＜医療×デザイン＞ハイブリットな人材を多数輩出してきた「ストリートメディカルラボ」第5期が募集開始

横浜市立大学と株式会社Look at Peopleが共同で運営する「ストリートメディカルラボ第5期」が2024年7月12（金）に開講。学長の武部貴則を筆頭に、日本有数のクリエイターや医師らが講師に。

株式会社Look at people

2024年5月1日 14時08分

ストリートメディカルラボは、横浜市立大学先端医科学研究センターコミュニケーション・デザイン・センター（YCU-CDC）と株式会社Look at Peopleが共同で運営しています。

本ラボは、2019年に「第1期ストリートメディカルスクール」として開講し、過去４期まで150人の受講生と40に及ぶ企画が生み出されました。

学長は、史上最年少で東京医科歯科大学・横浜市立大学の教授に就任し、再生医学研究者で注目を集めると共に「ストリートメディカル」を提唱した武部貴則が担当。

第5期からは「ストリートメディカルラボ」に名称を変更すると共に、カリキュラムをパワーアップし開講いたします。

ストリートメディカルラボが目指すもの

<医療>と<デザイン>の考え方を融合させることで、これまでの医療の対象であった<Disease（病）>から<Humanity（人とそれを取り巻くライフスタイル）>へ領域をシフト。医療現場のみならず、学校・職場・日常全てにおいて、世の中を幸せにして行くストリートメディカルな人材の育成を目指しています。

ストリートメディカルラボの学びについて

スクールポリシーは「病を診ずして、人をみよ」。従来の医療では対応できなった現代の医療・健康課題に対する解決策を、医療関係者・ビジネスパーソン・デザイン経験者と共に、約半年間のカリキュラムを通じて共に学んで行きます。

医療・医学は予てより、世界中の医師をはじめとする医療従事者や科学者によって、積み上げられてきた非常に尊敬すべき分野です。一方で、生活者目線をもっと取り入れることによって、医療・健康分野の未踏課題を新たに発見し、そのソリューションを考えていく必要性があるとも感じています。

ビジネスの領域では、デザイン思考、UI UXデザイン、 DX人材などこれまた従来のビジネスマンからは角度の異なる企業や人材が中心になってきて久しいです。これはデザイン・クリエイティブがビジネスと切り離せなくなった証でもあります。我々はこのデザイン・クリエイティブが医療現場のみならず、予防や高齢などの社会課題の解決に非常に重要な役割を果たすとも感じてます。

本ラボでは、医療従事者のみならず、ビジネスパーソン・デザインやアート分野の人々同士が共に学びあう場を通じて、人的化学反応が起こることを目論んでます。

求める人材

・従来の医学とは異なる視点をインストールしたい方

・デザイン・クリエイティブな力を人をみる方向に向けたい方

・ウエルビーイングな領域でのビジネスに興味がある方

3つの特徴

①受講生の多様性

本ラボには、医療関係者・ビジネスパーソン・デザイン経験者など様々なバックグランドをもつ人材が集結。グループワークによるプロトタイプ製作を通して、様々な議論が生まれ、異能の化学反応がアウトプットされます。

②多彩な講師陣

クリエイター・デザイナー・医師・起業家・建築家など、領域を超え活躍する講師陣が12名登壇します。

③プロトタイプ製作

カリキュラムの後期では、グループワークによるプロトタイプ製作とプレゼンテーションを行います。理念やシステムをインプットするだけでなく、プロトタイプを生み出せる実務能力を育むと共に、企画内容の社会実装も目指します。

カリキュラム構成

多彩な講師陣による良質な学びのインプットと、それを活かしたグループワークによるプロトタイプ製作の2軸で構成されたカリキュラムです。
「医療」と「デザイン」両軸からアプローチし、発想・着眼・社会実装プロセスまでを実践的に学ぶことができます。

スケジュール

5/1(水)　募集開始

5/28（火）無料特別講座&ガイダンス開催（オンライン）

5/31(金)　エントリー第一次締切

6/20(木)　エントリー第二次締切

7/12(金)　開講/全20回

12/22(日) 修了発表

会場

①通学

日本橋ライフサイエンスビル内

②オンライン

ご自宅でzoomを使用した受講

講師（一部抜粋）

EVERY DAY IS THE DAY 共同代表クリエイティブディレクター

佐藤夏生

博報堂のエグゼクティブクリエイティブディレクター、HAKUHODO THE DAY代表を経て、2017年にブランドの課題解決ではなく、可能性創造をリードするブランドエンジニアリングスタジオ EVERY DAY IS THE DAYを青山尋紀と立ち上げる。過去には、adidas、NIKE、Mercedes-Benzのクリエイティブディレクターを歴任。

kenma 代表ビジネスデザイナー

今井裕平

「日本の中小企業を脱下請け化させる」デザインと戦略立案のプロフェッショナル集団kenma 代表。神戸大学大学院を修了後、安井建築設計事務所、日本IBM、電通コンサルティングなどを経て、2016年に創業。大手コンサルティング会社での経験を通じて、そう気づいたことをきっかけに、kenmaを設立。中小企業の技術力を活かして、その会社の看板となるヒット商品を生み出し続けている。

セイタロウデザイン代表デザイナーアーティスト

山崎晴太郎

株式会社セイタロウデザイン代表。立教大学卒。京都芸術大学大学院芸術修士。「社会はデザインで変えることができる」という信念のもと活動。ブランディングを中心に、グラフィック、WEB・空間・プロダクトなどのアートディレクションを手がけ、グッドデザイン賞金賞、IF デザイン賞、アジアデザイン賞など国内外での数多くの賞を受賞。

講師陣は武部貴則をはじめ、佐藤夏生（every is the day共同代表) 山崎晴太郎(セイタロウデザイン代表) 井上祥(メディカルノート代表) 町亞星(フリーキャスター) 今井裕平(kenma inc代表) 飯石藍(都市デザイナー) 和佐野有紀(医師　アートコミュニケーター)　山本尚毅（日本総研）下東史明（博報堂　クリエイティブディレクター　コピーライター）横石崇（ &Co代表）など、クリエイティブや医療業界で領域を広げながら活躍する12人が登壇します。