【調査】花粉症患者の82%が生産性低下を実感 舌下免疫療法や注射薬「オマリズマブ(商品名:ゾレア®)」の認知不足が課題に
イーヘルスクリニック新宿院が花粉症治療に関する調査を実施
イーヘルスクリニック新宿院(東京都新宿区)は、花粉症の症状がある全国の一般生活者を対象に、花粉症治療に関するアンケート調査を実施しました。その結果、82%が「花粉症によって仕事等の効率が下がっている」と回答し、花粉症が日常生活や社会活動に大きな影響を与えている実態が明らかになりました。
一方で、近年登場した新しい治療法である「舌下免疫療法」や重症患者向けの注射薬「オマリズマブ(商品名:ゾレア®)」については、十分に知られていない現状が浮き彫りとなりました。

花粉症とは ― 患者数は増加傾向
花粉症は、スギやヒノキなどの花粉を繰り返し浴びて抗体の量が増加すると、アレルギー反応により以下のような症状が現れる疾患です。個人差はありますが、数年から数十年かけて花粉を浴びることで症状が現れるようになります。
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鼻水
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鼻づまり
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目や喉のかゆみ
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目の充血
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倦怠感
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頭痛
日本におけるスギ花粉症を含む花粉症全体の有病率は年々増加傾向にあり、厚生労働省と環境省の報告によると、1998年は19.6%だった花粉症有病率は、2019年には42.5%と2倍以上に増加しています。花粉症は一部の人の不調ではなく、国民的な健康課題となっています。
花粉症未発症の人は、花粉をできるだけ避けることで将来の発症を遅らせることが期待できます。一般的に花粉症の症状が悪化すると薬の効果が得られにくくなる傾向があるため、花粉症を発症した場合は、症状が軽いうちに症状を抑える薬を使い始める「初期療法」が重要です。
初期療法では、本格的に花粉の飛散が始まると予測されている日(本格飛散開始予測日)や花粉症の症状が少しでも現れた時点で薬を使い始めるのが一般的です。早めに治療を開始することで、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすくなる可能性があります。
花粉症による労働生産性低下と経済損失
花粉症は症状そのもののつらさだけでなく、集中力の低下や睡眠の質の悪化などを通じて、仕事や家事、学業のパフォーマンスにも影響を及ぼします。環境省の資料によると、鼻づまりを伴うアレルギー性鼻炎患者の労働生産性の低下による経済的損失は日本全体で年間4兆円以上に上るという試算もあります。花粉症は個人の問題にとどまらず、社会全体の生産性に影響を与える重要な健康課題といえます。
近年登場した新しい花粉症治療
近年、従来の抗ヒスタミン薬などの内服薬や点鼻薬・点眼薬に加え、舌下免疫療法や注射薬「オマリズマブ(商品名:ゾレア®)」などの新しい治療法が登場しています。これらの治療法は、従来の対症療法とは異なるアプローチとして注目されています。
舌下免疫療法
舌下免疫療法は、アレルギーの原因(アレルゲン)であるスギ花粉などを含む薬を毎日舌の下に投与し、体を徐々に慣らしていく治療法です。数年単位で継続することで、症状の軽減や体質改善が期待されます。治療終了後も効果が続く可能性があり、根本治療に近い治療法として注目されています。
注射薬「オマリズマブ(商品名:ゾレア®)」
抗体医薬「オマリズマブ(商品名:ゾレア®)」を用いた皮下注射療法は、従来の内服薬などの治療では効果が実感できなかった重症または最重症の患者も効果が期待できる治療法です。オマリズマブは、アレルギー反応の原因となるIgE抗体の働きを抑制し、アレルギー症状を根本から改善する効果が期待できます。また、オマリズマブは注射による治療のため、毎日の服薬が不要になり、治療の手間を軽減できる点も大きな特徴です。
当院でのアンケート調査概要
調査名 :花粉症治療に関する意識調査
実施日 :2026年1月21日
方法 :インターネットによる匿名調査
対象者数:全国の一般生活者の男女305名(平均年齢:約40.6歳)
82%が花粉症による生産性低下を実感
調査の結果、82%が「花粉症の症状によって仕事等の効率が下がっている」と感じていることがわかりました。花粉症は単なる季節性の不調ではなく、日常生活や社会活動の質を大きく下げる要因となっている実態が明らかになりました。
また、現在行っている花粉症対策や治療の効果について、十分満足していて症状をほぼ感じない人は約6%にとどまり、治療や対策を行っても、多くの人が十分に症状をコントロールできず、つらさを抱えたまま生活している実態がうかがえます。

