クラウド健康管理システム「mediment（メディメント）」ヘルスパルスサーベイ機能を提供開始

メディフォン株式会社

2025年1月21日 09時00分

　医療機関や企業の健康経営支援を行うメディフォン株式会社（東京都港区、代表取締役：澤田真弓、以下「メディフォン」）が提供するクラウド健康管理システム「mediment（メディメント）」では、精神科医・産業医の土井善貴医師による監修のもと、独自設計されたヘルスパルスサーベイ機能を、2025年1月に正式に提供開始いたしました。

　ヘルスパルスサーベイとは、従業員の心や体の健康度を把握するため、高頻度におこなう当社独自の調査です。

　近年、従業員のメンタルヘルス問題が社会課題として注目されています。特に、休職者数が増加傾向にある企業は従業員の心の健康を守るための取り組みが求められています。

　本機能では、現在の学術的な知見や土井医師の現場経験等から、睡眠不足が精神疾患や生活習慣病のリスクと深く関連することに着目。睡眠に関する設問を投げ掛けることで、より早期に従業員の不調の兆候を捉え、適切なタイミングで従業員に介入することを支援します。

　本機能の実装により、従業員一人ひとりがより健康的に、よりエネルギッシュに働ける状態を目指します。

【監修医・土井善貴医師からのコメント】

　「産業医/精神科医として現場に携わる中で、労働者一人ひとりの健康をよりプロアクティブに支援する方法を模索してきました。

このたび、個々の能動的なセルフケアを促す『ヘルス・エンゲージメント』のコンセプトに共感し、ヘルスパルスサーベイの監修に参画しました。特に日本では、睡眠不足が大きな課題の一つであり、生産性に与える影響も無視できません。多くの企業の皆さまにご活用いただき、従業員が現状を知り、健康行動を自ら見直すきっかけになればと思います。

また本機能の発展を通し、medimentが労働者の『ヘルス・エンゲージメント』向上につながるサービスへ進化する一助となればと期待しております。」

【監修医・土井善貴医師ご経歴】

土井善貴氏 (医師/精神保健指定医/産業医)　／公益財団法人がん研究会有明病院

東京大学医学部医学科卒業。三菱UFJモルガン・スタンレー証券に新卒入社し、投資銀行本部で資金調達やM&A案件に関与。東京都立豊島病院にて初期研修医、精神科医としての勤務を経て、2022年より現職。臨床業務・産業医活動と並行し、ヘルスケア関連事業に携わる複数企業にて、アドバイザー等の立ち位置で参画している。