【ふるさと納税の新常識】返礼品は「来て体験」 東大和市“現地決済型”モデルを導入

専用アプリのQRコード決済で、市内の飲食やサービスがふるさと納税の返礼品に。地域を訪れ、味わい、体験する新しい地域貢献のかたち。

東大和市

東京都東大和市は、2025年9月5日(金)から、現地決済型ふるさと納税「ロケふる」の運用を開始しました。

寄付者が市内の対象店舗を訪れ、専用アプリを使って店舗に設置されたQRコードを読み取ることで、その場で食事やサービスなどの返礼品を受け取ることができる、新しいスタイルのふるさと納税です。

ふるさと納税制度の返礼品はこれまで主にオンライン上で完結する「通販型」が中心でしたが、東大和市はその仕組みに一歩踏み込み、「来て、見て、感じる」ことを通じて地域の魅力を直接伝えることを目的に、本制度を導入します。

従来の“通販型”から“体験型”へ。地域とつながるふるさと納税

ふるさと納税は、地域の特産品や名産品を知るきっかけとなる一方で、手続きから返礼品の受け取りまでがネットで完結する「通販型」が主流でした。

寄付者は地域に足を運ぶことなく、地域の事業者と直接ふれあう機会も限られていたのが実情です。

東大和市はこうした現状に対し、「返礼品は地域そのものの“入り口”であるべき」と考えました。

寄付を通じて地域に訪れ、実際に店舗を訪れ、人とふれあい、街の雰囲気を感じる——。その“体験”こそが、地域の魅力を深く知る手がかりであり、まちのファンになっていただくための大きな一歩だと捉えています。

そこで、市内の飲食店やサービスなどを返礼品とし、その場で利用し、即時にふるさと納税として寄付していただく仕組みを「ロケふる」として導入することを決定しました。

“モノ”から“コト”へ。地域との新しい関わり方を提案します。

「ロケふる」の特長

1.現地決済でその場体験
東大和市内の対象店舗で「これを体験したい」と思った瞬間に、専用アプリからその場で寄付・決済が可能です。即時に返礼品を受け取れます。

2.スマホひとつで簡単完結。アプリからQRコードを読み取るだけ
利用者は事前に専用アプリ「ロケふる」をダウンロードし、クレジットカードを登録しておくだけ。対象店舗に設置されたQRコードを読み込むと、寄付額が自動で計算され、決済が完了します。

3.お店もまちも、五感で体感。「コト」の返礼品
提供される返礼品は、飲食、サービスなど、地域ならではの体験型が中心。体験そのものが返礼品となることで、まちの風景や人との出会いも含めて記憶に残る“返礼”となります。

制度概要

制度名称:現地決済型ふるさと納税「ロケふる」

開始日:2025年9月5日(金)

  • 対象エリア
    東大和市内のふるさと納税返礼品協力事業者の実店舗

  • 利用方法

    (1)専用アプリ「ロケふる」をダウンロード

    (2)クレジットカードを登録

    (3)対象店舗で会計時に「ロケふるで支払います」と伝え、QRコードを読み取るだけで決済完了

  • 寄付額の仕組み

    提供価格(サービス価格)が支払額の3割になるように寄付額が自動計算され決済されます。

    (例: 3,000円のサービス → 寄付額は約10,000円)

  • 公式サイト/アプリDLページ:https://locafull.jp/

  • 対象店舗:サンサンベーカリー、貯水池 鳥山、KISAKI、HEXION。順次追加予定。

今後の展望

今後はより多くの市内事業者の参加を促し、地域の多様な魅力を体験として提供する「体験型返礼品」を拡充し、「また来たい」「人に勧めたい」と思ってもらえるまちづくりを、ふるさと納税を通じて後押しします。

担当者コメント(東大和市 管財課)

これまでのふるさと納税では伝えきれなかった“生きた魅力”を、現地でぜひ感じていただけたらと思います。この取り組みが、東大和市を応援してくださる皆様と、地域で頑張る事業者の皆様との素敵なご縁を結ぶきっかけになることを願っています。

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会社概要

東大和市

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URL
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都東大和市3-930
電話番号
042-563-2111
代表者名
和地 仁美
上場
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資本金
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設立
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