花粉症の症状によって仕事等の効率が「とても下がっている」と感じる人は23.0%、「少し下がっている」と感じる人は59.0%でした。世代別で大きな違いはなく、全世代で効率低下を実感している現状が明らかになりました。

花粉症対策や治療に対して、十分に満足している人は全体で5.9%にとどまりました。50代以下の世代で「ある程度満足しているが完全に症状を抑えられていない」人が最も多く、「あまり満足しておらず、つらい日がある」人が次いで多い結果となり、多くの人が満足する対策や治療を行えていないことがわかります。
新しい治療法の認知は十分進まず
新しい花粉症治療の認知度について調査したところ、約半数が舌下免疫療法を知っていた一方で、重症花粉症患者向けの治療薬である「オマリズマブ(商品名:ゾレア®)」を知っている人は約15%で、まだ十分に認知が進んでいないことが明らかになりました。


初期療法の重要性は知られているが、受診は半数以下
花粉症は、花粉が飛散する前や症状が少しでも現れた時点で治療を開始する「初期療法」が重要で、約65%の人が初期療法の重要性を知っていました。しかし、実際に医療機関で花粉症の治療を行っている人は約45%にとどまる結果となり、「認知」と「行動」の間に大きなギャップがあることが明らかになりました。

初期療法の重要性について、50代以下の世代では半数以上が「知っている」と回答しました。一方で、60代以上で「知っている」と回答したのは40.0%で、世代間でも認知の差があることがわかりました。

医療機関での花粉症治療の有無について、「毎年治療している」と回答した人は15.1%、「症状がひどい時だけ治療している」と回答した人は29.8%で、医療機関を受診している人は44.9%にとどまりました。全世代で医療機関を受診している人が半数以下で、花粉症における受診意欲が低いことがわかりました。
症状を我慢せず、早めの受診が重要
花粉症は多くの人の生産性を低下させる一方で、有効な治療法の認知が十分に進んでおらず、実際に治療を行っている人は多くない実態が明らかになりました。花粉症は初期療法が重要なため、症状がある場合は我慢せず早めに医療機関を受診しましょう。医師と相談してご自身に合った治療法を見つけることで、花粉シーズンを快適に過ごせる可能性があります。
イーヘルスクリニック新宿院では、内服治療に加え、舌下免疫療法や重症花粉症に対する治療にも対応しています。注射薬「オマリズマブ(商品名:ゾレア®)」の治療実績も豊富で、患者様に合った治療法をご提案します。詳細は、こちらをご参照ください。
クリニック概要

イーヘルスクリニック新宿院は、内科・泌尿器科・腎臓内科を中心に、アレルギー(花粉症)、性感染症、肥満外来(医療ダイエット)、ビタミン点滴・幹細胞上清液・エクソソーム療法など、健康増進と予防医療にも幅広く対応しています。
当院は、土日祝日も診療を行っており、働く世代の健康課題をサポートしています。花粉症の治療では、対面とオンライン診療を組み合わせながら、一人ひとりの症状に合わせて無理なく続けられる治療方針を提案しています。気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
クリニック名 : イーヘルスクリニック新宿院
所在地 : 東京都新宿区新宿2丁目6-4 新宿通東洋ビル3F
院長 : 天野 方一
開院 : 2022年4月
電話番号 : 03-5315-0514
公式Webサイト: https://ehealthclinic.jp/
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