産業機器や車載機器などの高耐圧アプリケーションに対応する高効率ダイオードを日本で販売開始
1200Vと1600Vの耐圧を備えたダイオード製品群
高品質かつ高効率なディスクリート半導体やアナログ半導体を開発・製造・販売するタイワン・セミコンダクター(所在地:本社-台湾新北市、日本法人-東京都千代田区、本社CEO:アーサー・ワン、略称:TSC)は、このたび、1200V耐圧と1600V耐圧の高効率ダイオードの製品群(以下 本製品)を日本で販売開始し、ダイオードの製品ラインナップを拡充します。
産業機器や車載機器の分野では近年、バッテリー電圧の高耐圧化が進み、回路に組み込まれるダイオードも同様に高耐圧化のニーズが拡大しています。本製品は1200Vと1600Vの高い耐圧性能を備えながら、低い接合容量、最速75ナノ秒の速い逆回復時間を持つダイオードです。EVの用途では、高電圧バッテリー・システムにおけるIGBTなどのゲート・ドライバ用ブートストラップおよび非飽和保護回路で利用でき、EV以外の用途では代替エネルギーシステム、照明、高電圧電力システムにおける整流などで利用できます。
なお、本製品は小型パッケージを採用し、基板の省スペース化などにも寄与します。さらに、最大接合部温度175度の高い耐熱性を誇り、車載電子部品の信頼性規格「AEC-Q101」に準拠、厳しい熱環境への適合性が求められる用途でも利用可能です。
タイワン・セミコンダクターは1979年に台湾に本社を設立し、ダイオードからMOSFET、小信号デバイス、LDOレギュレータ、アナログICまで幅広く製品を展開するメーカーです。45年以上にわたり培った高い品質と安定した製品供給に強みを持ち、幅広い製品ラインナップをグローバルに展開します。日本市場においては、2003年に日本法人の株式会社タイワン・セミコンダクター・ジャパンを設立し、ダイオードの販売を中心に日本市場でのビジネスを展開してきました。
日本での本製品の販売開始に伴い、株式会社タイワン・セミコンダクター・ジャパンでカントリーディレクターを務める佐藤正信は次のようにコメントしています。「高耐圧かつ高効率のダイオードを新たに日本市場へ提供できることをとても嬉しく思います。EVなどのバッテリー電圧が800Vへ高耐圧化する中、IGBTを用いた回路構成のインバータには、弊社の1200V耐圧や1600V耐圧の高効率ダイオードが効率とコストにおいて最適な選択となるでしょう。日本の皆様のニーズに継続的にお応えすべく、今後も積極的に製品を投入していく予定です。」
本製品の製品概要とスペックはこちらで確認できます。
タイワン・セミコンダクターについて
タイワン・セミコンダクターは1979年に台湾に本社を設立し、ダイオードからMOSFET、小信号デバイス、LDOレギュレータ、アナログICまで幅広く製品を開発・製造・販売するメーカーです。45年以上にわたり培った高い品質と安定した製品供給に強みを持ち、幅広い製品ラインナップでグローバル市場での競争力を築いています。車載機器・産業機器・サーバー電源など、高い信頼性が求められる分野でタイワン・セミコンダクターの製品が選ばれています。詳細は https://www.taiwansemi.com/ja/ およびYouTube、LinkedIn、Xで確認できます。

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