ナディアが担当「東急ホテルズ&リゾーツ STREAM HOTELのブランディング・CI/VI」がGOOD DESIGN AWARDを受賞
株式会社ナディア(東京都新宿区、代表取締役CEO 弓庭 知、以下、ナディア)が担当いたしました東急ホテルズ&リゾーツ様の新ブランド「STREAM HOTEL」のブランディングおよびCI/VIが、2024年度グッドデザイン賞(Gマーク)を受賞いたしましたので、お知らせいたします。
STREAM HOTELは、地域の新しい魅力と多様な旅を提案する東急ホテル&リゾーツの新しいライフスタイルホテルブランドです。ブランドメッセージ「Inspirational Local」のもと、ホテルと地域が溶け合い、旅行者を地域の探索へと駆り立てる、インスピレーションに溢れたブランドデザインを行いました。
■背景と経緯
「旅」は非日常の楽しみであるとともに、近年、個人の自己実現を果たす手段として重視されつつあります。
皆がこぞって同じ観光地を目指すステレオタイプな旅ではなく、旅先での人やカルチャーとの出会いが自分らしい生き方や暮らしのヒントとなるような、人それぞれに多様性ある旅の実現のため、ホテルは宿泊施設であることを超えた価値提供ができるのではないだろうか。
そのような問いから、地域の持つ魅力に新しい時代の価値感を掛け合わせ、これまでにない発見や体験を提供する、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社のライフスタイルホテルブランド「STREAM HOTEL」(渋谷・札幌)のブランディング・プロジェクトがスタートしました。
私たちは、このホテルを「まだ見ぬ地域との出会いを通して、新しい自分を発見する体験」を提供するホテルであると位置付け、ブランドメッセージ「Inspirational Local〜見違えるローカル、叶えるローカル〜」を策定。そのVIにおいては、地域を散策したくなるような「体験性」の包含を試みました。
日本伝統の紋様「流水紋」をモチーフとした流れる(=ストリーム)ラインに重なるカラフルなシェイプは、その地域のスポットや特産品を抽象的にかたどっており、訪問者の興味を掻き立てることで、地域への興味や従業員との会話のきっかけになるようにデザイン。ホテルアメニティにはウィットの効いた様々なコピーをデザインし、思いがけず近隣のスポットやお店と出会える仕掛けをつくりました。
また、クレドを通して「従業員全員がその地域のガイドである」という自覚を醸成しています。
■評価コメント
旅は予定を考えるのが楽しさの一つではあるが、旅先での予想外の発見や出会いは、旅の醍醐味の一つであり、忘れられない思い出につながる。このプロジェクトは、ホテルを宿泊先という存在にとどまらせず、地域との新たな出会いを作り出す出発点として再定義しようとしている。地域の魅力が形となったホテル内のパブリックなインテリアだけでなく、アメニティとしてパーソナルな客室領域にまで行き届かせている点が素晴らしい。またこうした取り組みを全従業員がインナーブランディングとして行動指針にしている点も評価された。
■GOOD DESIGN AWARDとは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
今後も、ナディアでは、デザインの力であらゆる企業と社会の課題の解決に取り組んでまいります。
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