絶滅危惧の“活版”とアートの共創、自由なノートブックのワークショップ開催
沖縄市のアートスクール「tambourine」。アートのアプローチで活版印刷は“版画”へと姿を変えます。自由な気分で世界に一つだけの特別なノートブックを。活版に触れる貴重なワークショップです。
発想を手づくりする、活版印刷で作る特別なノート
このワークショップでは、活版印刷機を使って自分だけの物語を紡ぐ特別な体験を提供します。手の中で感じる紙の質感は、心に宿るアイデアが具現化される瞬間を教えてくれます。 参加者は、自由な創作の場で自分自身の「かたち」をデザインし、その型を印刷してノートブックの表紙を美しく飾ります。 このプロセスを楽しむことで、オリジナルの一冊を手作りできます。 完成したノートは、特別な贈り物や思い出を記録するための素敵なアイテムとなるでしょう。自分の想いを形にする充実した体験に、ぜひご参加ください。
活版印刷の魅力に触れて、自由な創作を楽しむ
活版印刷機を使って自由に創作した「かたち」を刷っていただくと、それはノートブックの表紙を飾ります。
活版文字の型をかたちに置き換えて自由に創作する「かたちの型」を制作する際には講師によるサポートもありますので、気軽に楽しく取り組めます。
ノートブックに使用される用紙は本に使われる書籍用紙を使いますので、上品さと落ち着きのある質感と手触りをお楽しみいただけます。
本格的な製作機材の使い方を体験していただき、手作業で行うノート作りに併せて歴史のある活版印刷技術についての魅力にも触れていただける、発想を形にするプロセスを通した自分だけのオリジナルノート作りです。
活版印刷とは ー
活版印刷は文字や図柄を金属や木製の活字を使って印刷する技術です。まず、活字を組み合わせて印刷面を作り、インクを塗った後、紙に押し付けて印刷します。この方法は15世紀にグーテンベルクによって発明され、書籍や新聞の大量生産を可能 にしました。活版印刷は印刷物に独特の質感を与えるため、今でも一部のアーティストや印刷業者に愛されています。
ー 使用する活版印刷機について
今回体験にご利用いただく活版印刷機は手動式活版印刷、通称「テキン」「手フート」と呼ばれる印刷機です。昭和の頃から街の印刷会社などで使われ、平成初期の頃まで使われてきました。またこの印刷機はナガイ機械鋳造株式会社が昭和23年から製造を開始した「NA-2 型美濃半裁手フート印刷機」です。約15,000台製造され、既に60~70年前後経っている非常に古い機械です。
ノートの使い方は様々です
ラフで自由に文字を書き込めることが持ち味のノートは様々な使い方を想像できます。
特別なノートブックは、自分自身を表現するための大切なツールです。ぜひ、自分のスタイルに合わせて活用してみてください。
アイデアのブレインストーミング:
新しいプロジェクトや作品のアイデアを自由に書き留める場所として使えます。図やスケッチを交えて視覚的に表現することも効果的です。
目標設定とプロセスのメモに:
短期・長期の目標を書き出し、進捗を記録します。定期的に見返して自分の成長を確認することにも使えます。
学習ノート:
新しい知識やスキルを学ぶ際に、重要なポイントや自分なりの理解を書き留めます。後で復習しやすくするために、まとめのページを作るのも良さそうです。
感情の記録:
日々の感情や出来事を記録することで、自分の気持ちを整理したり、ストレスを軽減したりする手助けになります。
読書ノート:
読んだ本の感想や引用、学びをまとめます。特に印象に残った部分や、次に読みたい本のリスト作りに。
プロジェクト管理:
進行中のプロジェクトのタスクやアイデアを整理し、チェックリストやタイムライン作成など計画を視覚化できます。
クリエイティブな表現:
詩や短編小説のアイデア、絵や写真、コラージュを作成するスペースとして使えます。自由に自分の感性を表現する場にもなります。
「活版印刷とノートブックデザイン」ワークショップ
日時:2024年11月17日(日)
13:00 - 16:00
場所:Buffer (バッファ)
沖縄県沖縄市園田1-8-31
参加費:3,500円(1名・材料費込)
・8歳未満のお子様は保護者同伴の参加を条件に承ります
・専用駐車場はございませんのでお車でお越しの場合は、近隣の有料駐車場のご利用をお願いいたします
ご予約・お問合せ
アートスクール tambourine(タンブリン)
電話:050-3706-7206 e-mail: info@tambourine.okinawa
デザイン&クラフトカンパニー
電話:098-943-7170 e-mail: contact@designandcraft.jp
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