能登復興支援でマルヤス工業 太陽熱給湯システム「ReTerra」を寄贈
復旧から復興へ。これからも地域で続く暮らしを支えるために 七尾市 公共施設2ヶ所でで運用開始

マルヤス工業株式会社は、能登復興支援の一環として石川県七尾市へ寄贈した太陽熱給湯システム「ReTerra(リテラ)」について、このたび七尾市内の2つの公共施設で運用を開始いたしました。導入先は、能登島地区コミュニティセンターおよび徳田地区のコミュニティセンターで、両施設は地域住民の交流や福祉活動に加え、災害時には防災拠点として重要な役割を担っています。当社は、ReTerra(リテラ)を通じて、暮らしに欠かせない「お湯」の安心を届けることで、復興後も続く地域の日常と将来の安心に貢献してまいります。
マルヤス工業株式会社(本社:愛知県岡崎市、代表取締役社長:山田泰一郎)は、能登復興支援の一環として石川県七尾市へ寄贈した太陽熱給湯システム「ReTerra」について、このたび能登島地区コミュニティセンターおよび徳田地区コミュニティセンターへの設置工事が2026年7月6日に完了し、運用を開始しました。
当社は2024年1月の能登半島地震発生以降、復興が進む地域に対し、継続的に貢献できる支援のあり方を検討してきました。当初は石川県への寄贈を検討しましたが、物品寄贈の受け入れが難しい状況であったことから、岡崎商工会議所および七尾商工会議所の協力を得て、七尾市の公共施設への導入を進めてまいりました。
当社が着目したのは、毎日の暮らしに欠かせない「お湯」です。
入浴や調理、衛生管理など、お湯は日常生活を支える重要なインフラである一方、近年はエネルギー価格の上昇により、給湯にかかる負担も高まっています。当社は、一時的な支援ではなく、復興後も地域に寄り添い続ける支援として、太陽の熱でお湯をつくるReTerraを活用した復興支援を進めています。



地域の暮らしを支える2ヶ所のコミュニティセンター
能登島地区コミュニティセンターは、地域住民の交流や各種イベント、福祉活動などに利用される地域の拠点施設です。同敷地内には能登島診療所とのとじまデイサービスセンターが併設され、地域医療・福祉を支える役割も担っています。
施設では、高齢者向け配食サービスの調理や、子どもたちのお菓子づくり教室、地域特産品の加工など、日常的にお湯を必要とするさまざまな活動が行われています。
また、災害時には指定緊急避難場所および指定避難所として地域住民を受け入れる防災拠点でもあり、平常時から非常時まで地域の暮らしを支える重要な施設です。


徳田地区コミュニティセンターは地域住民による「まちづくり協議会」の活動拠点として利用されており、地域課題を地域住民自らが話し合い、解決に取り組む活動の中心施設です。両施設は、災害時には指定緊急避難場所および指定避難所に指定されており、地域の防災拠点として重要な役割も担っています。


地域の日常と災害時を支えるReTerra

今回導入したReTerraは、太陽の熱を利用してお湯をつくる太陽熱給湯システムです。平常時は施設の日常的な給湯利用を支えるほか、200Lの貯湯タンクを備えているため、災害時には生活用水としての活用も期待されています。また、貯湯している水は飲用可能な水道水であることから、災害発生直後の状況に応じて飲料水として活用できる可能性も備えています。
さらに、約0.7kWh程度の電力で運転できるため、家庭用ポータブル電源からの給電にも対応可能です。停電時でも運用を継続できる可能性があり日常から災害時まで活用できる「使いながら備える防災(フェーズフリー)」の考え方を体現した設備です。なお、徳田地区コミュニティセンターでは、ReTerraの導入により、年間約52%の給湯エネルギー削減、年間約146kgのCO₂排出削減を見込んでいます




【七尾市ご担当者様コメント】
「能登島地区および徳田地区コミュニティセンターは地域住民の交流や福祉活動、防災拠点として重要な役割を担っています。また両施設は指定緊急避難場所と指定避難所の両方に指定をされております。緊急避難はもちろん、一定期間生活を送る避難所では、お湯があることが住民の皆さまにとって大きな安心につながります。能登半島地震の際は長期間の断水を経験したことから、水だけではなく、お湯を確保できることの重要性も強く感じています。災害時に高齢者や乳幼児など配慮を必要とする方々への支援にも活かせるものだと思っています。今回のご支援に心より感謝申し上げます。地域の皆さまに長く活用される設備になることを期待しています。」
【常務執行役員 鳥居 真吾 コメント】
「私自身、七尾市には何度も訪れ、復興には長い時間が必要であることを改めて実感しました。だからこそ、一時的な支援ではなく、地域に寄り添い続ける支援が大切だと考えています。ReTerraは『お湯を気にしない毎日』を目指して開発した製品です。今回導入した2つのコミュニティセンターが、平常時は地域の皆さまの暮らしを支え、災害時には安心につながる設備として長く活用されることを願っています。今後もReTerraを通じて、暮らしと防災の両面から地域社会に貢献してまいります。」
今後の展開
当社は今後も地域の実情に応じた支援活動を検討してまいります。
今後は、徳田地区コミュニティセンターへの導入についても順次情報発信を行う予定です。
当社は今後も地域の実情に応じた支援活動を検討するとともに、本プロジェクトを通じて得られた知見を活かし、「お湯を気にしない毎日」と「使いながら備える防災」という新たな価値の提案に取り組んでまいります。
メディア掲載
本取り組みは、以下のメディアでも紹介されました。
北國新聞(2026年7月5日朝刊)
中日新聞デジタル
北陸中日新聞(2026年7月7日朝刊)
日刊工業新聞電子版
日刊工業新聞(2026年7月7日朝刊)
<会社概要>
マルヤス工業株式会社は1956年設立、愛知県岡崎市に本社を構えるTier1の自動車部品メーカーです。国内すべての自動車メーカーおよび海外メーカーに部品を供給し、ブレーキチューブや防振用部品など、自動車の走行に不可欠な製品を幅広く製造しています。主力製品であるEGRクーラーでは国内トップシェアを誇り、排ガスのクリーン化や燃費向上を通じて環境問題の解決に貢献しています。現在は自動車分野にとどまらず、環境技術で培った知見を活かし、エネルギーや暮らしの分野における社会課題の解決にも取り組んでいます。
マルヤス工業について<https://www.maruyasu.co.jp/company/outline/>

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