クルーガー国立公園に日本人初となるサファリロッジをオープン
ネイチャーポジティブの実現に向け、日本人初となる取り組みをスタート
angleReserve株式会社(本社:東京都港区、代表:伊藤 啓二、以下:当社)と、Yuka on Safari (Pty)Ltd(本社:南アフリカ共和国、代表:太田ゆか、以下:Yuka on Safari)は、日本人として初めて(*1)、南アフリカ・クルーガー国立公園近郊にサファリロッジをオープンすることを発表します。
環境破壊が進む背景には、『自然を壊した方が儲かる』という経済構造があります。だからこそ当社は、『自然を守ることが利益になる』新たなビジネスモデルを創り出すことに挑戦しています。
angleReserveはこれから、エコツーリズムをはじめ、生物多様性クレジットや自然資本を活用したビジネスを展開していく予定です。このロッジは、ビジネスの力を通じて生物多様性の危機を食い止めるための第一歩です。2025年春〜夏にオープンし、現地でサファリガイドとし10年以上活動してきたYuka on Safariと連携しながら、ネイチャーポジティブの実現に向けて活動していきます。

【お問い合わせ】
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ネイチャーポジティブの実現に向け、パートナーシップや協業などのご連絡もお待ちしております。
【現地パートナー】
Yuka on Safari代表:太田ゆか / Yuka Ota

日本人女性初の南アフリカ政府公認サファリガイド。
立教大学観光学部在学中に、南アフリカのサファリガイド訓練学校に入学。現地の資格を取得後、2016年からはグレータークルーガー国立公園にてガイドとして活動しながら、「罠にかかった野生動物の救助」「密猟からサイを守るためのプロジェクト」「人間と野生動物の軋轢を防ぐためのGPS活用」など野生動物の保護活動にも取り組み、現地の生態系保全を目指す。
サバンナの魅力と現状を広く伝えようと、現地の情報をPodcastやYouTube、SNSから発信。NHKやTBS「クレイジージャーニー」などメディアにも出演。
2022年に「サバンナで野生動物を守る」(講談社)、2023年に著書「私の職場はサバンナです!」(河出書房・2024年度課題図書に選出)を出版。2025年度版の中学校教科書にも取り上げられる。
プロフィール:https://yukaonsafari.com/about/
インスタグラム:https://www.instagram.com/yukaonsafari?igsh=OGQ5ZDc2ODk2ZA%3D%3D&utm_source=qr
【angleReserveの取組】
自然がどんどん減っていくのは、人類が自然を嫌いだからではなく、「守る」より「壊す」インセンティブの方が強いからだと私達たちは考えています。これまでの現地調査でも、「自然を壊した方が儲かる」仕組みやその経済的インセンティブの強力さを感じる場面がたくさんありました。
『それなら、「自然を守って儲かる仕組み」を創ってしまおう』というのがangleReserveの出発点です。シリアルアントレプレナーである伊藤が2024年にスタートしました。
【私たち人類の立ち位置】
私たち人類はいま、「6回目の生物大量絶滅(*2)」に直面しています。
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過去50年で野生動物は約70%減少(*3)
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現在も約100万種が絶滅の危機(*4)。
これは、全人類にとって脅威です。なぜなら、十分な生物多様性がないと、人類は地球上で生き残れないからです。Forbesでは以下のように表現されています。(*5)
生物多様性は、豊かな自然界にとって欠かせないだけではありません。その悪化はまた、世界に暮らす80億人の生活、経済、食料安全保障、健康をも脅かしています。そして、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は、図らずもこの事実を浮き彫りにしました。
また経済活動の観点でも生物多様性は重要な役割を果たしています。例えばGDPのおよそ55%が自然資本に中・高程度依存しています。WEFのレポートからも、10年先の人類リスクの上位ほとんどが環境起因であることがわかります。
【引用・参照】
*1:2025年2月 当社調べ
*2:迫り来る「6回目の生物大量絶滅」は当初の予測よりも深刻である可能性 / Forbes Japan (https://forbesjapan.com/articles/detail/64816)
*3: 世界自然保護基金(WWF)の「生きている地球レポート2020(https://www.wwf.or.jp/activities/data/lpr20_01.pdf)
*4:国際連合広報センター国連報告書が世界に「警告」:100万種の生物が絶滅の危機に(https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/33018/)
*5: Forbes 世界で加速する「種の絶滅」 9つの衝撃的な事実(世界経済フォーラム|Official Columnist:https://forbesjapan.com/articles/detail/38374)
【当社代表プロフィール】
angleReserve株式会社 代表取締役:伊藤 啓二 / Keiji Ito

大学時代、排出量取引を用いた自然保護区の立上げにより、環境課題と貧困問題に取り組めるのではないかと考え、慶應義塾大学およびUCLAで学ぶ。
株式会社リクルートでアドテクの新規事業開発に携わった後、ビジネスを通じて社会課題を解決する方法を探す世界一周の旅に出る。その後、シリコンバレー発のクラウド翻訳スタートアップ株式会社gengoで事業開発に従事し、Co-founder / COOとして株式会社Selanを経営。Googleアクセラレータプログラムに選抜された後、マネックスグループに株式譲渡&グループイン。続けて、ビジネスで社会課題を解決するangle株式会社を設立し、angle第1号として2021年にMentorMeをリリース。上場一部企業やダライラマから賞を授与された社会起業家など、幅広いゲームチェンジャーを支援し、株式会社Aoba-BBTに株式譲渡&グループイン。
2024年より環境保護事業angleReserveをスタート。
# 公益財団法人 山田長満奨学会 選考委員
# 学校法人同窓会評議員議員
# iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員准教授
# 2020年Google Accelarator Programに、2023年G-StarXに選出
# Entrepreneur誌が選ぶ「Most Inspiring CEOs from Japan Fostering a Culture of Innovation in 2023」に選出(APAC)
【当社へのお問い合わせ先・会社情報】
▼問合せ方法
興味・関心のある方は、当社HPよりお問い合わせください。
▼会社概要
本社所在地:東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
代表者:代表取締役 伊藤 啓二 / Keiji Ito
会社名:angle reserve株式会社
設立:2024年5月15日
▼お客様からのお問い合わせ先
E-mail:info@angle-reserve.com
▼報道関係者からのお問合せ先
angle reserve株式会社 広報担当
メールアドレス:press@angle-reserve.com
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