ModAstera、セグメンテーションモデル自動生成機能を「MAEA」に実装 ---- 自然言語だけで医療画像AIが作れる
医療AI開発を加速するプラットフォーム「MAEA(マヤ)」を展開するModAstera株式会社は、テキスト入力だけで医用画像のセグメンテーションモデルを構築できる新機能を公開しました。

MAEAは、これまで煩雑だった医療AI開発のプロセスを劇的に簡素化するプラットフォームです。今回新たに追加された「領域セグメンテーション」機能により、ユーザーは以下の操作のみで画像データの領域セグメンテーションを行うAIモデルの構築を行うことができるようになりました。
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医療画像データをアップロード
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アノテーションをプラットフォーム上で完了
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簡単な自然言語で指示を入力(例:「乳腺エコー画像から病変の領域を検出するモデルを作成」)
その後は、MAEAが自動で最適な機械学習モデルを選定し、トレーニングパイプラインを構築。学習、評価、モデルのデプロイまでを一貫して行います。
実際の使用例:乳腺エコー画像における病変検出
今回のデモンストレーションでは、乳腺エコー画像における病変領域のセグメンテーションを対象としたモデルをMAEA上で構築しました。自然言語で指示を与えた後、数分で以下のプロセスが完了します:
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自動でモデル構成と評価指標を設定
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トレーニングの実行と精度の自動評価(例:IoU 約69%)
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その場でのデプロイとテスト画像による即時予測
専門知識がなくても、数クリックで高度なセグメンテーションAIを活用できる点が大きな特徴です。
【MAEAとは】
MAEAは、以下のような革新機能を備えた医療特化型AI開発プラットフォームです。
MRI・CT・ゲノムなどの医療データをサポート
「〇〇を予測し、MAEを最小化。HIPAAに準拠」など自然言語で開発指示が可能
モデル構築から評価・規制準拠ドキュメントの作成・デプロイまでを自動化
従来、医療AIの開発には専門的な知識と多大な時間・コストが必要でした。MAEAは、そのプロセスを大幅に簡素化し、医療機関・研究者・スタートアップがスピーディにAIを導入できる環境を提供します。
今後の展望
ModAsteraでは、今回の機能を皮切りに、診断補助AIのさらなる汎用化とユーザー体験の向上を目指しています。医療現場や研究の現場におけるAIのあり方を変えていくべく、今後も機能強化・対応領域の拡大を進めてまいります。
【ModAstera株式会社について】
ModAstera(モッドアステラ)は、医療AIの開発と導入を加速・簡素化するスタートアップです。
独自のAIエージェント「MAEA」により、医療AIの企画から運用までを自動化。医用画像、ゲノム、バイタルデータを活用した診断・モニタリング・個別化医療のAI化を支援し、HIPAAやAPPIにも完全準拠。Qualcomm AI Program for Innovators 2025にも日本代表として採択され、次世代の医療AIを現場に届けています。Takeoff Tokyo 2025ピッチコンテスト優勝。
本件に関するお問い合わせ:
ModAstera株式会社
【Email】info@modastera.com
【ホームページ】https://www.modastera.com/jp
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