開催中のIGFでデジタル分野のグローバルな対話を推進
世界的なイノベーションとデジタル変革を促進するプラットフォーム
サウジアラビア・リヤド-2024年12月19日:リヤドのKing Abdulaziz International Conference Centerでは現在、国連の第19回インターネットガバナンスフォーラム(IGF)が開催されています。サウジアラビアの通信・情報技術省(MCIT)やデジタル政府庁(DGA)が主催する本フォーラム(開催期間:12月15日~19日)には、160カ国から10,000人を超える参加者が集い、世界中から招かれた1,000人以上の講演者が登壇する300の専門的なセッション、ワークショップ、パネルディスカッションが行われています。
今年は「Building our Multistakeholder Digital Future(マルチステークホルダーによるデジタルの未来の構築)」をメインテーマに、デジタルトランスフォーメーションとイノベーションを推進するグローバルプラットフォームとして、「デジタル空間におけるイノベーションの活用とリスクのバランス」、「平和、発展、持続可能性への貢献に向けたデジタル技術のさらなる活用」、「デジタル時代における人間のエンパワーメントとインクルージョンの推進」、「人々が望むインターネットのためのデジタルガバナンスの改善」の4つのアジェンダを中心に議論を進めます。
サウジアラビアは、この権威あるイベントの主催を通じて、デジタルイノベーションと最先端テクノロジーにおける地域そして世界のハブ拠点としてのリーダーシップを示し、サウジアラビアで進められているデジタルトランスフォーメーションを周知するともに、ビジョン2030で掲げる繁栄と包摂性を両立したデジタルエコノミーを構築することへのコミットメントを改めて表明します。さらに、サウジアラビアは、世界のデジタルディバイドを埋め、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を支援するうえで担う役割に対する認識を新たにしました。
今年のIGFには国際的に活躍する著名なリーダーや専門家が集まり、デジタル分野の重要課題の解決に向けたハイレベルなセッションを通じて議論を深め、デジタルイノベーションの変革的な応用の可能性を探る取り組みが行われています。また、主要なセッションでは、デジタルテクノロジーの導入とグローバルなアクセスの促進に関する課題と機会についても検討されています。
IGFは、国際的な専門家が協力し、インターネットが前向きな変化のカタリストとなる未来を形作る重要なイベントです。知識を交換し、経験を共有し、戦略的パートナーシップを構築するためのプラットフォームとして、世界中で進展するデジタル化とインターネットの恩恵を最大限に活用しながら、通信・情報技術分野の発展に貢献します。
インターネットガバナンスフォーラム(IGF)について
インターネットガバナンスフォーラム(IGF)は、加盟国がホストを務める国連傘下の国際的な年次プラットフォームです。政府機関、国際機関、民間セクター、市民社会など、多様なステークホルダーが集まり、インターネットガバナンスに関連する政策について議論します。詳細はこちらをご覧ください。
デジタル政府庁(DGA)
デジタル政府庁(DGA)は、2021年3月9日(ヒジュラ暦1442年ラジャブ25日)に閣僚会議の決議により設立されたサウジアラビアの政府機関です。DGAは、サウジアラビアにおけるデジタルの統治に関連するあらゆる事項を担当しており、政府機関のデジタルインフラの開発と体系化、ウェブサイトや電子ポータルの効率向上、デジタル統治運営の規制を行っています。これらの施策は、サウジアラビアのビジョン2030の目標達成に向けた取り組みの一環として行っています。詳細はこちらをご覧ください。
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