伝説のアバンギャルドムービー、「狂った一頁」がイマーシブフィルムとして甦る!
伝説のアバンギャルドムービー、「狂った一頁」を空中映像装置を使った最新のイマーシブフィルムとして上映します。
伝説の日本のアバンギャルドムービー「狂った一頁」を、
VRゴーグルを使わずに、より没入的・未来的な体験が可能になる、
空中映像装置を使った最新のイマーシブフィルムバージョンとして上映します。
この度、本年フランスにて開催されるカンヌ国際映画祭に出展、
プロジェクトの発表をさせて頂く事になりました事をご報告させて頂きます。
脚本、日本を代表するノーベル文学賞受賞作家、川端康成。
監督、日本の伝説の映画監督・脚本家、衣笠貞之助。
フランス、ポンピドゥーセンター音響・音楽研究所(IRCAM)、フランス国立研究所(CNRS)、
東京大学生産技術研究所がコラボレーションした、新しい没入感を体験してください。
映画の中に入り、映画に触れ、映画を感じることが現実となるこの作品が、イマーシブメディアの新しい時代を切り開きます。
日本での公開は本年冬を予定しております。
つきましては是非ニュース化のご検討をよろしくお願いいたします!
スタッフ
脚本:川端康成
監督:衣笠貞之助
音楽:平野真由
イマーシブ演出:奥秀太郎
イマーシブ建築設計:今井公太郎
音響:ベンジャマン・ヴィオ
編集:福田淳子
VR効果:櫻田国治
科学顧問:ガネーシュ・ガウリシャンカール(CNRS)
技術協力:東京大学生産技術研究所
製作:イマーシブフイルム「狂った一頁」製作委員会
あらすじ
長い航海で家を空けていた船乗りは、妻や子どもたちを顧みることがなかった。取り残された妻は心を病み、閉鎖病棟へ収容されてしまう。男は彼女を見守るため、病院で用務員として働き始める。ある日、結婚を控えた娘が病院を訪れる。娘の婚約者に妻のことを知られるのを心配した男は妻を病院から連れ出そうと試みるが、彼女はそれを拒む。ささやかな夢と深い悲しみの狭間で、男は次第に幻覚を見るようになる。

イマーシブ映画『狂った一頁』解説
日本初の実験映画『狂った一頁』は、衣笠貞之助が監督し(1926年、無声・字幕なし)、川端康成が脚本を手がけた唯一の作品として、フランス印象主義やドイツ表現主義の映画に挑んだ実験的な作品として映画史に刻まれています。
2021年フランス、ポンピドゥーセンター音響・音楽研究所(IRCAM)は、同研究所で学んだ作曲家・平野真結にこの作品の音楽を依頼し、『狂った一頁』に新たな命が吹き込まれました。この新しい『狂った一頁』は、現在開発中の最先端技術「イマーシブ・ディスプレイ」を使用した最初の映画として生まれ変わります。
■お問合せ■ 株式会社EVISION / contact@evision.co.jp
すべての画像