福島県双葉郡葛尾村で、アート活動にふれる4日間。Katsurao AIR 2025 Autumn 活動報告会 10月31日(金)~11月3日(月・祝)にて開催
現代美術作家の滞在制作 アーティスト・イン・レジデンス(AIR)の活動報告会を、葛尾村内で開催。村の一大イベント「かつらお恵みの感謝祭」と一緒に楽しめます。
一般社団法人葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ/福島県双葉郡葛尾(かつらお)村、代表理事:下枝浩徳)は、同法人内のアートプロジェクト実施チーム「Katsurao Collective(カツラオ・コレクティブ)」により、本年度も葛尾村から委託を受け、全国でも最大規模となる現代アートの滞在制作事業「Katsurao AIR」(カツラオエアー)を実施しています。このたび、葛尾村に滞在しリサーチや制作を行っているアーティスト3名の活動報告会を10月31日(金)~11月3日(月・祝)の4日間にかけて実施いたします。

活動の成果として、作品などの展示をアーティスト在廊のもとご覧いただけるほか、ご来場者様が参加してお楽しみいただけるワークショップなどのイベントも開催。阿武隈山系の小さな山村で現代美術作家が取り組むアート活動を、秋の澄んだ空気とともにご体感ください。
Katsurao AIR 2025 Autumn 活動報告会
アーティスト:伊藤夏実、犬丸暁、かねこもえ
日時:2025年10月31日(金)−11月3日(月・祝)10:00-16:00
会場:葛尾村立葛尾中学校 休校中校舎(葛尾村大字落合字菅ノ又14-2)、葛尾村復興交流館あぜりあ 蔵(葛尾村大字落合字落合20-1)
形式:オープンスタジオ(制作過程を公開する形式で、カジュアルかつ間近で作品や活動を鑑賞することが可能です。)
入場無料
※活動報告会の予定は変更となる可能性がございます。最新情報は、公式SNSやホームページをご確認ください。
※葛尾村立葛尾中学校 休校中校舎の所在地は、Google map にて「Katsurao Collective 事務局」とご検索ください。
※休憩などの都合により、アーティスト本人が在廊していない時間帯がございます。
最終日となる11月3日(月・祝)は、葛尾村内で「かつらお恵みの感謝祭」が開催されるイベントデーとなります。併せてお楽しみください。
活動中のアーティストのご紹介

ITO Natsumi 伊藤 夏実
1993年 愛知県生まれ。2023年 女子美術大学大学院美術研究科 博士後期課程 美術専攻美術研究領域(洋画)修了。身の周りにある物理的な力や物事の成り立ちといったあらゆる関係性に対して観察をし自身の想像力を折り込むことで、科学的または考古学的視点からとは異なる視座から物語を編み直すことを油彩や構造物を制作することで試みている。主な個展に「Tracing flow」(グローバルラボ,東京,2025)など。
INUMARU Akira 犬丸 暁
1984年生まれ、茨城県出身。武蔵野美術大学 油絵学科卒業後、2008年渡仏。フランス、ルーアン市の美術大学院を卒業後、現在ルーアンとパリを拠点に活動中。 “植物の中に蓄積された光”にフォーカスを当て、作品の一部を太陽光で燃焼するドローイングや光に反応する顔料を使った絵画作品などを通して『手で触れられる光、精神を照らす光』を模索している。主な個展に「Chambres ardentes(灼熱の部屋)」(サン・マクルー教会,ルーアン,フランス,2024)など。


KANEKO Moe かねこもえ
2003年生まれ。大阪府出身。東京藝術大学 絵画科油画専攻 学部4年在学中。 私たち人間が生き物として、生き、作品を作るという事を見つめながら、動物をモチーフに立体作品やインスタレーションを制作している。主な活動歴に「あきがわアートストリーム」(Village Hinoara,東京,2024)など。
同時開催ワークショップのご案内
11月3日(月・祝)10:00-15:00
ワークショップ「カツラオコーンをつくろう!」
葛尾村の各地区で採取した土を使って、陶製の円錐型オブジェ「カツラオコーン」をつくります。
作ったものは1230℃で焼成し、約1か月後にお渡しします。Katsurao Collective事務局に直接お越しいただいての受け取りか、配送(別途送料要)をお選びいただけます。お申し込みは不要です。
講師:須藤圭太(セラミックアーティスト)
会場:「かつらお恵みの感謝祭」会場(葛尾村 みどりの里広場/葛尾村大字落合字菅ノ又6-1)
材料費:300円 ※配送をご希望の場合、別途720円~(配送地域によって異なります)
協力:有限会社カラーofカラーズ


関連企画のご案内
2025年10月31日(金)-2026年1月12日(月・祝)
Katsurao Collective 2022-2025 活動報告展
アーティストによる滞在制作や、地域の素材を活かした活動の成果を一挙に公開いたします。
会場:葛尾村内各地 Google map にてご案内いたします。
※葛尾村復興交流館あぜりあの休館日(原則 毎週月曜日)は、館内の作品をご覧いただけません。


福島県葛尾村へのアクセス
お車でのアクセス 磐越自動車道 船引三春ICより40分/常磐自動車道 浪江ICより40分
公共交通機関でのアクセス JR磐越東線 船引駅よりタクシーで30分/路線バスで50分
お問い合わせ先・各種SNS
Katsurao Collective(一般社団法人葛力創造舎 内)
福島県双葉郡葛尾村大字落合字菅ノ又14−2 (葛尾村立葛尾中学校 休校中校舎*内事務所)
URL:https://katsurao-collective.com MAIL:office*katsurao-collective.com
メールアドレスの「*」をアットマークに変換してご利用ください。
事業統括・ディレクター:森 健太郎 アートマネジメント:大井田 弘子 コーディネーター:大山 里奈 キュレーター:山口 貴子 PR:阪本 健吾
Instagram instagram.com/katsuraocollective/
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note note.com/katsurao_co
その他、AIRプログラムと連動したポッドキャスト番組やかわら版(PDF)を制作・発信している広報企画「スキコム」はこちらから https://katsurao-collective.com/sukikomu

「スキコム by Katsurao Collective」は、葛尾村で活動するアーティストとの対話や雑談をお届けしている音声配信番組(ポッドキャスト)です。活動報告会の前後にお聴きいただくことで、より充実した鑑賞体験になるかもしれません。
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本事業は葛尾村より「令和7年度 葛尾村アーティスト移住・定住促進事業」を一般社団法人葛力創造舎が受託し実施しています。
会社概要
一般社団法人 葛力創造舎
代表理事:下枝浩徳
住所:福島県双葉郡葛尾村大字落合字夏湯134
*葛尾村立葛尾中学校 休校中校舎:葛尾村大字落合字菅ノ又14-2。当該中学校の生徒たちは葛尾村立葛尾小学校の校舎で学んでおり、Katsurao Collectiveでは空いた中学校の校舎を制作スタジオやワークスペースとして活用しています。Google Mapでは「Katsurao Collective事務局」とご検索ください。

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