食物繊維の摂取基準改定から半年――認知度はわずか1割“食物繊維の日”目前の調査で判明、次の注目は『発酵性食物繊維』

「腸からはじまるウェルビーイングな日常」を目指して情報発信を行う一般社団法人 発酵性食物繊維普及プロジェクトは、2025年4月に厚生労働省が食物繊維の摂取基準量を引き上げてから半年を迎える10月1日「食物繊維の日」にあわせ、全国20~60代の男女2,000名を対象に意識調査を実施しました。その結果、「普段から食物繊維を意識している」人は半数を超える一方で、理想摂取量25gを知っている人はわずか約1割にとどまることが明らかになりました。さらに、腸活歴10年以上のベテラン層でさえ約8割が把握していないという結果も。また、美容や免疫を支える働きが期待される「発酵性食物繊維」については、9割がその存在を知らず、美容効果の認知度はさらに低いことも分かりました。

<主な調査結果>

1) 食物繊維の理想摂取量、認知はわずか約1割

・厚生労働省が定めた理想摂取量25gを知っている人は全体の約1割。

・腸活歴10年以上の層でも約8割が新基準を把握していない。

2) 発酵性食物繊維、これから広がる新しい腸活のカギ

・ 腸活歴10年以上のベテランでも約8割が「発酵性食物繊維」を知らず、美容効果(シミ・シワ改善、肌のハリ向上)は9割が未認知。

1)食物繊維の理想摂取量、認知度はわずか1割

厚生労働省は今年4月、食物繊維の1日あたりの理想摂取量を25g以上と改定しました。しかし改定から半年が経過した今回の調査では、この理想量を正しく把握している人は全体のわずか約1割にとどまる結果となりました。さらに、「普段から食物繊維を意識的に摂取している」と答えた人が半数を超える一方で、腸活歴10年以上のベテラン層でさえ約8割が理想量を知らないという実態も判明。改定から半年を経ても、理想摂取量が生活者に十分浸透していない現状が浮き彫りになりました。

2)発酵性食物繊維、これから広がる新しい腸活のカギ

「発酵性食物繊維」について問う設問では、腸活歴10年以上のベテラン層であっても、約8割が「発酵性食物繊維」という言葉をまだ聞いたことがないと回答しました。また、発酵性食物繊維が持つ美容効果(シミ・シワ改善や肌のハリ向上)については、9割が未認知という結果に。これは、発酵性食物繊維がまだ新しい概念であり、今後さらに広がっていく余地が大きいことを示しています。腸活が一般化するなかで、「量」に加えて「質」への注目が次のステップになりそうです。

<まとめ>毎日の食事に“プラス3g”――発酵性食物繊維は美容と健康の新常識へ

今回の調査では、腸活への関心が高まる一方で、食物繊維や発酵性食物繊維の正しい知識は十分に浸透していない現状が浮き彫りとなりました。今後は「量」と「質」の両面から意識的に摂取することが大切です。発酵性食物繊維普及プロジェクトでは、誰もが無理なく取り入れられる目安として、「毎日の食事にプラス3g」を提案しています。

<調査概要>

調査名:食物繊維量改定に関する意識調査

調査対象:全国20~60代 男女 2,000名

調査方法:インターネット調査

実施時期:2025年9月

■発酵性食物繊維について

発酵性食物繊維とは、大腸で発酵する食物繊維です。腸内細菌により発酵される発酵性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり肌や体に良い影響を与える成分を生成するため、腸内環境を整えるだけではなく美容をサポートする働きが期待されています。

一般社団法人発酵性食物繊維普及プロジェクトとは

本プロジェクトは、発酵性食物繊維の大切さを広め、健康的な食生活を支援することを目的に設立されました。<腸からはじまるウェルビーイングな日常>を目指して、さまざまな情報を発信していきます。プロジェクトHP : https://hakkousei-fiber.org/

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フィットネス・ヘルスケア
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会社概要

URL
http://hakkousei-fiber.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-20-1 パークアベニュー
電話番号
03-5771-3898
代表者名
平岩勝司
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年02月