「第2回 ONSEN・ガストロノミーウォーキング IN 沖縄県宜野座」開催レポート

満足度“100％”の声多数。地域の暮らしに触れる新コースが高評価、来年参加希望が増加傾向に

一般社団法人宜野座村観光協会

2025年12月16日 14時00分

宜野座村観光協会（沖縄県国頭郡宜野座村）は、2025年11月23日（日）に「第2回 ONSEN・ガストロノミーウォーキング IN 沖縄県宜野座」を開催しました。
今年は、宜野座村の自然・集落環境をより安全に、かつ効果的に体験できるよう、新しく漢那ダムを起点としたコースを導入。
アンケートでは、イベント総合満足度100％、ガストロノミー満足度97％、コース満足度100％と極めて高い評価を得ました。

県内外の参加者からは「来年も必ず参加したい」という声が多く寄せられ、地域イベントとして継続性の高い成果が確認できました。

■開催概要

日程　　　： 2025年11月23日（日）

会場　　　：宜野座村・漢那区周辺

主催　　　：宜野座村観光協会

参加者数　： 80名（うち、アンケート回答者70名）

コース　　：約7km

| 今年の特徴自然→暮らし→海が一本でつながる、宜野座だからできる体験設計

第1回の開催では、宜野座村を横断しながら点在するローカルガストロノミー店舗を巡る、広域回遊型コースを採用していました。

今年は参加者の歩行負担・移動動線・安全面を踏まえ、コースを漢那区エリアに集約。スタート地点を村の主要水源のひとつである漢那ダムに設定し、ダム湖畔の自然、集落の暮らし、海へと続く開放的な景観を段階的に体験できるルートへと再設計しました。

当日は、地元青年会によるウェルカムエイサーでお出迎えし、地域に受け継がれてきた伝統文化に触れられる点も好評でした。

地域の自然・暮らし・海へのつながりをよりわかりやすく体験できるコースとなり、参加者からは「地域の暮らしが良く分かった」「地元にいてもこんな素敵な場所があるとは知らなかった」という声が寄せられました。

今回の設計により、宜野座の観光資源の再発見する機会としても高い評価を得る結果となりました。

｜地元食材を活用したガストロノミーの評価が97％

コース内にあるガストロノミーポイントでは、宜野座村産の農産物に加え、宜野座に豚舎を持つ県産ブランド豚「紅豚」など、地域のにゆかりのある食材を活用した料理を提供しました。スタッフが食材の説明を行いながら配布をしたことで、参加者の理解促進にもつながりました。アンケートではガストロノミー満足度97%と非常に高い結果となっています。

また、次年度の参加意欲が高水準で見られました。

「地域の環境を知る良い機会になった」「来年も参加したい」「歩行距離や内容のバランスがちょうど良い」などの声があり、特に県内参加者からのリピート意向が高く、県内での拡がりが進んでいることが確認できました。
また、奈良県・大阪府・東京都など県外参加者が20％を占めており、村外からの交流人口増加にも寄与しています。

宜野座村観光協会では、本イベントを継続開催することで、地域資源の理解促進や住民参加型の観光推進を目指しています。

【企画担当者のコメント】

今回のイベントを通じて、参加者のみなさまに宜野座の自然の豊かさや地元食材の魅力、そして地域ならではの温かな雰囲気に触れていただけたことを大変嬉しく思います。歩く中で交わされた多くの笑顔や「また参加したい」という声は、地域資源を生かした取り組みへの大きな励みとなりました。

今後も、宜野座の魅力をより深く体験できる企画づくりに努め、次年度に向けて交流の機会をさらに広げていきたいと考えています。今回の体験が、宜野座を訪れるきっかけとなれば幸いです。