日本一の若者団体が決定！2025年を象徴する若者活動の大賞を決める【U30若者活動AWARD2025】結果発表

「U30若者活動AWARD 2025」若者活動大賞・最優秀賞を発表

一般社団法人日本若者キャリア支援協会

2025年12月15日 20時34分

〜全国ノミネート50団体の中から、未来を切り拓く若者の挑戦が選出〜

一般社団法人日本若者キャリア支援協会（所在地：東京都渋谷区、代表理事：岩﨑聖奈、以下 JYC）は、2025年12月15日（月）、文京シビックセンター小ホールにて「U30若者活動AWARD2025」表彰式を開催し、全国から選出されたノミネート50団体（12部門）の中から、各部門の最優秀賞・優秀賞および「2025若者活動大賞」を決定・発表いたしました。

当日は会場に全国から約100名が参加。社会課題解決、地域活性、教育、テクノロジー、文化創造など、多様な分野で挑戦を続ける若者たちが一堂に会し、2025年を象徴する取り組みが讃えられる一夜となりました。

■ 「U30若者活動AWARD」とは

本AWARDは、Z世代を中心とした若者の挑戦を「正しく評価し、社会に届ける」ことを目的に、JYCが主催する全国規模の表彰企画です。

若者の活動は、資金不足・社会的認知の低さといった壁に直面し、継続や拡大が難しくなるケースも少なくありません。

そこで本AWARDでは、団体の規模や実績年数に関わらず、「2025年に社会へどのようなインパクトを生み出したか」という点を軸に、全国の若者から推薦された活動を審査・選出しています。

2025年12月1日に、全国から50の活動をノミネートし、公式サイトにて発表。
2025年12月15日に、東京都文京シビックセンターにて表彰式を行いました。

■ 2025 若者活動大賞

【団体名／活動名】世界キャッチボールプロジェクト実行委員会

【受賞理由】

本団体は、大阪関西万博の開催にあたり、大屋根リング上にて、70カ国以上・約480名が参加する国際企画を実現し、約1,500万円相当の協賛と150社超のメディア露出を獲得。行政・著名人も巻き込んだスケールの大きな共創を実現し、国の垣根を越えた挑戦の象徴として高く評価され、最優秀賞を受賞しました。　

■ 表彰式当日の様子

2025年12月15日に開催された表彰式では、各部門の受賞発表や若者同士・企業・地域関係者との交流

などが行われ、若者のリアルな挑戦や葛藤、未来へのビジョンが数多く語られました。

「自分たちの活動が、初めて“社会から認められた”と感じた」
「この賞をきっかけに、もっと挑戦を広げていきたい」

といった声も多く寄せられ、表彰式は“祝福”であると同時に、“次の挑戦へのスタートライン”となる場となりました。

■ 最優秀・優秀賞受賞団体

■ 各部門最優秀賞受賞団体

万博部門最優秀賞
【団体名】合同会社さいきんの若者は、
【受賞理由】
本活動は、大阪・関西万博への参加を目的としたバスツアーを企画・実施し、東京の若者300人規模を万博へとつなぎました。地域を越えて若者に挑戦と体験の機会を届け、新たな行動のきっかけを生み出した点を高く評価します。

政治部門最優秀賞
【団体名】全国高校生未来会議
【受賞理由】
本活動は、全国高校生未来会議として13回にわたり高校生主体の政策対話の場を築き、今年は戦後80年の節目に国会で平和をテーマとした会議を開催しました。被爆者の想いを継ぐ「高校生平和宣言」を通し、次世代が社会と向き合う力を育んだ点を高く評価します。

福祉・健康部門最優秀賞
【団体名】NPO法人おりがみ/パラ旅応援団
【受賞理由】
本活動は、障がいのある方と学生ボランティアが“旅の仲間”として出会うツアーを年内7回実施し、これまでの活動の中で延べ881人の外出機会を創出しました。さらに大阪・関西万博では特別ツアーを開催し、支援を越えた交流とユニバーサルツーリズムの可能性を社会に示した点を高く評価します。

食部門最優秀賞
【団体名】食彩PROJECT
【受賞理由】
本団体は、淡路島の自然と食の魅力を生かした食体験イベントを開催し、「食」と「人」のつながりを生む場を創出しました。さらに1万人規模の「うみぞら映画祭」にて、脱プラスチックに配慮した飲食露店を企画・運営。環境配慮と地域食材の価値発信を両立した点が高く評価され、最優秀賞を受賞しました。

研究開発部門最優秀賞
【団体名】情報セキュリティ基盤暗号技術に関わる研究・開発
【受賞理由】
世界最速レベルの6G向け256ビット暗号「ASURA」を開発し、安全性を保ったまま約40％の高速化を実現。さらにLINEの暗号安全性評価も国際学会で発表するなど、情報セキュリティ分野の発展に大きく貢献した点が高く評価され、最優秀賞を受賞しました。

地域活性化部門最優秀賞
【団体名】まちづくり大学
【受賞理由】
本団体は、全国から集まった50名の若者が、地域で活動する先駆者・実践者を講師に迎え、月1回のオンライン講座でまちづくりを学びつつ、全13ヶ所でのフィールドワークや自主プロジェクトにも主体的に取り組んできました。学びを行動につなげる仕組みと、若者と地域の先駆者が共に地域に向き合う姿勢は、新しいまちづくりのモデルとして高く評価されます。

グローバル部門最優秀賞
【団体名】世界キャッチボールプロジェクト実行委員会
【受賞理由】

活動大賞にて記載。

環境・ボランティア部門最優秀賞
【団体名】Rulie
【受賞理由】
「クリーン×カワイイ」を掲げ、コスメと環境問題を結びつけた革新的な取り組みを展開しました。ミスコンと連動した体験型企画により、これまで環境に関心の薄かった層にも持続可能な選択肢を届け、環境配慮を新しい文化として広げた点を高く評価します。

エンタメ・企画部門最優秀賞
【団体名】株式会社HAGI
【受賞理由】
本団体は、インフルエンサー100名超が出展、来場者約1,000人を動員する大型リユースイベントを開催。1万着の衣類を循環させ、「推し活×リユース」という新たな文化をZ世代に広げた点が高く評価され、最優秀賞の受賞に至りました。

教育部門最優秀賞
【団体名】一般社団法人まなびぱれっと
【受賞理由】
本団体は、山形県酒田市をはじめ複数の自治体と連携し、165名の児童と120名の大人が参加する大規模なアントレプレナーシップ教育を実現しました。教育・地域・行政を横断し、新しい形の教育モデルを築き、実現させた点を高く評価します。

イベント・キャリア部門最優秀賞
【団体名】関西学生団体共創Labo
【受賞理由】
本団体は、関西150以上の学生団体を巻き込んだ大型イベント「共創EXPO」を立ち上げ、学生同士・企業・地域を横断してつなぐ新たな共創の場を創出しました。単なるイベント開催にとどまらず、企業と学生の持続的なマッチングプラットフォームの構築にも挑戦しており、学生主体の挑戦が社会と実装レベルで接続していくモデルを体現しています。関西における学生団体連携の可能性を大きく広げた点が高く評価され、最優秀賞の受賞に至りました。

新人部門最優秀賞
【団体名】U18教育サミット
【受賞理由】
U18教育サミットは、同世代に教育を考えるきっかけをゼロから生み出し、クラウドファンディングを4日で達成、支援総額214万円を集めました。200人規模の参加申し込みを実現し、高校生自身が教育を動かす当事者となった点を高く評価します。

※各部門の優秀賞・全ノミネート50活動の詳細は、JYC公式サイトに掲載しています。