日本トムソンと中部電力ミライズによる営農型太陽光発電所を活用したオフサイトPPAサービスの開始
カーボンニュートラルの実現のみならず農業経営の支援にも貢献!
日本トムソン株式会社(代表取締役社長:宮地 茂樹、以下「日本トムソン」)と中部電力ミライズ株式会社(代表取締役:神谷 泰範、以下「中部電力ミライズ」)は、本日から、日本トムソン専用の「営農型太陽光発電所」を活用したオフサイトPPAサービス※1(以下「本サービス」)を開始いたしました。
※1 敷地外に設置した太陽光発電設備などから、電力系統設備を介して電気を購入するサービス。
本サービスは、中部電力ミライズが、三重県内の太陽光発電所(パネル出力:約800kW)から調達する電気を、日本トムソン岐阜製作所(岐阜県美濃市、関市、土岐市)に供給するものです。本サービスにより、日本トムソンは、中部電力ミライズとの契約期間である20年間にわたり、同社専用の太陽光発電所から再生可能エネルギー(以下「再エネ」)由来の電気を安定的に調達することが可能となります。
本サービスで活用する太陽光発電所は、太陽光パネルの下で農作物※2を栽培する「営農型太陽光発電所」であり、営農事業者が売電による収入を得られることに加え、日本トムソンが農作物の一部を購入し自社の食堂で利用することで、農業経営の支援にも貢献いたします。
※2 本サービスで活用する太陽光発電所では、原木しいたけを栽培する予定。
日本トムソンは、2021年11月から、中部電力グループが提供するオンサイトPPAサービス※3により、岐阜製作所の屋上に設置した太陽光発電設備(パネル出力:約940kW)の電気を同製作所で使用しております。これに加え、本サービスを導入することにより、日本トムソンが調達する太陽光発電の電気の合計量は、年間約200万kWhとなる見込みです。
※3 敷地内の屋上などに設置した太陽光発電設備などから電気を購入するサービス。
また、日本トムソンは、2024年4月から、中部電力ミライズが提供する「Greenでんき」※4を岐阜製作所で活用しております。オンサイト・オフサイトPPAサービスおよび「Greenでんき」の導入により、岐阜製作所で使用する電気のうち約11%がCO2フリーとなる見込みであり、これにより日本トムソンは年間約1,606トンのCO2排出量を削減いたします。
※4 中部電力グループが保有する水力発電所等の再エネ電源に由来する非化石証書を使用し、実質的に
再生可能エネルギー100%かつCO2を排出しない電気を提供するサービス。
日本トムソンと中部電力ミライズは、今後も再エネ由来の電気の活用を進めることで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
以上
「みんなで脱炭素プロジェクト」は、中部電力ミライズが企業のみなさまとともに再エネを増やし、有効活用することを進めていく参加型の取り組みです。
日本トムソンは、オンサイトPPAサービス・オフサイトPPAサービス・「Greenでんき」の活用を通じて、同プロジェクトに参加し、脱炭素社会の実現に貢献しています。
<お問い合わせ先>
日本トムソン株式会社 経営企画部 企画課 平山 03-3448-5868
中部電力ミライズ株式会社 業務管理・支援本部 総務グループ 飯田・福谷 052-740-6854
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