和歌山大の観光学部学生が提案 「旅をもっとスローでディープに」郵便の風景印と土地の思い出を記す漫画風景印ノート「Tabi Comi」を共同開発
まだ行ったことのない土地へ足を向けるきっかけ作り、オーバーツーリズム緩和と地方創生へ
紙と印刷の潜在市場を開拓する大阪書籍印刷株式会社(所在地:大阪市西淀川区、代表取締役:成田節夫)は、スローツーリズムを楽しむための記録帳「漫画風景印ノート『Tabi Comi』」を和歌山大学観光学部学生と共同開発し、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」で8月1日から先行販売します。このノートは、郵便局の消印の一種である「風景印」をコレクションしながら、その土地の情景や店、出来事など旅の思い出を漫画で残す記録帳です。風景印には、それぞれの土地を象徴する景色や文化、偉人、特産物などが描かれています。風景印をきっかけに、関連施設や店、景勝地をゆっくり巡りながら思い出として記す、そんなスローでディープな旅を普及させ、その地域にしかない魅力を発見する楽しみを旅行者に提供します。また、それぞれの旅行者がまだ行ったことのない土地へ足を向けるきっかけを作り、オーバーツーリズムの緩和や地方創生へ繋げたいと考えています。
1万1千数百ある風景印は、日本の潜在的な観光資源の多様性
いま特定の観光地では、旅行客が著しく増加するオーバーツーリズムによって、地元住民の生活へ影響が出ているほか、旅行客自身も楽しめない状況に陥っています。しかし有名観光地だけが、楽しめる旅先ではありません。風景印を押せる郵便局は全国に1万1千数百局。この数は、日本の潜在的な観光資源の多様性を示しています。
Tabi Comiは、郵便局で切手を購入して風景印を押してもらい、あとは自分流で書き込んだり、写真やチケットを貼り付けたりと、好きに仕上げるノート。世界に一冊しかない自分の旅の記録は、手元に残る思い出となり、見返すことで追体験できる楽しみもあります。
和歌山城や和歌山中央郵便局など地元協力を受け、コンセプトムービーも制作
企画・開発に携わった学生は、記録方法やデザインなど、商品の魅力を高めるために、たくさんのアンケートを実施しました。普段は旅行の記録をつけない人にも調査を行い、「面倒くさい」「何を書いたらいいかわからない」といった意見を基に、文章でなく、自由度の高い書き込みができる漫画風のレイアウトを考案し、記録への心理的ハードルを下げました。
地域関係者と連携でコンセプトムービーを撮影
和歌山市和歌山城整備企画課や、和歌山中央郵便局、FAVORITE COFFEE(和歌山のカフェ)、和歌山城、和歌山城おもてなし忍者など、たくさんの地域関係者・団体にご協力をいただき、コンセプトムービーも制作しております。
地元の応援と期待に応えられるよう、Tabi Comiを、観光地と旅行者の架け橋にしていきます。
地域との連携で撮影したコンセプトムービーURL:https://youtu.be/ha-PDifchUA
「Tabi Comi」商品概要
表紙と中面(見開き)
●本体価格:1,290円(税込)
●サ イ ズ :128×182mm(B6サイズ)
●用 紙:アラベール(カバー)アートポスト(表紙)モンテシオン(本文)
●デザイン:2種(Country/City)
●中 面:フリーページ、風景印ページ、漫画ページ(2種類)
●全100ページ
→ページ詳細:表紙4ページ、タイトルページ、説明ページ2P、内容ページ、スタートページ、メモページ10P、旅記録ページ78P
※旅記録ページは、風景印をもらうページと自由ページ、漫画を描く2ページの合計4ページで記録する構成。1冊のノートで20個分の風景印がコレクションできることになります。
先行販売内容
●Makuakeのサイトで、2024年8月1日~9月2日に実施
●販売目標金額:10万円
●プロジェクトページURL:https://www.makuake.com/project/tabicomi/
→公開は8月1日以降になります
先行発売の価格と返礼について
返礼として、定価1,290円(税込)からの割引や、オンライン体験会、もっとTabiComiを楽しむための先行販売のみの特別セット「Tabi Comiセット」をご用意しています。体験会では、開発した大学生4人が、風景印ノートの面白さや、どのように楽しむかをご紹介。また、風景印収集の第一人者である古沢保氏にご登場いただき、風景印の魅力を教えていただいたうえで質問会を実施する予定です。
【割引】
1.超早割(10%off) :1,161円(税込)
2.早割 (7%off) :1,200円(税込)
3.Makuake割(5%off):1,226円(税込)
4.2冊セット(12%off):2,270円(税込)
5.5冊セット(15%off):5,483円(税込)
6.10冊セット(20%off):10,320円(税込)
【Makuake限定セット】
7.オンライン体験会チケット付:1,290円(税込)
→『風景印ミュージアム』の著者「古沢保氏」と開発者である和歌山大学チームぺぱぶるでオンライン体験会を行います。
8.Tabi Comiセット(Country /City):3,980円(税込)
→Tabi Comiセット内容 ①Tabi Comi②アイシースクリーン4枚③切手④ポストカード
参考資料
学生との共同開発
風景印ノート『Tabi Comi』は、実際の商品化を目指す大学ゼミ対抗インターカレッジ「Sカレ(Student Innovation College)2023」をきっかけにスタートしたコラボです。大阪書籍印刷が紙の将来の可能性を拡げるために出したテーマ「未来が描けるノートづくり」に対し、和歌山大学の学生が「旅行の記録を通してその地域にしかない魅力を発見できるノート」というコンセプトでこの商品企画を提案してくれました。
明治42年に教科書の編集・出版で創業した当社は、書籍印刷を軸とした100年の歴史を持っています。デジタル化で紙と印刷の市場が縮小する中、新たな柱を構築するために新商品の企画に注力しているところです。「Sカレ」への参画はその一環。2023年9月に、「しおり」と「ノート」を合体させ、読書で得た学びを記して日常生活で活かすための新ツール「Shiori Note」を近畿大学の学生と開発したのが第一弾。2024年3月には駒澤大学の学生と、自分の好きなものや言葉、出来事を五十音順で記録して集め、折に触れ読み返すタイムカプセルのような辞書式ノート「Jishoru(じしょる)」を商品化しました。今回リリースの商品は、Sカレ発商品の3作目となるものです。
「紙の方がいいもの」「書く楽しみがあるもの」「見返した時に自筆の方が感慨深いもの」――。探していけば、紙や印刷のニッチなマーケットは無限にあります。従来型の発想や思考にとらわれず、消費者に新鮮さと楽しみを提供できる印刷会社をめざしています。
大阪書籍印刷株式会社概要
社 名:大阪書籍印刷株式会社
所在地:〒555-0044 大阪市西淀川区百島1-3-78
資本金:1,000万円
代表者:代表取締役 成田 節夫
創 業:1909年9月
設 立:2008年2月
従業員数:20名
事業内容:書籍・チラシ・パンフレットの編集・デザイン・DTP・電子書籍、印刷・製本・加工、配送、在庫管理・電子カタログ・WEB制作、ノベルティ制作
●大阪書籍印刷公式X(旧twitter) https://twitter.com/osin_jp
●大阪書籍印刷公式Instagram https://www.instagram.com/osin_jp/
●archshop公式X(旧twitter) https://twitter.com/archshop_jp
●archshopInstagram https://www.instagram.com/archshop_jp/
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大阪書籍印刷株式会社 担当:畠中(はたなか)・西村
〒555-0044 大阪市西淀川区百島1-3-78
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