笠井信輔アナウンサー講演 「献血セミナー」開催
~闘病体験を通して「献血」の大切さを広げていきます~
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター(東京都江東区辰巳2-1-67)は、2023年11月15日(水)に群馬県立県民健康科学大学にて、「献血セミナー」を開催します。
輸血経験者である笠井信輔アナウンサーを迎え、ご自身の闘病体験、輸血治療の経験を通して、群馬県立県民健康科学大学の学生及び関係者、主に群馬県在住の方を対象に「献血」の大切さを伝えていきます。
*参加対象者は同大学の学生及び関係者、主に群馬県在住で事前応募いただいた方のみです。
【会場アクセス】
・電車でお越しの場合
上毛電鉄「片貝駅」から徒歩15分
JR「前橋駅」北口6番乗り場、永井バス「荻窪公園」または「小坂子」行き、「県民健康科学大学前」で下車(約15分)
【駐車場について】駐車場には限りがございます。恐れ入りますが、できるだけ乗り合わせや公共交通機関をご利用ください。
【主催】
献血の周りにあふれる、いのちをつなぐ「生の声」を届けます。
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターでは、「#いのちをつなぐ声 献血推進PROJECT」を関東甲信越エリア内1都9県で実施しています。
本プロジェクトでは、献血に協力いただいた方・輸血治療を受けられた方から「献血」や「輸血」にまつわる想い・気持ちを集め、「生の声」として届け、可視化していく活動を行っています。
集められた「生の声」から表面的ではない深い共感を促し、能動的な献血へのアクションを都県民へ広めることを目指します。
活動の一つとしての献血セミナーとは、高等学校や大学・専門学校を中心に、若い世代へ献血の現状とその意義について、広く知っていただくための取り組みです。
いま、日本の医療を支えるために若い世代の力が必要です。
献血によって支えられている輸血用血液製剤や血漿分画製剤の多くは高齢者の医療に使われており、輸血用血液製剤を使用されている方の約85%は50歳以上の方々です。
一方で、献血に協力いただいている方の約60%は50歳未満の方々であり、この世代の方々が輸血医療を大きく支えています。
しかし、若年層(10~30代)の献血者数は減少傾向にあり、2013年と2022年を比較すると全国で約31%の献血者が減少しています。
群馬県においても減少が進んでおり、約32%の献血者が減少しています。
日本の少子高齢化が今後ますます進んでいくと、将来の安定的な供給に支障をきたす恐れがあります。
医療が進歩した今日においても、血液は人工的に造ることや、長期保存をすることもできませんので、医療機関に安定的に血液を供給するためには、輸血用の血液を十分に確保する必要があります。
今後も医療機関に輸血用血液製剤を安定的に供給するためにも、特に若い世代の献血へのご理解とご協力が不可欠になっています。
【全国】
【群馬県】
*血液事業統計資料より
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターについて
関東甲信越エリア(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県)1都9県の各血液センターと連携し、安全な血液を安定的に医療機関へお届けするための業務を行っています。
【公式ホームページ】
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