医療法人社団Sunny、川口市の「地域貢献事業者」に認定

～365日診療・病児保育・専門外来など、家庭を支える継続的な取り組みが評価～

医療法人社団Sunny

2025年12月17日 13時00分

小児科クリニックや病児保育室を運営する医療法人社団Sunny（所在地：埼玉県川口市、理事長：若林大樹）は、川口市が実施する「地域貢献事業者認定制度」において、2025年度の地域貢献事業者として認定されました。本制度は、地域社会への貢献実績がある事業者を市が公式に認定し、社会的信頼の向上や、市内産業の活性化を図ることを目的としています。Sunnyの継続的な子育て支援や地域医療への貢献が、川口市において正式に評価される形となりました。

■ Sunnyが川口市で行ってきた地域貢献の取り組み

授乳だけでなく、着替えやおむつ替えとしても利用できる完全個室のベビーケアルーム「mamaro（ママロ）」

Sunnyでは、理念である「365日こどものミカタ」のもと、川口市を中心とした地域の子育て世帯を幅広く支援してきました。

特に、365日診療の提供（年間延べ患者数：4拠点/約14万3,100人）をはじめ、併設の病児保育室を通じてお子さまの一時預かりで子どもの急な体調不良や共働き家庭のニーズに対応する体制を整えてきました。また、医療の提供にとどまらず、日頃から地域の皆様の子育てを包括的にサポートしています。その取り組みの一環として、埼玉高速鉄道の県内7駅すべてに設置されている完全個室のベビーケアルーム「mamaro（ママロ）」の提供に協力しました。これにより、安心して授乳や着替え、おむつ替えができる環境づくりに寄与しています。

さらに、子ども向けイベントの定期開催に加え、専門外来（助産師外来ほか）の開設、予防接種（4拠点/年間2万6,700本）・乳幼児健診の提供、行政機関・地域施設との連携など、医療だけにとどまらない総合的な支援体制を構築しています。

Sunny の取り組みは、川口市がめざす姿として定めている「子どもから大人まで個々が輝くまち」や「市民・行政が協働するまち」といった方向性とも親和性が高く、これらの活動が総合的に評価され、本認定につながったものと受け止めています。

※数値はいずれも2024年4月1日〜2025年3月31日の実績（4拠点合計）

■ 川口市における子育て課題とSunnyの役割

川口市では、共働き世帯数の増加に伴い、子どもの急な体調不良時の受け皿や、育児と仕事を両立できる環境の整備が喫緊の行政課題となっています。また、子育て家庭の孤立防止や、医療・保育・行政が連携した地域支援体制の構築も社会全体として求められています。このような背景のもと、地域に密着した小児医療機関の存在はこれまで以上に重要性を増しています。

Sunnyはこれらの課題に対し、病児保育の提供、365日診療体制、専門外来の整備など、医療と子育て支援を組み合わせた独自の取り組みを展開してきました。特に、「急な発熱で預け先がない」「平日に受診できない」といった子育て家庭が抱える具体的な困りごとに対し、医療法人として迅速に対応できる体制を整えることで、地域のセーフティネットとしての役割を果たしています。

さらに、院内での地域イベントや子育て教室の開催、行政機関との情報連携、地域施設との協働など、医療の枠を超えたコミュニティづくりにも力を入れています。今後も、病児保育の受け入れ体制の強化、地域に開かれたイベントの拡充など、地域のニーズに応える多面的な取り組みを進めていく予定です。

■ 認定を受けて：若林理事長コメント

「このたび『川口市地域貢献事業者』として認定をいただいたことを、大変光栄に思います。今回の認定は、Sunnyとしての実績だけではなく、日々地域のお子さまやご家族に向き合ってきたスタッフ一人ひとりの努力の証です。医療は、診療所の中だけでは完結しません。家庭・保育園・学校・地域社会という広いフィールドの中で、子どもの健やかな成長を支えていくことこそ、本当の意味での医療だと思っています。これからも川口市の皆さまとともに、『Sunnyがあって良かった』と感じていただける存在であり続けるため、地域に根ざした活動をさらに広げてまいります」