切り替えを生む家具『WALL FOR ONE(ウォールフォーワン)』が2024年度グッドデザイン賞を受賞。審査員セレクション「私の選んだ一品」選出。そして新色登場。
新潟県燕市の金属加工メーカー『光新産業株式会社』がクリエイティブユニットの『TENT』と協業し開発した切り替えを生む家具「WALL FOR ONE(ウォールフォーワン)」。2023年に直販Webストアで予約開始した直後から多くの予約をいただき、現在も愛用者が増え続けています。
そんなWALL FOR ONEが、このたび「GOOD DESIGN AWARD 2024」を受賞、そして審査員セレクション「私の選んだ一品」に選出されました。
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■私の選んだ一品 審査委員による評価コメント
【審査員】田渕 智也/デザイナー
住宅やオフィス、店舗など、さまざまな空間において、ユーザーに最適な環境を気軽に実現できるプロダクト。空間や物の間を自由に行き交いながら、行動や作業に変化をもたらす存在として、既存のカテゴリーに属さない新たな家具の可能性を感じました。使い方を想像するだけでも楽しい、発展性の高いプロダクトだと思います。
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また、WALL FOR ONE に新色「ホワイト」が新登場。「ブラック」と「グレー」も含めた3色のカラーバリエーションになりました。
新色のホワイトと、マイナーチェンジしたブラックには、ABS製の有孔ボードを採用。断面部まで同一色の、塊感のある仕上がりを実現しています。
底面のキャスターによって気軽に設置場所を移動でき、両面の有孔ボードによって多種多様な道具を収納できる構造になっています。
例えば、有孔ボードの表面には仕事道具、裏面には趣味の道具というように表と裏で役割を変えることで、くるっと裏返すだけですぐに気分を切り替えることができます。
新色のホワイト、マイナーチェンジしたブラックは本日、10月16日より販売開始となります。
クリエイティブユニットTENTとの試行錯誤
WALL FOR ONE は、産業用有圧換気扇などを製造する新潟県燕市の工場で生まれました。2年の歳月を経て誕生した製品の開発秘話は、こちらからお読みいただけます。
■グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
■私の選んだ一品とは
毎年さまざまな分野のデザイン5,000件以上が応募されているグッドデザイン賞は、多様な領域の最前線で活躍する国内外のデザイナーや建築家・研究者・企業経営者などの審査委員が、各人の知見をもって議論を重ね受賞を決定しています。「私の選んだ一品」は、審査委員一人ひとりが個人的なお気に入りや注目した受賞デザインを選び、紹介する毎年恒例の企画です。
■光新産業について
2025年で創業100年を迎えるプレス金型、プレス加工を中心とした製造業を行う。様々な業界のプレス製品・OEMを行う傍ら、産業用・工業用の有圧換気扇メーカーとして国内、海外の設備や建屋に有圧換気扇を展開している。2023年よりデザイナーズプロダクト事業を開始し、WALL FOR ONEを皮切りに自社オリジナル製品の開発にも力を入れている。
企業HP:https://www.koshin-ind.co.jp/
公式ショップ:https://koshin-ind.stores.jp/
■TENTについて
「つくるをかろやかに」プロダクトデザインを軸に何をどう作りどう伝えるかの全てに関わるクリエティブユニット。青木亮作がOLYMPUS、SONYなどを経て、共同代表の治田将之と共に2011年に創業。「日本の製造業は分業化の結果ユニークなヒット製品を生み出せなくなっている」自社製品の販売を機に気づいたことをきっかけにデザイナー3.0と名付けた製品開発手法を用いて、大手メーカーから町工場まで、各企業のターニングポイントとなるヒット製品を数多く生み出している。代表作:STAN. by zojirushi、DRAW A LINE 、フライパンジュウ など。ドイツiFデザイン賞金賞など国内外で受賞多数。
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