来歴が価値を生む——招待制 “工芸” マーケットプレイス「LEGASEE」正式ローンチ、登録作家数150名突破

箱書の思想をデジタルへ。鑑賞も所有も作品史に刻む「HAKOGAKI」/ユーザー先行招待は2026年3月31日(火)まで

BC株式会社

BC株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:増田 将星)は2026年3月1日に招待制工芸マーケットプレイス「LEGASEE」(https://thelegasee.com)を正式ローンチいたしました。また登録作家数が150名以上となったことをお知らせします([2026年2月28日]現在)。

LEGASEE(レガシー)が提案するのは「価値が来歴として残る」のではなく、「来歴が価値を生む」という考え方です。作家の制作で終わらず、誰が見て、誰が選び、誰が持ち、どう受け継いだか——その積み重なりが作品の歴史になる。LEGASEEは全作品にデジタル真正証明書「HAKOGAKI」を発行し、鑑賞や所有のストーリーが作品史として刻まれていく体験を提供します。今後は、個展などオフラインでの活用、海外作家・海外ユーザーの参加拡大、二次流通(リセール/譲渡)も段階的に予定しています。


【ニュース概要】

① コンセプト:来歴が価値を生む——工芸は作家で完結せず、持ち主(来歴)が最後の価値になる

 登録作家:150名以上(2026年2月28日現在)— 当社基準で厳選・審査のうえ登録

③ HAKOGAKI:全作品にデジタル真正証明書を発行。購入時点で所有者(購入者)等の情報が作品情報とともに保存される設計

④ SEE COUNT:作品ページに鑑賞数を表示。“見る”ことも作品史(来歴)の一部になる

⑤ 今後の拡張:個展などオフライン活用/国際化(海外作家・海外ユーザー)/二次流通(リセール・譲渡)

⑥ ユーザー先行招待:2026年3月31日(火)まで申請受付(招待枠に限りあり)

 ※2026年4月1日(水)以降は、登録ユーザーからの招待がないと新規登録できません

■背景:日本の「箱書(箱書き)」は、“持ち主の来歴”が価値になる文化

茶の湯の世界では、道具を箱に収め、箱の蓋裏などに作者・銘・由緒や伝来(受け継がれてきた経緯)を書き付ける「箱書(書付)」の文化があります。

箱書が示してきたのは作品の説明だけではありません。“誰の目利きに触れ、どのように持たれ、どう受け継がれてきたか”という来歴が、道具の価値と信頼を育ててきました。

LEGASEEはこの思想を現代へ拡張し、持ち主の時間が作品史として刻まれ、それ自体が価値になる体験を設計します。

■LEGASEEでできる体験(オンラインでも、個展でも)

LEGASEEは、作品を“買う場所”にとどまらず、来歴に参加し、価値が育っていく瞬間に立ち会うマーケットプレイスです。

見る:作品ページに鑑賞数「SEE COUNT」が表示され、鑑賞という行為が作品史の一部として可視化される

出会う:招待制コミュニティで、厳選された“一点もの”の伝統工芸・美術工芸を鑑賞できる

深める:作品の背景情報とともに鑑賞でき、オンラインでも個展などオフラインの場でも体験を拡張できる

買う:購入するとデジタル真正証明書「HAKOGAKI」を受け取り、作品史(来歴)の一部として記録が蓄積される

受け継ぐ:今後予定する二次流通により、受け継がれていく過程そのものが来歴として積み重なる世界の実装を目指す

■デジタル真正証明書「HAKOGAKI」について

LEGASEEでは、すべての作品にデジタル真正証明書「HAKOGAKI」が発行されます。

作品が購入された時点で、鑑賞数や購入者情報などが作品情報とともに保存され、持ち主の選択が作品史(来歴)に加わります。

HAKOGAKIの記録はブロックチェーン技術を用いて保存され、改ざんが困難な形で作品の“歴史”として蓄積されていきます。

※プライバシーに配慮し、個人を直接特定する情報は原則オンチェーンに記録しない等、関連ポリシーに基づき適切に運用します。

■鑑賞数「SEE COUNT」について

LEGASEEでは、作品ページ上に鑑賞数「SEE COUNT」を表示します。

鑑賞が可視化されることで、作品が“見られている”という事実が作品史に加わり、作家の励みや、作品が語られ受け継がれていく循環につながることを目指します。

■主な登録作家

鈴木 盛久(南部鉄器 16代/成朗)|鋳金
1625年(寛永2年)から旧南部藩御用鋳物師として続く鈴木家の当主。東京藝術大学で鋳金を学び、LEXUS NEW TAKUMI PROJECT選出を経て2023年に十六代を襲名、日本橋三越で襲名記念展も開催──伝統に、デザインの視点で新風を吹き込む。

宮川 香斎(真葛焼 7代)|京焼・茶陶

江戸期から「香斎」を継ぐ真葛の家系を背負い、ミシガン大学留学などを経て陶芸を本格修得。萩焼十二代・坂高麗左衛門に師事し、染付・祥瑞・交趾・赤絵・仁清写し・乾山写しまで、京焼の多彩な技法で茶道具を手がける“守備範囲の広い”当代。

