「DV被害とその支援を考える~そのとき子どもたちは~」シンポジウムの開催
3年目となるDV被害と被害者支援に関するシンポジウム。これまでDV被害の現状、そして被害からの回復に着目した支援のあり方について議論を行いました。
DVのある家庭の中に子どもがいることも少なくありません。子どもたちにDVがどのような影響を与えていて、私たちが子どもたちにできる支援とはどういったものなのでしょうか。
DVのある家庭では、暴力などにより不安や恐怖にさらされており、暴力からの離脱後もその影響は続きます。本シンポジウムでは、DV家庭の子どもたちに対する多様な支援のあり方について考えます。
日時:2024年11月16日(土)13:30~16:30
場所:龍谷大学 深草キャンパス 22号館 302教室
定員:来場30名、オンライン(Zoom)80名
参加費:無料
主催:特定非営利活動法人きょうとNPOセンター
共催:近畿労働金庫/龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスセンター
基調講演「DV 被害とその支援を考える~そのとき子どもたちは~」
村本 邦子さん (立命館大学人間科学研究科 教授)
立命館大学教授、Ph.D. 臨床心理士精神科クリニックのカウンセラーを経て、1990年、女性ライフサイクル研究所設立。虐待、性暴力、DV、戦争、災害などトラウマの臨床に取り組む。2001年より立命館大学教授。2002年、NPO法人安心とつながりのコミュニティづくりネットワーク設立、面会交流支援やDV母子支援などのプロジェクトに取り組んできた。『暴力被害と女性-理解、脱出、回復』(昭和堂、2001)など著書多数。
シンポジウム「DV 家庭の子どもたちに対する多様な支援のあり方」
パネラー
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村本 邦子さん(立命館大学人間科学研究科 教授)
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北村 俊樹さん(児童養護施設 京都聖嬰会 男子部主任)
種智院大学人文学部社会福祉学科卒業。社会福祉法人きょうどう就労継続支援事業所きょうどう評議委員。現職では、現場経験を生かしファミリーソーシャルワーカーと自立支援コーディネーターの専門職を兼務。21年目を迎えた現在は、後任へ引き継ぎをしながら現場の中に入り、人材育成を行っている。社会的養護経験者を幅広くサポートできる環境が整うことを願い、入所中から退所後も、下は2歳~上は50歳近くまでの方を当園独自のサポート体制で対応している。
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坂本 未希さん(DVGsラボ 代表)
龍谷大学大学院政策学研究科修了、DVGsラボ代表、(特非)きょうとNPOセンター職員、(一財)社会的認証開発推進機構研究員。大学院にて、DV被害者の視点からDV被害者の現状と多様な支援策の機能的環境の構築について研究し、修士論文を執筆。現在、被害者や支援者、研究者など様々なネットワークを手繰りながら同じ境遇にある女性等に対する支援環境の構築を模索中。
ファシリテーター
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齋藤 佳津子さん(一般財団法人 社会的認証開発推進機構 専務理事)
米国ボストン大学大学院修了。非営利組織の運営科学を学ぶ。京都女子大学大学院現代社会研究科後期博士課程公共圏創成専攻満期退学。一般財団法人社会的認証開発推進機構専務理事及び運営委員長。全国の社会的養護関係施設及び京都府内の福祉サービス第三者評価事業評価調査者として、運営に携わる。また、朗読や演劇などの舞台に立ち、教育現場に立つ教員や子どもたちの視点にそった表現活動の指導、サポートを行っている。
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