シンガポールパビリオン「ゆめ・つなぐ・みらい」展示の全内容を発表
新発表の「ドリーム・リポジトリ(夢の集まる場所)」と「ドリーム・メッセンジャー」を紹介
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日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)に出展するシンガポール政府観光局は、2月19日(水)プレス発表会をコンラッド大阪(大阪市北区中之島)で開催し、開幕まで約2か月に迫った大阪・関西万博シンガポールパビリオンの展示の全体像をメディアに発表しました。あわせて大阪・関西万博を訪れる方だけでなく、より多くの人々に夢を形にするきっかけを作る「シンガポールパビリオンで一緒に夢を!サニー折り紙キャンペーン」の概要も紹介しました。
シンガポールパビリオンのテーマは、「ゆめ・つなぐ・みらい」
シンガポールは2025年に独立60周年を迎えます。小さな国ですが、大きな夢を抱いてこれまでの道のりを歩んできました。 そしてこれから先の未来においても、たとえ困難に直面しても、革新と創造を続けるシンガポールの人々のしなやかな力が育む夢、自然との調和を大切にしながら、多様な人々を受け入れる都市国家を目指す夢を描いています。
夢こそが、すべての生命にとってより良く、より持続可能で、より愛すべき未来を共に創造するための原動力となります。そして、夢は、宗教、人種、言語に関係なく、すべての人が持つことができるものです。
大阪・関西万博シンガポールパビリオンは、シンガポールの愛称である「Little Red Dot (小さな赤い点)」からインスピレーションを得た赤い球体のデザインで、夢の集合体「ドリーム・スフィア(The Dream Sphere)」と呼んでいます。パビリオンでは、シンガポールが夢をどのように形あるものに変えているか?を3つの章に分けて来場者に紹介します。
第3章で完結するシンガポールパビリオンの体験
第1章では、アニメーションやアート・インスタレーションを用いて、シンガポールから広がる夢、皆で共有する大きな志と努力により、これからも多くの夢が生まれる場所であることを表しています。第2章では、トーキング・ツリー(話す木)のストーリーを聴くことで、シンガポールが、人々が動植物と調和して共存する都市づくりを目指し、可能性に満ちた新しい都市を追い求めているのかを知ることができます。
中でも今回新しく発表された第3章の「ドリーム・リポジトリ(夢の集まる場所)」は、夢の大小にかかわらず、全ての人の夢がどのように集まり、未来に変化をもたらすことができるかを表しています。来場者が自らの夢を「ドリーム・ディスク」に描いて、シンガポール・パビリオンに集まる多くの人々と共有できる仕掛けです。夢を見ることを後押しし、よりよい未来への共通のビジョンを形作っていく旅を表現するコンテンツとなっています。
あわせてシンガポール独立60周年記念事業の一環として、 人々の未来に対する夢やビジョンを集める「DREAMS FOR 60(60周年に向けた夢)」で60の夢をShiok!カフェ(*)に展示します。これは、シンガポール国内のシンガポール自然協会(NSS)や、シンガポール日本人会、障がいとインクルージョンのための機関SG Enable、シンガポールの若者が2040年のシンガポールにむけて抱く夢について話し合うコミュニティプロジェクトの「SG75」など様々なコミュニティの方々の夢を60枚のディスクに描いたインスタレーションです。
(*)=Shiok!シオックは、シンガポールでよく使われている、美味しいものを食べた時に喜びを表す表現で、シンガポールパビリオンの3Fのカフェの名称となっています。
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人々の夢をシンガポールパビリオンへ運ぶ、ドリームメッセンジャーのサニー
大阪・関西万博を訪れる方だけでなく、シンガポール、日本そして世界中のより多くの方に夢や志を持つことと、これを現実にしていくことの大切さを広く伝え、人々の夢をシンガポールパビリオンへ運ぶ、ドリームメッセンジャーのサニーとサニーを起用したPRキャンペーンも今回新たに発表しました。
サニーは、シンガポール原産の鳥のクリムゾン・サンバードで、体が赤く、小柄ながら活発で、まさに「Little Red Dot(小さな赤い点)」のシンガポールを象徴している鳥です。人々に夢を形にするきっかけを作る「シンガポールパビリオンで一緒に夢を!サニー折り紙キャンペーン」では、日本折紙協会の監修の折り紙デザインのモデルとして起用されています。