坂倉 新兵衛(16代)|萩焼・深川萩

約360年の歴史を持つ深川萩の窯元を継承し、2024年に十六代を襲名。東京藝大彫刻で鍛えた造形感覚を土に落とし込み、伝統の萩土に加えて自ら採取した土も用い、茶陶からオブジェまで“土の表情”を引き出す作り手。

松林 豊斎(16世)|朝日焼(宇治)

慶長年間に開窯した約400年の窯元「朝日焼」(遠州七窯)の当主として、2016年に十六世を襲名。小堀遠州の美意識「綺麗寂び」を軸に、伝統の鹿背・紅鹿背から月白釉流しまで、茶の湯の器を現代へ更新し続ける。英リーチ窯での滞在制作や、パリ・ギメ東洋美術館での展示・茶会経験も持つ。

中川 周士(中川木工芸 3代)|木工芸・木桶

父・清司(重要無形文化財保持者)に学び、滋賀・比良工房を主宰。ドン・ペリニヨン公式シャンパンクーラー制作や、LOEWEクラフトプライズ2017ファイナリスト、神代杉「KI-OKEスツール」のV&A美術館所蔵などで、木桶の技術を“世界のデザイン言語”へ押し上げた職人。

三木 表悦(4代目・啓樂)|京塗師・漆工芸

京都市立芸術大学で漆工を修め、京都・香川の専門研修で技を磨いたのち、2020年に四代目「表悦」を襲名。京都市芸術新人賞や京都府文化賞奨励賞、経産大臣表彰(奨励賞)など受賞多数、日本工芸会正会員として“京の漆”を現代の美意識へ更新し続ける継承者。

三橋 鎌幽(鎌倉彫伝統継承者 30代)|鎌倉彫(二陽堂)
鎌倉時代より約800年続く仏師の血筋に生まれ、建長寺で禅を学び「鎌幽」の号を拝命、寺社の仏具・茶道具からパリ個展までを貫く鎌倉彫作家。奉納・神納の実績とLEXUS NEW TAKUMI PROJECT選出で、鎌倉彫を“現代の工芸”として世界へ接続する。

長野 垤志(和銑窯 3代)|釜師・金工
日本古来の鉄「和銑(わずく)」による茶の湯釜を手がけ、日本工芸会正会員として日本伝統工芸展へ継続出品。惣型鋳造のホロ引きや甑炉による溶解などの伝統技術を軸に、現代の感覚を宿した造形で“使われる美”を追求する。

■今後の展望:個展活用/国際化/二次流通

LEGASEEは今後、来歴が価値を生み続ける循環を拡張するため、以下を段階的に進めていく予定です。

・個展などオフライン展示での活用:鑑賞体験と作品ページをつなぎ、作品史が積み重なる導線を強化

・国際化(海外作家・海外ユーザー):海外作家の参加、海外ユーザーの参加を段階的に拡張し、国境を越えて“来歴が価値を生む”体験が成立するマーケットプレイスを目指す

・・二次流通(リセール/譲渡):受け継がれる過程そのものが価値になる世界の実装に向け、二次流通機能と、取引が作家にも還元される仕組みの提供を予定

※各機能の提供時期・仕様は、今後変更となる可能性があります。

■ユーザー先行招待について(2026年3月31日(火)まで)

LEGASEEは完全招待制のマーケットプレイスです。

現在、先行招待の申請を2026年3月31日(火)まで受け付けています。

先行招待特設ページ:https://invitation.thelegasee.com

※先行招待のご案内には上限がございます。申請期限内にお申し込みいただいた場合でも、申請状況等によりご希望に添えない場合があります。

※2026年4月1日(水)以降は、LEGASEEに登録済みのユーザーから招待を受けた方のみ、新規登録が可能となります(先行招待申請の受付は終了します)。


■その他:プライバシー保護への配慮

LEGASEEでは、デジタル真正証明書「HAKOGAKI」を通じて来歴が蓄積される体験を提供しています。一方で、ブロックチェーンは改ざん困難・原則不変の特性を持つため、プライバシー保護の観点から、個人情報の取り扱いに配慮して運用します。

※個人を直接特定する情報は原則オンチェーンに記録しない等、関連ポリシーに基づき適切に運用します。

■サービス概要

サービス名:「LEGASEE」

カテゴリ:招待制マーケットプレイス(来歴付与サービス)

価格:無料(作品購入は有料)

内容:伝統工芸品・美術工芸品等の出品・購入に加え、オンライン、個展などオフラインでの真正性証明(HAKOGAKI)・NFT連携等を可能とする来歴付与

公式サイト:https://thelegasee.com

先行招待ページ:https://invitation.thelegasee.com

■BC株式会社 < https://bc-inc.space >

BC株式会社は、文化商材の来歴をブロックチェーンでインフラ化し、未来へ継承するWeb3企業です。ミッションとして「デジタルを通じて、来歴の価値と市場の新たな未来を創る。」を掲げ、ブロックチェーン技術を活用した真贋証明や透明性の高い二次流通の仕組みづくりを通じて、作り手が正当に報われる文化経済の循環を生み出すことを目指しています。

お問合せ先|info@bc-inc.space

すべての画像


会社概要

BC株式会社

3フォロワー

RSS
URL
https://bc-inc.space
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
電話番号
-
代表者名
潮見 雅利
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年04月