インパクトの世界に「入口」をつくる「一般社団法人IMPACT SHIFT」設立。
2025年春に第2回カンファレンスを東京で開催予定。
2024年3月3日に20代を中心に組織横断で企画した「インパクト」がテーマの業界最大規模カンファレンス、「IMPACT SHIFT 2024 - 社会課題と向き合う起業家のこれから」を開催したIMPACT SHIFT実行委員会は、この度、「一般社団法人IMPACT SHIFT」(本社:東京都日本橋、代表理事:河合将樹、以下IMPACT SHIFT)を設立いたしました。
当社は、インパクトの概念を広め、初心者にも理解しやすい入口を創出することで、業界内外を越えた社会課題解決のムーブメントづくりを行う団体です。既存の枠組みでは交わることの少ない、インパクトスタートアップ、インパクト投資ファンド(VC・財団)、ゼブラ企業、上場企業、NPO法人、機関投資家、自治体などの多様なステークホルダーが「インパクト」という共通言語で交わる交差点をカンファレンスという形態でつくり、業界の拡大を目指しています。
■一般社団法人IMPACT SHIFT設立の趣旨、背景
現在、インパクトスタートアップ、インパクト投資、ゼブラ企業、BCorpなど、「インパクト」を取り囲む環境は目まぐるしく変化しています。2023年度のインパクト投資残高は11兆5414億円*になっており、昨年度比197%で成長している成長市場です。(引用:『日本におけるインパクト投資の現状と課題 2023年度調査』)また、経産省はJ-Startup Impact、中小企業庁はローカルゼブラ企業の実証実験、金融庁はインパクトコンソーシアムを発足するなど、省庁横断で様々な政策が現在進行形で推進されています。
一方で、民間においては「社会課題の解決」という言葉に様々な解釈があるため、長年業界への新規参入は極めて限定的でした。併せて、「インパクト」という言葉が多義的・多面的であること、まだ国内における実践事例や文献が多くはないことから「関心はあるがどこに行けば学べるか分からない」という状況になっており、魅力が広く伝わっていないことに課題意識を感じていました。
こうした背景から、当法人では、「インパクトの世界に入口をつくる」ことを掲げ、その手法として「カンファレンス」を2024年3月3日に開催しました。
この度、10年間継続してカンファレンスを開催する体制を模索するため、1回目の開催を共にした実行委員メンバーの一部を理事に一般社団法人として登記いたしました。ここに集えば、「市場の今と、Good Practiceを最短スピードで知れる」という開かれた場を目指していきます。
■一般社団法人IMPACT SHIFT参画メンバーについて
代表理事 河合将樹
1995年愛知県生まれ。イギリス留学、NPO法人ETIC.にて従事した後、2020年に株式会社UNERIを創業。社会起業家育成や370件の共創事例、4組3.6億円の資金調達支援などを通してエコシステムの基盤を整備。2020年に社会起業家育成、翌年にインパクトリターン100%の資金提供を開始。2022年にSIIFにてインパクト投資ファンドで投資業務に従事。2024年に業界最大規模カンファレンス「IMPACT SHIFT」を開催し約650名が参加した後、一般社団法人を登記。金融庁主催「インパクトコンソーシアム」のディスカッションメンバー。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024」受賞。
代表理事 河合将樹 コメント
この度、一般社団法人IMPACT SHIFTを設立したことをお知らせいたします。合わせて、2025年春を目処に第2回目の開催を決定し、現在準備を進めております。
2024年3月3日に初開催した際は、株式会社UNERIが主幹事団体となりIMPACT SHIFT実行委員会を立ち上げ、カンファレンスを主催していました。今回一般社団法人として登記するという決断の裏には、様々な意図ががございます。ここには、「まだ見ぬ景色」を共に体現しようと多くの仲間が集っています。業界の発展を最優先に目指すのであれば、現時点で取れる最善の形に着地できたと思っています。
ここから先の旅路は、「やり抜く仕組み」の練度を高めることで、より遠くに、より早く行けるはずです。2回目の開催をご一緒することにご関心ある方々は、ぜひご連絡を頂けますと幸いです。引き続きご指導の程宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人IMPACT SHIFTとは
一般社団法人IMPACT SHIFTは、インパクトの概念を広め、若手や初心者にも理解しやすい入口を提供することで、社会課題解決に向けたムーブメントにアクセスしやすくし、投資家や企業、自治体などを巻き込みながら、インパクトに興味を持つ新たな層を創出することを目的とした社団法人です。2024年3月には、東京有楽町で「IMPACT SHIFT 2024」を開催し、社会課題に向き合う起業家や関係者約650名が集まり、インパクト志向のビジネスや活動について議論を行いました。このカンファレンスをきっかけに、このムーブメントを10年間にわたり持続的に進めていくため、2024年8月21日に法人化をいたしました。
一般社団法人IMPACT SHIFT 概要
社名:一般社団法人IMPACT SHIFT
設立:2024年8月21日
事業:
インパクトを軸としたカンファレンスの企画・運営。情報発信。
(社会課題解決を推進し持続可能な社会の実現に寄与することを目的とした、インパクトスタートアップ、ゼブラ企業、インパクト投資ファンド、非営利法人等の代表/起業家・及び該当企業に所属するイノベーター、エコシステム醸成を推進するプレイヤーへの情報発信、交わる場の創造。)
代表理事:河合将樹
理事:一柳宙、菅家周平、木暮里咲、佐藤真陽、鈴木里奈、幡谷拓弥、守屋祐一郎
監事:坂入翔一朗
第一回開催時のガイドブック:https://uneri-inc.notion.site/IMPACT-SHIFT-90bc0ad09d644a3388d3904394a761ff
公式HP:https://www.impactshift.jp
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/impactshift
公式Twitter:https://x.com/IMPACTSHIFT
お問い合わせ先
一般社団法人IMPACT SHIFT
担当:阪本
メール:info@impactshift.jp
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