・周辺音をベースに、睡眠解析に加えて睡眠段階の判定や無呼吸・低呼吸の疾患をリアルタイムで分析するソリューションを提供しています。例えば、ヘルスケア関連のサービスを提供する企業がユーザーの睡眠を計測したり、健康経営を推進する企業が社員の健康状態の管理を行ったりする目的で、スマートフォンによる睡眠解析ソリューションの活用を希望する場合などに、Asleepの技術を活用したソリューションを提供していく予定です。
AsleepのCEOのDongheon Lee氏は、今回の協業に関して次のように述べています。
「Asleepは、AIベースの睡眠解析技術を活用して、日本の睡眠課題を解決したいと考えています。そのためにリアライズ・イノベーションズとの関係を深めて、睡眠関連の産業が急成長している日本で、Asleepの優れた睡眠解析技術を活用したさまざまなサービスを提供していきます」
※1 Sleep(睡眠)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語で、ITやAIなどの技術を使って、睡眠の分析や改善をするための製品やサービス。
※2 エンドユーザーの睡眠解析結果の可視化やトラッキングを行うことができる法人向けのサービス。
※3 高度な睡眠解析結果を提供するコンシューマー向けのサービス。
■睡眠解析ソリューション イメージ
■Asleepについて
Asleepは、人工知能(AI)モデルにより、睡眠中の音のみで睡眠の段階や呼吸の不安定さを検知し詳細な睡眠データを提供する、独自の技術を保有しています。マイクを搭載したスマートフォンなどを通して解析するため、気軽に睡眠を計測できることが特徴で、「Asleep Platform」や「Sleep Routine」などのサービスを通じ国内外のさまざまなパートナーと協業しています。韓国での主な実績として、「Asleep Platform」はSK telecom社やKB Healthcare社など、「Sleep Routine」はKEB Hana Bank社などへの導入実績があります。
■会社概要
社名:リアライズ・イノベーションズ株式会社
本社:東京都港区六本木2-4-5 六本木Dスクエア6F
代表者:酒谷 正人
設立:2000年5月1日
資本金:1億円
事業内容:xR/モビリティ/センシング/ヘルスケア等に関する各種システムおよびソリューションの企画、設計、開発、運用 先端技術を活用した事業開発に関するコンサルティング ビジネスに関する各種アウトソーシング
株主:SBメディアホールディングス株式会社 100%
URL:https://realize-innovations.jp/
■問い合わせ先
社名:リアライズ・イノベーションズ株式会社
担当:小林・藤木
TEL:03-5549-1350
E-MAIL: info@realize-innovations.jp
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