和田浩一によるデザイナーズZEH規格住宅が全国展開へ 3月16日・17日、ローンチイベントを開催
戸建住宅のZEH化は未だに低水準。ZEH住宅の早期普及を実現するため、和田浩一のデザインと高断熱住宅を得意とするZEHビルダーの建材と技術がコラボしたデザイナーズZEH規格住宅を全国販売します。
戸建住宅のZEH化が目標通りに進んでいない現況に新風を吹き込み、日本の戸建住宅市場におけるZEH化にスピード感を付加するため、ZEHビルダーの株式会社ヴァルト(所在地:長野県長野市、代表取締役社:小野治)とデザイン事務所の株式会社STUDIO KAZ (所在地:東京都江東区、代表取締役:和田浩一)は、昨年12月に竣工した機能性とデザイン性が融合したホテルライクなZEHハウス「森を見る家」をベースに、商品プランを開発し、2025年から和田浩一のデザインによるデザイナーズZEH規格住宅をFC形態で全国展開します。
国が新築住宅のZEH化を掲げて早10年が経ちました。しかし、新築戸建住宅のZEH化の伸び率にスピード感はなく、普及率は33,5%。新築戸建住宅の着工数のうち約37%も占めている建売住宅においては、ZEH普及率はわずか4,6%に留まっています。(引用元:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業調査発表会2023)
同時に、顧客側においてもZEH住宅がもたらす費用対効果への理解が進んでおらず、ZEH住宅の発注につながっていないという現状があります。(引用元:同上)また、デザイン面において、ZEH住宅認定に必要な高い断熱性を確保するために、広々としたリビングや吹き抜け、開放的な窓の取り入れができずにZEH化を断念しているケースも少なくないようです。
株式会社ヴァルトと株式会社STUDIO KAZ のコラボレーションによって生まれた「森を見る家」は、高額な金物工法を利用することなく、伝統的な在来軸組工法のみで、42,2㎡の大空間リビングダイニングを実現し、その大空間は大型サッシの大開口を通して、住む人の視線を優しく森の中へといざなっていきます。
浴室においても、優れた建材を利用することで、保温性能と断熱性能を確保しながら、ユニットバスでは到底叶えられない高い意匠性を実現しています。
「ZEH住宅でありながら、高いデザイン性を持った家を造りたい」という当初からの施主の願いは、和田浩一のデザイン力とヴァルトの高性能建材によって具現化したのです。
2022年、国は、約20年ぶりに住宅の断熱等級を改定し、新たに等級5から7を設置。ZEH基準が等級5,等級6と等級7は将来、日本の住宅が目指すべき断熱等級と位置付けられました。ヴァルトが造る家は標準仕様で既に断熱等級6をクリアしており、「森を見る家」は最高水準である等級7を達成しています。ヴァルトの高断熱住宅を支えているのが卓越したヨーロッパ建材です。
【「森を見る家」を支える高性能建材】
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スイス製木質繊維断熱材「パヴァテックス(Pavatex)」~ 高気密性でありながら透湿性を備えた躯体を傷めない断熱材
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厳格なEU規格のドイツ式高断熱サッシ「ダコ(DAKO)」~ 断熱特殊構造と気密構造を併せ持ったトリプルガラスサッシ
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ドイツの一流建築資材メーカー「ウルト(WUERTH)」の高性能シート~透湿・防湿・調湿を叶えて、家全体の気密性と断熱性を守るシート
株式会社ヴァルトは、これらの超高性能なヨーロッパ建材と、それらを使用する上で必要となる知識と技能を全国のZEHビルダーに提供していきます。今後、全国の地域密着型ZEHビルダーへ本企画への賛同を呼び掛けていきます。同時に、和田浩一が「森を見る家」をベースにプランニングを進め、今秋を目途に、様々な顧客のニーズに柔軟に対応できる、意匠性の高いZEH規格住宅商品を発表し、2025年から施工を開始する予定です。
ハウスメーカーにおけるZEH住宅が増えていく中、株式会社ヴァルトは株式会社STUDIO KAZとタイアップし、遊び心と品格を併せ持ったスタイリッシュで洗練されたZEH規格住宅を全国的に展開していきます。
■ローンチイベント情報
日時:
3月16日(土)10:00~16:00
3月17日(日)10:00~16:00
両日とも①10時~12時、②12時~14時、③14時~16時の3枠を設けます。
ご予約の際には、ご希望の日にちと希望時間枠を①~③でお知らせください。
場所:長野県北佐久郡軽井沢町 (詳細はご予約の際にお知らせします)
規模・構造:在来木造2階建
敷地面積:約339.14㎡(約102.59坪)
延床面積:約115.93㎡(約35.07坪)
BEI値:エネルギー消費量56%削減
再生可能エネルギーを加えた一次エネルギー消費量からの削減率:120%削減
基本設計・監理:株式会社STUDIO KAZ
構造・設計・施工:株式会社ヴァルト
インテリア・キッチン・家具デザイン:株式会社STUDIO KAZ
■DESIGNER
和田浩一/株式会社STUDIO KAZ 代表
キッチンデザイナー・インテリアデザイナー・二級建築士
1965 年福岡生まれ、九州芸術工科大学工業設計学科卒業。トーヨーサッシ(現 LIXIL)株式会社、ベルテックハウス 株式会社を経て1994年STUDIO KAZ設立。これまで1000件以上のオーダーキッチンをデザインし、“オーダーキッチンが得意なインテリアデザイン事務所”としての地位を確立。同時に、住空間、商空間、家具、プロダクト、グラフィックなどのデザインも手がけている。これまで、バンタンデザイン研究所、工学院大学専門学校、東京デザインプレックス研究所等の専門学校で非常勤講師を務める傍ら、全国でセミナーや講演をこなす。著書に『キッチンをつくる~ KITCHENING』(彰国社)、『世界で一番やさしいインテリア』(エクスナレッジ)、『世界で一番やさしい家具設計』(エクスナレッジ)他。グッドデザイン賞など受賞歴多数。
https://studiokaz.com/+home.html
■BUILDER
株式会社ヴァルト
1990年設立。創業以来、ヴァルトが考える世界基準の快適性能、省エネ性能、健康性能、寿命性能といった「住まいの基本性能」を追求した家造りに取り組み、その精度を上げるために欧州建材の積極利用を進めてきた。2016年からZEHビルダー。高気密・高断熱のヴァルトの住宅は、標準仕様であっても太陽光発電を搭載しさえすればZEH住宅と認定される。
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