【株式会社イデアル】社内ツールのDX化を推進！Nextcloud導入による新たな働き方へ

株式会社イデアル（福岡県・代表取締役：原野猛）は、この度、社内業務の効率化とセキュリティ強化を目的として、クラウドストレージソリューション「Nextcloud」を導入し、本格的な検証を開始しました。

イデアル

2024年10月31日 09時00分

　イデアル社（以下、当社と記す）では、社員の生産性向上と情報共有の効率化を目指し、Nextcloudの導入に向けた検証を進めています。

　Nextcloudは、単なるファイル共有ツールにとどまらず、コミュニケーションツールやタスク管理、カレンダー機能など、ビジネスに必要な機能を幅広く備えています。特にセキュリティ機能が高く、アクセス権限の厳格な管理やデータの暗号化により、機密情報の漏洩リスクを最小限に抑えることができます。

　現在、当社では社外のVPSサーバー上のNextcloudで、一部の社員を対象とした検証と試験運用を開始しています。この検証期間中に、セキュリティ面はもちろん、操作性や拡張性なども入念に評価し、デジタルトランスフォーメーション（以下、DXと記す）の基盤を整えます。

Nextcloud導入の背景と目的

　近年、企業におけるデータの重要性は益々高まっています。一方で、情報漏洩やセキュリティリスクへの懸念も深刻化しています。このような状況下、当社は、従業員が安全かつ効率的にデータを共有・管理できる環境を整えるため、Nextcloudの導入に至りました。

Nextcloudは、以下の特徴を備えたプラットフォームです。

高いセキュリティ:

データの暗号化、アクセス権限の厳格な管理など、高いセキュリティレベルを実現。

パソコンのWebからのアクセスはもちろん、スマートフォンでは顔認証等に対応したアプリでアクセスします。堅牢なセキュリティを維持しつつ、手軽なアクセス操作も備えています。
柔軟なカスタマイズ:

モジュール型のアーキテクチャにより、企業のニーズに合わせてアプリを追加可能。

特にダッシュボードのカスタマイズは、あたかも自社専用のプラットフォームのような運用も可能となります。
大容量ファイルの取り扱い:

大容量ファイルの取り扱いは制限を受けず、セキュアな環境でやり取りが可能。

これまでは分割や圧縮したファイルをメールで送信したり、ストレージサービスを利用していましたが、ファイルサイズの制限を受けず、且つ、セキュアな環境でやり取りが実現できます。

イデアルAIボードとNextcloudとの連携

　当社はスマートAIボード（以降、自社商品：イデアルAIボードと記す）を取り扱っています。

イデアルAIボードは一般的にインタラクティブホワイトボードに属するOA機器であり、資料や画像等を画面に映し出したり、デジタルペンで書き込みができるデジタルホワイトボードです。

　イデアルAIボードは、デジタルペンで描いた手書き文字をテキスト化したり、型番によってはリモート会議の際に会話される人へのカメラフォーカスが自動的に行われたりと、高性能な機能が備わっています。これらは従来のホワイトボードでは実現できませんでした。

　さらに、当社はNextcloudとの連携を行い、活用の範囲を広げています。クラウド上に保存された資料やデータをイデアルAIボード上で直接閲覧・編集できるため、会議資料の共有や共同編集がスムーズに行えます。また、スマートフォンやタブレットからもクラウドにアクセスできるため、場所や時間に縛られずに情報にアクセスし、作業を進めることができます。

　結果、企業のDX化を進めることが可能となります。

この連携によって、企業は以下のようなメリットを得られます。