mù_の新作は、オリジナルで開発したデニム生地を使用して作られた、無骨さと上品さを併せ持った「着る人によって見え方が変わる」デニムトラウザース!!
「服は生地からできている」をコンセプトに6月にスタートしたブランド、mù_が新作のデニムを7月19日に発売します。
「着る人のスタイルで自由に着こなしてもらうことで完成する服」という考え方で作られるmù_の洋服。このPIN TUCK DENIM TROUSERSはデニムでありながらスラックスのようなフロントのデザインと、それに対してバックはオーセンティックな5ポケットスタイルになっています。
普段デニムを履く人にも、履かない人にもそれぞれのスタイルの中に馴染み、自由なコーディネートを楽しんでいただけます。
「服は生地からできている」というブランドコンセプトの通り、デニムとスラックスの要素をミックスさせたこのアイテムを作るために、国内の生地屋の協力を仰ぎ、糸からこだわって生地を開発しました。
1950年代の精紡機で撚った昔ながらの柔らかでありながら、どこか力強さも感じさせる糸を、シャトル織機ではなくあえて現代の織機で織ることで、粗野な雰囲気と上品さを両立させる生地に仕上げました。
この精紡機で撚った糸は、現代の機械と違ってコンピューター制御によるムラ感を作り出すことができないため、計算できないナチュラルなスラブ感が生まれ、自然で柔らかな縦落ちを楽しめます。
さらに徹底的に色味にこだわり、この生地の表情に合わせて、デニムらしい青みとスラックスのような深みを作り出しました。
重厚感のある見た目と裏腹にソフトな肌触りと、柔らかなドレープ性に富んだ生地になっています。
スラックスのようなクリースラインをピンタックで表現。このピンタックを含めて全体の縫製において運針を細かくして、繊細な雰囲気にしています。更に、ピンタックが立って開いてしまわないようにベルトループでピンタックを抑える工夫が施してあります。
また、通常デニムをロールアップすると、緯糸の白が見えてコントラストが強くなってしまいますが、裾を見返しにして同じ生地にすることでスラックスをダブルで履いた時のような上品な見え方にこだわりました。
ステッチカラーもヴィンテージデニムで使われる金茶ではなく、グレイッシュブラウンを使用することで、全体の雰囲気に馴染ませながらも、経年変化によって色落ちしたデニムとのコントラストが出るように計算されています。
ポケットもスラントポケットを採用し、スラックスの要素を取り入れていますが、コインポケットなど、細かい部分でデニムの要素も残しました。
バックポケットは大きめにして、通常より低い位置につけることで、後ろから見た際には若干腰で履いたような少しルーズな印象をプラスし、デニムらしいバックスタイルに。
他にも前面右側のベルトループの下にカラビナやキーホルダーをつけられるアディショナルループをつけることでカスタムできる要素を取り入れています。
ただデニムを使ったコーディネートではなく、着る人の自由度を増やすことで、「着る人によって完成する」というブランドの考え方にマッチした一着になっています。
PIN TUCK DENIM TROUSERS
■サイズ展開
S~XL
■価格
30,800円(税込)
■発売日
2024年7月19日 12:00
About mù_
デザイナー"木村 献"の生地へのこだわりが詰まったコレクションブランドです。
デザイナーの木村は、90年代からハイファッションとフォーマルの融合を特徴とする海外メゾンブランドのプロダクトチームのメンバーとして20年以上活動し、2022年に自身がデザイナーを務めるブランド「LOOPÉ」を ⽴ち上げました。
長年の経験の中で、日本の生地屋や縫製工場に太いパイプがあり、加工や洗いから生まれる変化を想像し、オリジナルの生地を開発、共同で作ることを得意としています。
「洋服から考えては、いい服は作れない」というモットーのもと、一貫して生地から考える服作りを⾏っています。
またカルチャーやヴィンテージの知識も豊富で、ヴィンテージウェアに見られる「⾮合理性」の魅力をモダンアレンジし、無骨さなどを生地・糸からアプローチすることで、ハイファッション×フォーマルの洗練された1着1着を作り上げます。
mù_とは、木村献のニックネームが由来です。
ニックネームは"無"意識のうちに木村の一部になっていました。
このブランドも"無"意識のうちに手に取ってしまう、そんな自分のワードローブの一部になって欲しいという願いを込め、ニュートラルの"無"をイメージしたブランド名にしています。
デザイナー 木村 献
Kimura’s EYE
中学生のころ、音楽を通じてファッションに興味を持ったことがきっかけで、洋服には自由で気分を高揚させる力を感じ、いつの間にか自分が着たい服のイラストを描くようになっていました。
そのイラストはデザインや色にもこだわりましたが、それ以上に実際に見えない生地やフォルムを想像しながら描くことが非常に楽しく、ワクワクしていたことが現在の自分の服作りへのこだわりに繋がっています。
デザインはもちろんは重要ですが、生地にこだわることで、着心地はもちろん、仕上がった洋服のシルエットやフォルムに変化がうまれ、理想とする洋服にさらに近づけることができます。
現在まで数え切れないほどの生地を触ってきましたが、選ぶときのポイントは、自分の作りたいデザインがイメージ出来るかどうか。
すべては生地から決めています。
また国内生産地には、数多くの技術を持った職人がたくさんいます。ですが近年、技術を使いこなせているブランドを見る機会が少なくなったと感じ、改めて産地の特性を活かしたモノづくりがしたいという想いで、mù_を立ち上げました。
SHOPmù_ lab.
住所 : 東京都渋谷区神宮前3-7-12 1F
営業時間 : 12:00~18:00(金曜日12:00~19:00)
定休日 : 火曜、年末年始不定休
電話 : 03-6812-9408
Official site : https://mu-tokyo.com/
Instagram : https://www.instagram.com/mu._official_/
YouTube : https://www.youtube.com/@mu._official_
問い合わせ先 : info@mu-tokyo.com
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