「シンガポールパビリオンで一緒に夢を!サニー折り紙キャンペーン」は、日本伝統の折り紙を使って、クリムゾン・サンバードのサニーを折り、写真に撮って自身の夢と共にシェアすると、サニーがドリームメッセンジャーとして、夢を大阪・関西万博のシンガポールパビリオンに届けるというものです。キャンペーン参加者の中からシンガポールにぴったりな様々な賞品が当たります。
(詳細は下記概要をご覧ください)
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本キャンペーンについて、シンガポール政府観光局 万博局兼特別プロジェクト エグゼクティブ・ディレクター キャリー・クイックは、次のように述べています。
「私たちは、慌ただしい日常生活の中では、夢や未来の姿を忘れがちなものです。ぜひこの機会に夢を心に描きながら、サニーを折って、皆さんの夢を私たちシンガポールパビリオンにシェアしてください。 そして一緒に、より良い未来につながるアクションを起こす原動力にしましょう!大阪・関西万博のシンガポールパビリオンでは、アートやインスタレーション、様々なアーティストによるイベント、そしてサニーと折り紙キャンペーンを通して、夢を描くことと同時にその夢を実現することの大切さを広く世界に呼びかけていきます」
「サニー折り紙キャンペーン シンガポールパビリオンで一緒に夢を!」 概要
開催日時:
2025年4月1日(火)〜9月30日(火)日本時間23:59まで
応募方法:
Step1 シンガポール政府観光局の公式インスタグラム、シンガポールパビリオンのウェブサイトで紹介されているサニーの折り方動画を視聴し、折り紙でサニーを折る。
Step2 完成したサニーを写真に撮り、@visit_singaporejp をフォローし、タグ付けとハッシュタグ#シンガポールサニーオリガミ、#singaporesunnyorigami をつけて、自身のインスタグラムアカウントに夢のコメントと共に投稿する。
(*)=プライベートアカウントの方は応募できません。
DMでご連絡できるよう@visit_singaporejpのフォローを外さないようにお願いいたします。
シンガポールパビリオンの概要
敷地面積:1,003 平方メートル
総床面積:1,766 平方メートル
高さ:地上3階建
ドリーム・スフィアの高さ:最も高い所で約17m
パビリオンの横幅:最大で18.5m
【シンガポール政府観光局について】
シンガポール政府観光局(英文名 Singapore Tourism Board)は、シンガポール通商産業省に所属する政府機関の1つです。シンガポールの経済の主要な産業である観光において、その促進と観光資源の開発に従事しています。現在、海外に20の支局と5のマーケティング・オフィスを持ち、日本においては1973年に東京オフィスを設立。2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)にはシンガポールパビリオンとして2025年4月13日から10月13日までの184日間参加します。
URL: https://expo2025singapore.sg/?lang=ja https://www.visitsingapore.com/ja_jp/
コーポレートサイト: https://www.stb.gov.sg/
公式日本語Instagram: https://www.instagram.com/visit_singaporejp/
公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/visitsingapore
公式LinkedIn:http://www.linkedin.com/company/singapore-tourism-board
【クリエイティブ・エクスペリエンス・パートナー Kingsmen Exhibits Pte Ltd.について】
展示会およびテーマパークやアトラクション事業のグローバルリーダーである Kingsmen Exhibits は、Kingsmen のグループ会社です。グローバルな体験のクリエーターである Kingsmen は、45年以上もの間、総合的な能力と、デザインとクリエイション、没入型体験の強みを活かし、ワンストップでクリエイティブなソリューションを提供できるパートナーとして、画期的でシームレスなキャペーンを世界中で提供してきました。また、シンガポール証券取引所のメインボードに上場するとともに、世界 18か所に開設したオフィスによってグローバルなネットワークを構築し、創造性とデザインの力を活用しつつ、ブランドに命を吹き込む魅力的な物語を伝えています。
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