NVIDIA GTC 2025においてパンテオンラボが感情知能を持つデジタルヒューマンを出展。最新のメタヒューマンインターフェースを搭載したエージェントAI
生成AIとデジタルヒューマンの技術を提供するパンテオンラボがNVIDIA GTC 2025でライブデモを出展
デジタルヒューマンおよびエージェントAI技術を提供する、NVIDIA Inceptionプログラムの正式メンバー・Pantheon Lab(パンテオンラボ)は、最新のメタヒューマンインタフェース(MHI)を発表しました。本ソリューションは、同社が培ってきたリアルなデジタルヒューマンの開発技術を基盤とし、高度な感情知能を搭載。リアルタイムで人間の感情を検知・解釈し、適切に応答する機能を備えています。
Pantheon Labのメタヒューマンインターフェース(MHI)は、ファストフード店などで見られる注文用タッチパネルなどの自動接客・応対を、音声対応かつよりインタラクティブなインターフェースへと進化させます。これにより、ユーザーとの対話において人間のような共感と理解を伴うコミュニケーションが可能になります。
また、2025年3月18日から21日まで、カリフォルニア州サンノゼのMcEneryコンベンションセンターで開催されるNVIDIA GTC 2025において、Pantheon Labはブース3004にて、この最先端技術を活用した感情知能を持つデジタルヒューマンのライブデモを披露します。ぜひご来場のうえ、最新のAIインターフェースをご体験ください。

なお、出展されているデモの動画は下記よりご確認いただけます。
デモ1:https://www.youtube.com/watch?v=TMhX6PegvUI
デモ2:https://www.youtube.com/shorts/X-0HfWI3A5k
パンテオンラボとエージェントAI
Pantheon Labのミッションは、エージェントAIの実用化を推進し、日常生活に統合することです。エージェントAIとは、自律的かつ目的駆動型のインテリジェントシステムを指し、独立して意思決定や行動を行うことが可能です。
今回発表した新ソリューションは、先進的なAI技術、LLM、および感情知能を組み合わせることで、よりパーソナライズされた没入感のある対話を実現。これにより、小売、医療、教育、公共サービスなど多様な業界におけるユーザー体験の革新を可能にします。
アップグレードされた Metahuman Interface の主な特長
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感情知能(Emotional Intelligence):リアルタイムで人間の感情を検知・分析し、それに応じた共感的でパーソナライズされた対話を実現
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音声駆動型インターフェース(Voice-Driven Interface):音声を通じた自然な対話が可能で、タッチスクリーンやボタン操作が不要
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人間らしい外見と振る舞い(Human-Like Appearance and Behavior):見た目や声、振る舞いが人間に近く、より親しみやすく信頼できるインタラクションを提供
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高いスケーラビリティ(Scalability):小売、ホスピタリティ、医療、カスタマーサービスなど、オンライン・オフラインを問わず幅広い業界で適用可能
なお、パンテオンラボは、KFC台湾、香港空港管理局、SBSトランジット(シンガポール)、シンガポール国立美術館など、世界的な企業や公共機関と協業しています。
【Pantheon Labの共同創業者兼CEO・Ivan Lauのコメント】
私たちは、人と機械のインタラクションを単なる機能的なものにとどめず、感情知能を備え、より人間らしいものへと進化させることに取り組んでいます。メタヒューマンインターフェースは、エージェントAIを日常生活に統合するための重要な一歩です。この技術により、企業はより深く、意味のある形で人々とつながることが可能になります。また、当社の『AI for Good』イニシアチブの一環として、倫理的で包括的、そして変革をもたらすAIソリューションの開発に注力しています。カスタマーサービスや教育、医療、公共サービスなど、さまざまな業界においてテクノロジーが人類のために機能する未来を目指しています。

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